【Voicy】◾️誰も言わない"スポンサーコール"に対する本音の話。【リスナー視点】(9/9追記)
(2024/9/9追記分)
本日、西野さんの放送回にて「スポンサー様への進言」が既にありました。
おはようございます。普段はキンコン西野さんのVoicyを聴いている中崎です。
▼基本、毎朝7時にエンタメのお話をされています。
さて今日は、『CM内容は"実際にしゃべる人"に丸投げした方が全員ハッピーでは?』と思った話をつらつらと。
大前提として「特にスポンサー様に利益と感謝が還元されるといいなぁ」という想いがあります。よろしくお願いします。
◾️①VIPの方が『無料サービス』を支えてくれる。
さて幼い頃に「もう!TVやYouTubeに"CM"が流れるの邪魔過ぎる!」と感じた子供時代。
これは『人間の本能』としては正解ですが、しかし大人として『社会を成り立たせる理屈』を知ると流石に仕方ない、と感じます。
ザックリまとめると『無収入でハイクオリティなコンテンツを継続的に提供出来る生き物はいない』ので、受け手が無料サービスを得るにはどっかで『まとまったお金』を提供できるVIPの方が居ないとそりゃ詰むよ。というお話ですね。
よって「CMなんて見たくない!」と主張してスポンサー様を邪険にすると『放送主は(無収入なので)そもそもプロ級のコンテンツが提供出来ない』のでリスナーは自分の首を絞める事になる。
そういう訳で、(少なくともキンコン西野さんの教育圏では)『ちゃんとVIPの方々に感謝を伝えよう!』という応援文化が整っているので「今日もハイクオリティなエンタメを、子だくさんファミリーに破格で提供出来る」と言うぶっ飛んだ企画が実現中…
という訳で、まずは『VIPの方々への感謝が超大事』という前提は共有出来たかと。
ただ、それでも(というか"だからこそ")誰も口に出来なくなっている部分があるなぁ…と感じたので今回はココを文章でまとめてみます。
◾️②提供枠で『応援が循環する』事に価値がある。
はい。こちらは2019年10月2日の記事なので、"まだ企業のスポンサーコールが始まる前“の内容ですね。
端的に抜き出すと『広告は“知られる“よりも“愛される“事でしか他企業と差別化ができなくなる』という内容で、コレは私自身「正直、心地がよかったスポンサーコールしか耳に残ってないなぁ…」という体験からも頷けます。
他にも様々なVoicyスポンサー様がいらっしゃいましたが、やはり数年経っても(個人的に)パッと思い出せるのは上記のお二人。
コレは言い換えると、今も『知られている』上に『愛着が残っている』ので、やはり何かあったときに支援や応援、交流が持続的に循環しやすいのでは…?と私は仮説を立てています。
どうやら折角の広告枠は、条件①『まず記憶に残る』を満たした上で、条件②『不快では無かった事実』があれば“Voicyでスポンサーになった恩恵“(愛される事)を受け取りやすいのかもしれません。
そして「どうして今でも記憶に残ったのか…?」と振り返ると。
おそらく3つの要因があり得ます。
1.広告は最小の文字数。
2.全く同じ文言を馴染ませる。
3.西野さんの広告力を信頼してる。
◾️③伝わった『スポンサーコール』を振り返る。
1.広告は最小の文字数。
こと『説明』において、『知らない単語を2つ以上入れない』のが大事だそうで。
思えば『この放送は、〇〇〜〇〇をしているAさん、を応援しているBさんの提供でお送りします』と宣伝されても一発で聞き取るのはムリでした。
とはいえ、この時点で『知らない活動』『知らないAさん』『知らないBさん』で“3つ“も知らない単語が入ってます。
加えて厄介な事に、(登場人物である)「AさんとBさんと、しかも両者が共通で所属しているグループ」がスポンサーさんの環境にあるので“彼らのフォロワー圏では、(全員が既に知っているから)事前に適切なブレーキを踏んであげられない“という問題がありました。
どうも「知ってもらう」時点では「最小の文字数」である方が旨みがあるのかもしれません。
当事者としては短期的に「全部説明したくなる」のでしょうが、ココはあえて我慢して“最小“に留めた方が「短いCM時間のみ」でリスナーの過処分記憶(数年分)を奪えるのでお互いに良さそうですね。
2.全く同じ文言を馴染ませる。
二つ目に、『宣伝内容が3ヶ月間全く変わらなかった』のも大きいと思います。
確か別のスポンサー様の提供枠で…しばしば『〇〇でお馴染みの〜』という定型分があった筈なのですが…
残念ながらこちらは「“具体的な〇〇“が毎回バラバラに変わったせいで何も耳に馴染んでいない」のが実情でした。
また、正直『Voicyを聴くタイミング』としては「化粧中」「通勤中」「料理中」「作業中」などが多いので、“そもそも聴き逃す機会も多い“のは間違いない。
この状況で本当に「毎回変わる文言が耳に馴染むのか」というのは、かなりムリがある試みだった…と思われます。
3.西野さんの広告力を信頼してる。
結局のところ、これが一番大きかったのかもしれません。
そもそも『日本で一番の広告王』が『広告王のメディア』で『広告王の考え』を喋るから“圧倒的なリスナー数“が担保されてる訳で…
冷静に考えると『ここに素人考えのオリジナル宣伝文句を差し込む』のは実は相当ムリがある。
お寿司で言うなら「極上のシャリ」「極上のネタ」「極上の醤油」「極上のお皿」「極上のお店」が既に担保されている…と言う状況で、ここにスポンサー特権で「私の考えた付け合わせ」を“同じ空間“に載せなければならない訳です。
ぶっちゃけ既に『極上の板前さん』(西野さん)と関係性がある以上、だとしたら後は「ねぇ大将、ウチでこんな魚が獲れたんだけど上手いこと料理してくれる?」とプロに素材をぶん投げた方がよっぽど高品質な魅せ方で己の素材が活きるかと。
◾️まとめ。
▶︎折角なので『スポンサー様が愛される文言』が読まれると最高です!
ぶっちゃけると『応援しにくいクオリティの文言』を掲載されるとスポンサー様への感謝を告げにくい…!
中には『高額スポンサーに手を挙げた時点で無条件で容認するべき』と感じる方もいるのでしょうが、私からすると「その勇者が51万人規模のステージに上がるのに、事前に“社会の窓が開いている事を知ってて教えてあげない“事の一体何が他者貢献か。」としか思いません。
毎度毎度、挑戦者の『勇者モードを止めない』『雑なクオリティを引き止めない』『長期間テキトーに放置する』そして結果、『見かねて西野さんが(死なせない為に)公開の場で指摘せざるを得なくなる』という無責任なフォロワー思想には落胆を禁じ得ない。
正直、精々自分一人が嫌われる程度のリスクで応援したい方の名誉を守れるのならそれで十分『他者に貢献している』と胸を張れるのではないでしょうか。
願わくば、可能な限り全員がWinーWinの関係性に持っていけると幸いです。
それでは今日も良い日々を。