『無名時点』第92話。「古屋智将」様への旅の扉

■5つの才能。

#成長促進 #適応性 #最上志向 #信念 #ポジティブ

■イメージ。

「永劫」「一瞬」「それでもワタシは」「成すべき事を」

ただ愛に生きて、そして死ぬ。「刹那に命を賭した殉教者」といった印象です。

■解説。

成長促進:「見捨てず」
適応性:「拒まず」
最上志向:「妥協なく」
信念:「折れぬ心で」
ポジティブ:「上を見よう」

といった側面に着目すると…

愛と呪いは紙一重。それでも貴方は厭わない。

■①全ての始まり、愛ありき。

「成長促進×適応性×最上志向×ポジティブ」

人は果たして、善なるか。

或いは実は、悪なるや？

世の哲学者は、今日も言葉で戦争中。

人の本質は、善である。何故なら無垢なる子供でも、父を母を愛するのだから。人の本質は、悪である。何故なら無垢なる子供でも、虫や弱者を苛めるのだから。

…この問いに、果たして終着なんてあるのだろうか？

この子が笑顔を振り撒く様は、確かに善であり。
しかし無邪気に過つ様は、成程確かに悪であり。

…いやそもそも、どちらか一方しか無い、というのがおかしいような。

人を殺すのは悪だが、家族が殺された後でも尚悪か。
悪を成した者を許すのも、確か善の一環ではなかったか。

悪が無ければ善がなく、善が無くば悪もなし。

思うにそれは、そもそもが分かつべきものでは無いのだろう。

同じ行為、同じ事象であっても、結局は受け止める者の解釈次第。(適応性×ポジティブ)

真相は知らず。真実も分からず。

それでも結局、どちらを見るかと言われたら。

もしも全てに善と悪が潜むのならば、それなら私は善を見たい。(最上志向×ポジティブ)

人生万事、塞翁が馬。

どんなに悪い事だって、それでもきっと善に繋がる何かがある。(適応性×最上志向×ポジティブ)

全ての始まりには、まず愛ありき。(成長促進×最上志向×ポジティブ)

性善性悪のどちらが正しくとも。

こうして生まれた命は、きっと誰かに愛されても良いと思うから。

■②奪われし者へ、捧ぐ者。

「成長促進×適応性×信念×ポジティブ」

産まれた生命に罪はなく。

育つ命に罰など要らず。

それでもこの世は、罰を産む。

それは天災。或いは環境。時には無知で、或いは社会。

ただそのままで完璧だった生命は、しかし何の罪も無いまま何かを奪われる事になる。

許される事では無い。(信念)

見逃されて良い訳が無い。(成長促進×適応性×信念)

彼らの放つヒカリがどれ程小さかろうと、しかし一度でもこの瞳に届いてしまった以上…(成長促進×適応性×最上志向)

どうしても、なかった事には出来ない。(信念)

こうしてこの世界に産まれてしまった以上、ソレはたとえどんな理由があろうとも。

決して。決して殺されて良い理由にはならない…！(成長促進×信念×ポジティブ)

ワタシは彼らに、何をしてやれるだろう？

奪った者を、葬るべきか？

そうしたい。

そうしたいが、その後はもう、彼らの命を守れない。

奪われたモノを、取り返すべきだろうか？

出来れば、そうしたい。

でもきっと、奪われた時のキズまでは、埋められない。

奪われた者には、何が在って然るべきだろう？

応援、補償。支援や住まい、友人や希望、通える学校や正しい治療…

考えるべき事は山ほどあって、そしてどれもが、結局は全てを補えない事も知っている。

もしかしたら、時間が解決してくれるかもしれない。
そうでなくとも、誰かが解決してくれるかもしれない。

結局、自分に出来る事は…正直を言えば、実はもう殆ど無いのかもしれない。

あぁでも。

それでも、

それでもワタシは、今此処にいる。(適応性×信念)

例えどんなに、小さな一歩でも。

それでもワタシに出来る事があるのならば…

■③それがたとえ、那由多の彼方でも。

「成長促進×適応性×最上志向×信念×ポジティブ」

きっと。

きっとこの命の使い道は、もうコレで良い。

もしかしたら不要かもしれないし、或いは失敗するかも。

時には誤解されるし、多分、ワタシについて来れない人の方が…きっと大半。

でもまぁ、それでもいい。

もしも最初から最後まで仲間が得られなくても、

それでもきっと、ワタシは止まらない。(最上志向×信念)

ただ成すべき事を成して、そしてワタシは目の前の命に力を捧ぐ。(適応性×最上志向×信念×ポジティブ)

…

この使命に、いつしかココロを奪われていたのは誰よりワタシ。

あぁでも、あるいはきっと。

その先にある彼らの笑顔が、ただそれだけできっとワタシを癒すだろう。(成長促進×信念×ポジティブ)

