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「(後編)ちゃんと株を持ち合おう!」(37日目)
■概要。
「(絵本)ボトルジョージ誕生秘話。正しいクリエイター支援のお話。」
※当時の「西野亮廣エンタメ研究所」の記事を、感想(しるし)を追記して再掲載します。
■本日の応援者。
この記事は、「実は今月無収入で、大ピンチです。by中崎雄心」の提供でお送り致します。
■以下、本文。 (2020/02/04)
2月4日(火) ※2月6日以降は『いいね』を押さないでください。
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こんばんは。
来週インドに行くことにしたキングコング西野です。
さて。
今日は朝から映画『えんとつ町のプペル』の仮アフレコをしてまして、毎朝コラムの配信がこんな時間になってしまいました。
ごめ~んね!
そんなこんなで、今日は昨日の記事の続きです。
(※昨日の記事をまだ読まれていない方は、先に、そっちを読んでください)
それでは、どうぞ!
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▼ 『株』を持ち合った方がいいよね(後編)
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要するに僕はクリエイターの支援をしたいわけです。
ただ、その支援が『善意』だけになってしまうと、支援の熱量が下がるか、もしくは「支援疲れ」が起きてしまう。
高い熱量で支援し続ける為には、必ず“支援する側”に『リターン』を設計する必要があって、その一つが「クリエイター同士で『株』を持ち合う」という方法ですね。
広告費が発生する場所に(普遍的な)共同作品を置く(映画『えんとつ町のプペル』のカバー曲)企画が、それにあたります。
映画『えんとつ町のプペル』のカバー曲がアップされたチャンネルを僕が宣伝すればするほど、僕にメリット(※映画の宣伝になる)があるわけですね。
そして、
映画『えんとつ町のプペル』がヒットすればするほど、カバー曲の再生回数が回って、カバー曲をアップしてくださったアーティストさんに配当(ファン&広告費)がいくわけですね。
YouTube以外にも、「クリエイターの『株』」になりうるものはきっとあるハズで、僕らは、それを探す必要があります。
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▼ 堤さん(トンコハウス)を、どう支援するか?
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映画『ダム・キーパー』で米アカデミー賞にノミネートされたトンコハウスの堤さんが来日されていたので、先日、呑みに行ってきました。
メチャクソ楽しい夜でした。
才能に溢れているし、人格者だし、たくさん夢を与えてくれる人なので、具体的に応援したいと思ったのですが、何度も言うように『善意』で支援を始めても意味がありません。
嫌な表現ですが、お互いのことを考えても、「堤さん(トンコハウス)を応援すればするほど僕が得をする」という環境を作った上で、応援すべきです。
梶原と西野でいうところの「キングコング」のように、
堤さんの仕事が上手くいけばいくほど、西野が配当を受けられて、
西野の仕事が上手くいけばいくほど、堤さんが配当を受けられるような、
そんな「○○」を作ることができればいいわけですね。
何かないかしら?
そんなことを考えていた矢先、担当編集の袖山さんから「プペルの重版がまたまた決まりましたー!」という連絡をいただきました。
プペルの重版は、これで『43刷』です。
特筆すべきは、「重版のペースが落ちていない」という点です。
そうなんです。
絵本はビジネス書と違って古くならないので、「ある一定のラインを越えたヒット作」となると、子供が生まれる度に重版がかかり続けるんです。
そして、もう一つ。
今回は、映画『えんとつ町のプペル』の公開のニュースを出したタイミングと、舞台『えんとつ町のプペル』が始まったタイミングで、それぞれ重版がかかったのですが、言ってしまうと、西野が活躍する度に重版がかかっている(売れている)のです。
なので、この「過去ログまとめ」も「株」として機能すると踏んだ。
中崎が売れれば売れる程にサロンの記事と入会数に貢献。勿論、西野さんが頑張れば頑張る程にこのマガジンも閲覧数アップ(応援コメントが多くの人に見られる)という。さて、どうなることやら?
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▼ 絵本という『株』
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面白いのが、『えんとつ町のプペル』が売れると、数年前に出した他の作品(絵本)も芋づる式的に売れます。
これには、「他の作品も読んでみたい需要」と、「コレクション需要」が考えられます。
後者は“絵本ならでは”ですね。
たしかなことは、「絵本の価値は、プレイヤーの人気で変動することはあっても、時間(の経過)で変動することはない」ということです。
絵本って、めちゃめちゃ【株】っぽいんですね。
そう考えると、『えんとつ町のプペル』という株は、僕一人で持つよりも、何人かに持ってもらった方がよくね?
例えば、ホリエモンさんと一緒に、ビジネス書を書いたみたいに。
たとえば、あなたが『えんとつ町のプペル』の株を50%持っていたら、全力で「西野」を応援するでしょう?
西野が活躍すればするほど、『えんとつ町のプペル』に重版がかかって、その都度、配当が貰えるのだから。
結論は非常にシンプルです。
堤さん(トンコハウス)を支援したければ、堤さん(トンコハウス)と共同で絵本を作ればいい。
堤さんを応援すればするほど僕にメリットがあるし、僕が活躍すればするほど、共作の絵本の重版がかかり、間接的に堤さん(トンコハウス)を支援することができる。
面白いのは、「絵本の印税(を受け取れる権利)」も『株』のように売ることができる点です。
僕のビジネス書の印税を受け取れる権利を買う人はいませんが、絵本『えんとつ町のプペル』の印税を受け取れる権利を「1億円」で買う人は普通にいると思います(※売らないよ)。
そう考えると、絵本って、メチャクチャ『株』っぽくて、活動を応援したいクリエイターとは、絵本を共作して、株を持ち合う状態を作っておくといいなぁと思いました。
複雑な話をしていますし、自分でも、まだ綺麗に話せた気がしていませんので、「ちょっと分からない」という方は、コメント欄で、賢い人に説明してもらってください。
『絵本は【株】っぽい』というのは、結構、面白い話だと思います。
現場からは以上でーす。
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■私のしるし。(当時のコメント)
■今振り返ってみて。
「株」。
応援すれば応援するほど、自らにもちゃんと得があるもの。
実は自分のサービスである「無名時点」もこの設計に感銘を受けたもので、
①中崎が売れれば売れる程、依頼者物語への導入が増える。
②依頼者が売れれば売れる程、その記事をシェアすることで「無名時点」が知られる機会が増える。
という仕組み。
人の持つ「才能」を株にした設計だね。
問題は、新たな依頼者が現れないと次作が生まれない事。
何回か「才能だけの架空の人」に執筆したが、思いの外詰まらなかった。
この問題、まだまだ難しい。
■宣伝。
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