「クエスト攻略」case.31「応援される人の矜恃」
こんにちは。さて、今日は「キャラ経済」時代における、人柄の価値。並びに勝ち方についての所感を述べようと思う。それでは、はじまりはじまり。
まずはこちらをご覧下さい。
さて、そも「キャラ」の魅力。それぞれの特性はあるのだろうけれど、しかし改めて言語化すると非常に難易度が高い。正直、何処かに丁度いいお手本があると良い。
そんな貴方に朗報を。まさにうってつけの方がいた。良ければ、ちょっと覗いてみて欲しい。どうぞ。
如何だっただろうか?
理性とポンコツのせめぎ合い。世の常識に対しての、Z軸の斜め47度位の角度で行われる、独特な問題解決への試み。
「何がしたいかはわかるが、何故そうなった!?」
のオンパレードだったと思う。
当の本人は、あくまで至って真面目なままなのがまた面白い!
さり気に文章も読み易く、決してただ無能なわけではない。自分に出来る事を、一つ一つ真剣に向き合っている感が実に最高だ!!
もし良ければ、是非コメント、スキ、フォロー、シェア、リツイート、サポート、オススメ、寄付、課金、Amazonの欲しい物リスト、応援、貢物…是非よろしくお願いします!
…いや、流石にやり過ぎた。反省している。大変申し訳ない。ただ、私が実際に500円のサポートを行なって”オススメ”を行った、という事は紛れもない事実だ。
それではようやく、本題を解説するとしよう。
①配られたカードで「勝負」している。
例えばの話だが。仮に貴方が今、トランプゲームの「大富豪」で遊んでいるとしよう。周囲は皆、歴戦の猛者達だ。時に勝つこともあるかもしれないが、しかし大半は貴方の負けであるとしよう。毎度良いカードは、勝者に持っていかれる。代わりに来るのは、いわゆるブタ、クズと呼ばれるカードばかりだ。
手持ちの手札はブタ。プレイヤーのスキルもポンコツ。上手く行った経験もほぼ0だ。
さて、この状況で…尚諦めずに、常に目の前の現実に集中して戦える人間が。果たして一体、どれだけいるだろうか?
周辺の富豪や平民、貧民さえもがこう思うだろう。
「とっとと投げちまえ、勝てるわけないし、真剣にやったって仕方ないだろう。」
と。何せトップに勝つのは、決して楽ではない。そこそこ優秀な富豪でも厳しいし、平民や貧民では、尚絶望的だ。例え適当にこなしても、成る程、そこまで非難はされない。ある意味で、妥協は許されているともいえるだろう。
しかし。
もしそこで、尚諦めなかったら?
そのプレイヤーの後ろには、必ずファンが付くはずだ。目先のテーブル上のチップは極貧でも、おそらくその椅子の後ろには多くのファンが付く。まず間違いなく、「ファンの取り分」に関しては”諦めていない奴”の総取りに近い。そして大富豪の側に着くファンもいるものの、しかし彼らも内心、大貧民側を応援してしまっている。「自分の応援している陣営を、むしろ積極的に盛り上げてくれるチャレンジャー」だからだ。
つまり、例え純粋なスキルでは一切勝てずとも…「真剣である」という事は、ただそれだけで応援される要因に成り得るのだ。
実際、大貧民でも「3枚出し」などで戦況へアプローチ出来るし、なんなら「革命」さえも起こし得る。諦めるには、まだ早い。
②「配慮」がある。
とはいえ、流石に下品だとアウトだ。人を売ったり、投げ出したり、無様な言い訳をしたり。コレをやった瞬間、一気に排斥される。
前の職場の料理長がそうだったのだが…本来は愛されるキャラクターだとしても、肩肘張って見栄を張って、逃げてばかりで人を売ったので、詰んだ。別に、市販のオーブントースターすら使えないのはまだ良い。マニュアル作りが、一行もわからないのもまだ良い。いつまでも冷凍食品の揚げ物しか従業員の食卓に並べられないのも、ギリギリまだ良い。
しかしよりによって、「部下が勝手な事をしたので私にはわかりません」と宣った。なんと「フォロワーを売った」のである。
実際には、当の料理長が去年のルールを手抜きでサボったから。恐ろしい事に、その事実は大分早い段階で既に全員にバレていたのに、だ。瞬間、全ての生き物からの、排斥の力学が働いた。
「ポンコツ」な人の優れた立ち位置は、「フォロワーを本心から持ち上げられる」謙遜の立ち位置だ。そこには嫌味もおべっかもない。シンプルに明らかな、ただの事実。フォロワーの抱える、「自分は思った程ダメじゃないのかもしれない…!」という不安を肩代わりするのが「キャラ」の特権の条件。フォロワーに勇気を与えるのが大事である。
なので、その料理長は…「役に立たない」かつ「意味すらない」に堕ちたので。もはや、どうにもならなかったのである。
③「素直」である。
実はコレが一番大事かもしれない。他の性質は後から学ぶ事も出来るが、そもココが下手だと…どうやっても吸収率が悪すぎて、どうにもならない。
何しろファンが期待しているのは、「小気味よく展開する物語性」だ。
ポンコツな人ほど支援が集まる以上、肝心の資源の使い方が下手だと意味がない。
信用できる人のアドバイスであれば即実行し、ファンからのコメントにはいち早くリアクションをとる。問題が起きれば即公開して、解決後までちゃんと発信する。結末の成功、失敗は問わない。どんな形であれ、ファンに「自らの物語を完結まで楽しませる姿勢」=「エンタメ性」が一番大事だ。
何事も、「はい、やります!」と「すみません!」「ありがとうございます!」の精神が肝である。
④「軸」がある。
とはいえ、なんでもホイホイ引き受けたら?実はこれはこれでつまらない。「どうせコレもやるんでしょ?」という”慣れ”は非常にイカン。予想出来ること=”ベタ”である。「物語性」を売っている以上、コレは下手過ぎる。
となると、「コレは本当に、その人らしいか?」という「軸」が必要だ。決して万能のピエロなのではなく、その人が持つ信念。理念や矜恃。ココがハッキリしていれば、「キャラ」が立つ。ココに沿う物語であれば、それは”王道”。いわゆる「期待を裏切らない」、というやつである。
最初からあれば完璧だが、とはいえ何事も試すうちに解る物だ。この「自己理解」の物語は、王道の「覚醒イベント」でもあるので…いっそファンと共に探った方が盛り上がるかもしれない。
⑤出来ない事は「頼る」。
実際、頼まれ事は「する」より「される」方が気持ちいい。相手がテイカーなら論外だが、ファンにとっては無上の喜び。「自分の好きな人が、自分を頼ってくれる」というのは恋愛や仕事に限らず、最高の喜びだ。「自らのファンに、自分にとってのヒーローに成れる機会」を与えている。最高のギブの形。特に日本人は(私を含め)ココが苦手。だからこそ逆に、ココが出来れば一気に優位に立てる。折角のポンコツ特権、存分に活かすべし。
まとめ。
「応援される人の条件」
①最後まで投げ出さない。②配慮がある。③素直である。④軸がある。⑤頼る。
細かくいけばまだまだ要素はあるのだろうが、まずはここまで。「物語的なキャラ」をその身で体現しつつも…結局は「自分のファンを、徹底的に勝たせる姿勢」が重要なのかもしれない。さて、貴方はいくつ当てはまっただろうか?
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