命の使い道は、とうに決めた。

大丈夫だよみんな。

必ずワタシが、きっと貴方に寄り添うから。

■まとめ。

1、万物に”善”を見出す機転。

2、誰かに寄り添い、全力で想いを馳せる優しさ。

3、使命に対する、強烈な情熱。

今回は、代表的な3つの武器をピックアップさせていただきました。

それでは、お次の質問枠へ。

■今回のご質問。

Facebookには会社関係の人もつながっているため、公にはできない部分もあるけど、この資質を生かした仕事のやり方。基本的には仕事なので結果が求められるけど、下位資質が下から競争性、原点思考、達成欲、司令性、戦略性なので今の仕事に向いてない気がしてる。どうやったら上位資質を生かして結果を出していけるのか？
とは言え、高卒以来24年間勤めているからなんとかなるんだろうけど、一年前に西野サロンに入ってから考え方が変わったから、このまま今の会社にいるつもりはないんですが…
でもFacebookでは公にできないところも悩みです（笑）

との事です。

承りました！

■大前提。

まず”24年”という歳月を掛けて最初から今日までずっと闘い続けられる…という事自体が、「信念」をお持ちの方には大変珍しい。

というのも、そもそもの「会社の理念」が「自らの使命」と重なっていないと、「信念」の情熱が制御不能に陥ってしまうのですね。その場合は割と社内で衝突しますし、時には直談判やストライキも辞さない。

しかし古屋さんは、別に暴力沙汰や退職届で上司に殴り込みを仕掛けてはいない…と解釈しました。

#ですよね？
#大丈夫ですよね？

という事は…「今の会社の理念」自体にはあまり問題は無くて、どちらかといえば古屋さんの「情熱を捧ぐ理由」の方が迷子になっているのだと思います。

もしスイッチが入っている状態だと、こういう不完全燃焼程度では済んでいない筈。

※ちなみに下位資質に関しては一切気にしなくて良いです。上位の資質なりでカバーが効きますし、これだけ「人間関係構築力」が揃っている以上は仲間の手を借りれば良い話。というか「〇〇の資質が無いからキミ捨てるね。」なんて同僚が新人に言ってたら翌日から病院か豚箱が貴方のマイホームですよね？

実は今重要なのは、まず「情熱の根源」を取り戻す事です。

アプリの動かし方を悩む前に、まずは電源を確保しましょう。

■仮説。

思うに、はじまりの頃の会社は「助けるべき人」が沢山居たのでは？

それは同僚であり上司や新人、そして何よりもお客様。

その環境で「応援」「育む」と言った役割を全う出来たので、当時は充実感があった。

ただ一方、「成長する程に問題を抱えなくなる」のが世の道理。

かつての同僚や部下はもう一人前で、古屋さんの顧客も既に満たされている。

会社や社会はみんなしっかりと大人になれたのに、結果なんだか古屋さんだけが飢えてしまって、不完全燃焼中…

そんな展開が予想されます。

よって私なりの解答をば。

■解答。

旅に出てみましょう。

出来れば海外ですが、離島や僻地、過疎化した集落や子ども食堂などなど…

“昔から問題自体はあったけれど、現状のリソースだと誰も手を付けられて無いよね。”

という絶望地帯。

或いは、それらの問題へ取り組んでいる団体組織へ直接話を聴きに行ってみる。

もしも強くココロが動いた場所があれば…そしてその場所がちゃんと、寄付金を募っていたら。

少額で構わないので、そこに毎月支援する習慣を身に付けてみてください。

「自分が頑張って稼ぐ事で、何処かで誰かが笑顔を取り戻す。」

この実感が得られれば、職場でのエンジンが再びかかる筈です。

後は困っているお客さんに寄り添えば、自然と会社ごと業績が上がりますが…

場合によっては、ご自身が自ら絶望地帯へ参戦する展開も。

結局は何をやっても「お金」の問題が付き纏うので、ココだけは生涯妥協しないように忠告させてもらいます。

応援しています。頑張って下さい！

■喜ぶ事。

「成長譚」(成長促進×最上志向×ポジティブ)

「寄付先の御礼報告」(成長促進×最上志向×信念×ポジティブ)

「サードプレイス」(成長促進×適応性×ポジティブ)

「理念」(最上志向×信念)

「Dr.コトー」(成長促進×適応性×最上志向×信念)

「正しき怒り」(成長促進×最上志向×信念)

「尊き日常」(成長促進×適応性×ポジティブ)

■避けたい事。

「不正義」(最上志向×信念)

「予算の都合で」(最上志向×信念×ポジティブ)

「保守的上司」(最上志向×信念)

「リストカットブサイク」(成長促進×適応性×ポジティブ)

「子供を盾にお客を神に」(成長促進×適応性×最上志向×信念)

「承認待ち」(適応性×最上志向×信念)

「司法戦」(成長促進×適応性×信念×ポジティブ)

■アドバイス。

何処で闘うか。或いは、何処でどう死にたいか。

その理念さえ一致していれば、貴方が移り住む事で現地に”皆の都”を作れます。

恐らくその場所では、各々が秘める”譲れない信念”が明白な筈。それは他ならぬ、貴方に感化されてこその極めて特有な現象です。

“もう既に何者かになってしまった人”しか周囲に居ないのなら、恐らくその地での古屋さんのお役目は既に完了済みかと。

大まかにですが、転職、転地の際の一つの目安としてお使い下さいませ。

■Gate.92「古屋智将」様への旅の扉。

生体関数:「古屋智将」。効果:「貴方の理念を、熨斗をつけて返します。」

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古屋 智将

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