「クエスト攻略」case.34「ミニマリスト的広告法」
こんにちは。体調はほぼ問題ないのですが、呑み会は見送りで。リスク云々よりも、一度「コロナの可能性」を発言した以上、その責任を取らない方が致命的だからね。#責任感 しばらくは大人しく過ごすとしよう。
さて、今回は…昨日振っておいた、呑み会で仕掛ける筈だったイタズラについて。実践出来なかったので効果の程はイマイチだが、割と勝機はあるだろうなぁ、という読みだ。それでは、はじまりはじまり。
「写真」と「絵」は、どちらが優れているか。
そもステーキとBBQを比較するかのような暴論だが、まぁ聞いて欲しい。
例えば写真は、文字通り”ありのまま”を写してくれる。光や角度、解像度によっても変わるが、基本は「そのまま全て」を表現出来るのが良い所だ。一見無駄なアイテムや遠目の人物も写ってしまう一方、それさえ含めた空気感、「今一瞬の事実」を共有出来る素晴らしさがある。コレは良いものだ。
対して絵は、意図的に「必要な部分だけ」を抜き出す事が可能だ。何なら、アレンジを加えても良い。色味も、ただ感じたまま表現したいままに変えて良い。一旦作者の視点、思想を通してから現実化するので、「作者の思った真実」を共有出来る素晴らしさがある。コレも良いものだ。
正直、「芸術」という面で優劣をつけるのは不可能だ。
単に無粋である、とも言える。
よって今回はあくまで、狙った広告効果を担わせるにはどちらが優秀か、のお話をしようと思う。
「写真」は、ちょっとハードルが高い。
というのも、「写真」はありのままを写すが故に、被撮影環境に大きく左右されるからだ。今では簡単に画像加工や合成も可能なのだが、厄介なのは”元ネタと遭遇した時には十中八九落胆される“という現実だ。画像や文字越しでの対話なら問題ないし、いっそリアルの出会いなら美容室やコーディネートで味が出せる。が、今の流行はZOOM会議。
当然ながら、写真の質が高ければ高いほどZOOM画面側のクオリティが追い付かない。余程高価なカメラ、撮影環境、背景、清掃などが常に用意されていないと、ギャップでマイナス評価を受けてしまう。
自分が”動画をコミュニケーションの媒体に用いるか否か”で判断すると良いかもしれない。
「絵」の良い所は、「デフォルメ」。
即ち、「強調」の側面だ。何せ絵というものはかなり作為的に描けるので、魅力的な「シンボル」や「特徴」をファンと共有し易い。
例えば「バナナ」「コーヒー」「ホクロ」「ベレー帽」「マフラー」「寝癖」などなーど。いわゆる”〇〇さんといえば“の枕詞が、貴方を魅力的に印象付けてくれる優れものだ。
また、ファンの側からも話題を振り易いし、お土産の選択も非常に楽だ。”わざわざ自分のアイコンに採用する”という事態が、まず確実に好きなものを表現してくれている。それに類する物を選べば、ほぼ確実に良好な関係を築けるのでおすすめだ。
※たまに、やしろあづき氏のように”カラーコーンの悲劇”はあったりするが。ファンアートや作中のネタがうっかりバズって、本人の印象を上塗りしてしまうケースもある。
とはいえ、「良い所どり」も不可能ではない。
詰まる所、実際に目にした時に「あ、例の!」「本当にいつも着てる!」「服装が動画と同じだったので。」とファンに話しかけられれば良いわけだ。
予想が高すぎると落胆を生むが、期待を守れば王道である。
であれば、「常に象徴的なアイテム」を身につけておけば、全自動の宣伝効果が見込めるので…
「好きなもの」でユニフォームを作ろう!
つまり、“私服の制服化”というやつだ。不意に写真を撮られた時も、ファンの応援アートにも、常に一貫してそのアイテムが登場していれば問題ない。画面越しの美しさやクオリティ以上に、予想していたアイテムの実在への感動が上回れば良いので。
可能なら、部屋の背景やプロフィール写真は好きなもの/象徴的なもので統一した方が良い。常に一貫したメッセージは、最高の広告に化け得る。
では、私の場合は?
実は一貫して好きな物がある。『黒』と『金』の組み合わせだ。
実際、手持ちのアイテムは…
コーヒーグッズ。
ザッセンハウスのコーヒミル。コーヒー店時代からの愛用品。
防災/登山グッズ。
ミステリーランチ。最高のザックとして有名。
普段の服装。
※シャツだけは一昨日500円で買った。ノースフェイスのレインウェアと、ユニクロが基本スタイル。
靴は軽登山用の旅行靴。
“小春”というモデル。地味に中敷きにも拘る。
後は愛用のヘッドホン。
使い過ぎて、最近不具合。
ノイズキャンセリングをオンにするとノイズがはいる。
当然、毎記事の画像もこの配色だ。
常にこの配色だが、何せ元々好きな色なのでストレスは一切無い。好きな事をし続けるのが、一番コスパの良い広告効果である。
必要なのは、刷り込み。
とはいえ、かのナチスや国旗のように…何でもかんでもその記号を見せられると、流石にちょっと飽きる。既にコミュニティの所属してくれた人には結束感を与えてくれるが、逆に一度アンチに成られると敵対心まで思い起こさせてしまう。
そこで私が提案するのは、既に日常にある配色に、「自分という色」を付与する仕掛け。何せ単なる「黒と金」の組み合わせは、そこらに沢山溢れている。であれば。
私が常に「黒と金」を愛用する事で、世界中の人が日常の「黒と金」を目にした時に「あ、中崎雄心っぽい。」と思ってもらうのが手っ取り早い。何せ新たにグッズを作らなくても、もう既に様々な職人が最高のクオリティで「黒と金」でグッズ展開をしてくれているのだから。非常に手っ取り早い。
後から「意味」を付与するのも簡単。
それでは、答え合わせのお時間だ。
仮に今、とあるインフルエンサーが呑み会の写真を撮ってくれたとしよう。貴方も含め、会場に集まったファンは20人。しかし、そのインフルエンサーの万のファンが貴方を認識、記憶するかはちょっと怪しい。正直、何度も通って初めて効果が見込めるだろう。
だが、ここで一言コメントを差し込んであげれば、一気に意味が変わる。
「今日のコーディネートは、ゲストであるお二人をイメージして選びました。コーヒーが好きなBさんの『黒』と、バナナが好きなSさんの『金』です。今日は楽しいひと時をありがとうございました。」
…どうだろう?
空想の中ではあるが、その写真を、もう一回見てしまわないだろうか?
勿論一切の嘘は言っていない。全て事実だ。しかし加えて用いた概念が、単なる「配色」だったので…付与出来るエピソードは自由自在。単なる記号は人に覚えられないが、「エピソード」が付与されれば記憶に残り、根付く印象も一気に深くなる、という訳だ。
後はもう「黒と金」の人で代名詞出来る。かけた追加費用は500円。既に一貫した立ち振る舞いがあれば、意味づけはこうも容易い。
※実際、「羽柴」秀吉はここがべらぼうにうまかったのだ。
まとめ。
ブランドイメージを貫こう。象徴が明確であれば、逆に絡める多様性が一気に増える。好きな物に囲まれて生きる事は、実に合理的であるのだ。
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