【ポケカ自主大会】非ルール限定戦の紹介と、前回開催時からの変化点
おはようございます! TKです!
フライゴンが最推しのその辺にいるポケカプレイヤーで、自主大会やったりとかジャッジやったりもしている人です。
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今回は自分が代表を務める「GA団」という団体で開催する、非ルール限定戦の紹介と、個人的注目カードのピックアップをさせてください。
既にエントリーいただいてる方については、この記事が環境考察の参考(あるいは一つの悩みのタネに?)なれば幸いです。
1.大会概要
①基本情報
■大会名
GA団チャレンジカップ-『ルールを持つポケモンをのぞく』-
■開催日
4/20(土)
■場所
国分寺駅すぐ近くの貸しスペース
■ルール
「ルールを持つポケモン」以外でデッキを構築
■参加方法
下記のトナメルからエントリー
詳細なルールはトナメルをご参照ください。
いわゆる非エクと呼ばれるポケモンたちだけ(ただし「かがやくポケモン」はルールを持つため使用できない)で戦うレギュレーションです。
それ以外の構築は現行スタンダードレギュレーションに則ります。
②使用禁止カード
ルールを持たないけれど環境調整のため使用禁止のカードがあります。
まずはこの手の大会を開くと毎回顔を覗かせる彼ら……そう、ロストです。
このレギュレーションで開催するのは二度目なのですが、前回はこうしました。
というわけで今回も「ウッウ」「ヤミラミ」は使用禁止に。「キュワワー」自身は悪さをしないのでそのままとしています。
前回の紹介noteはこちら。
そしてワイルドフォース、サイバージャッジが発売され、環境には強力なカードが多数登場しました。
当然そんなカードの中には非ルールの強力なポケモンたちがいますね。特に活躍が目立つのは以下の2枚のカード。
あだうちやばねで非ルールとは思えない打点を繰り出す「トドロクツキ」、じばんほうかいで山札を一挙に4枚も削る「イダイナキバ」。それぞれ専用デッキが組まれ、環境にも顔を覗かせるほどには強力なポケモンです。
たねの割には元のHPも高く、ブーエナ古代によってさらなる耐久力の向上も狙えます。
そして非ルール限定戦ということで、火力は全体的にデフレ気味。
そんなわけでちょっとオーバースペックに感じたので……
2枚とも使用禁止カードに指定させてもらいました。
③ルールまとめ
トナメルに書いてあることそのままですが、ルールをまとめるとこんな感じです。
このルールの枠組みの中でデッキを構築、当日は対戦してもらいます。
2.前回との変更点
カードプールが違いますといえば元も子もないですが、もう少し深掘りしてみましょう。
① Eレギュレーションのスタン落ち
前回の開催時点ではEレギュレーションが使用可能でした。
このEレギュには非ルール限定戦では有用なカードが多数ありまして……
例えば各1進化ポケモンに適宜変化する「ゾロアーク(げんえいへんげ)」や、1進化でエネルギー加速手段として有用な「モココ(エレキダイナモ)」「チェリム(はるらんまん)」など。
さらにHPライン低めになるので、結果的に様々なカードを手札に加えることのできる「レベルボール」もEレギュレーションです。
総じて「非ルール限定戦においてEレギュを失ったのは結構痛手なのでは……?」と思っています。
② ACE SPECの登場
ワイルドフォース/サイバージャッジより再登場したACE SPEC。デッキに1枚しか入れられない代わりに超強力な効果を備えたカード群です。
当然これらのカードに使用制限はないので、何を選択するかでデッキの方向性が大きく変わるのではないだろうかと感じています。
③ 二回目の開催であるということ
実はコレが一番大事。
つまり前回の経験があるので、例えば「前回強かったあのデッキをメタる方向で考えよう」という人もいるわけです。
前回の大会開催レポートはこちらです。各デッキ紹介もしているので、もしかしたらなにか発見があるかもしれません。
3.注目カード紹介
ここまで書いたことを踏まえ、個人的に注目しているカードを何枚か紹介します。
① レントラー(みなぎるせんこう/ワイルドボルト)
リバーサルエネルギーとセットでの採用が見込まれるカード。
前回時点でも使用可能でしたが、今回あえてあげた理由は前回の優勝デッキがあるからです。
レポートを読んでもらえればわかりますが、前回の優勝はホエルオーでした。
実質耐久230+αが毎ターン240ダメージを飛ばしてくるので、準備に少し時間がかかっても簡単に巻き返してきます。
ホエルオーはFレギュであるため当然今回も使用可能であり、台風の目になることが想定されます。よって雷打点を採用したデッキは注目度も高く、その中でも色々なデッキに出張可能なレントラーは個人的大注目の一枚です。
② コライドン(げんせいらんだ/ひきさく)
ワイルドフォースにて登場した古代ポケモンの王。またの名をツバサノオウです。
「げんせいらんだ」が強力で2エネで最大180打点出せる。非ルール戦においては十分すぎるダメージラインです。
手札が揃っていさえすれば後1から殴り出すことも可能なのが強い。
また古代ポケモンなので元々のHPも高く、さらにブーエナ古代にも対応しているので非ルールのたねポケモンとしては頭一つ抜けています。
ただしシステムポケモンの採用が難しく、スタンでは一緒に使われているかがやくゲッコウガはルール上採用できません。
正直安定性には難がありますので、そこを解消できるデッキ構築力が問われます。
③ メタング(メタルメーカー/ビーム)
サイバージャッジにて登場した鋼タイプのエネ加速要員。1進化なのでデッキスロットを圧迫しないのが良き。
鋼タイプのアタッカーとしてはザマゼンタ(メタルシールド/かたきうち)やミミズズ(えいようてつぶん/つきぬける)が使いやすそう。
鋼タイプの被ダメージを抑えるフルメタルラボを組み合わせれば、これらのアタッカーの場持ちもよくなりそうですね。
④ オーダイル(トレントハート/おおなみ)
ワイルドフォースにて登場。特性によって最大280ダメージ。上にもあげたホエルオーですらワンパンしてくる超火力を放つ、水御三家ポケモンです。
わかりやすく大火力が大好きな人に!!!
なお特性を使わないでも160ダメージ出せるので、実はこれだけでも充分なケースが多そう。
進化前のワザもちょっと有用なので、ジーランスと組み合わせるもの一考。
⑤ ネイティオ(アカシックセンス/ちょうねんりき)
黒馬バドレックスを彷彿とさせる特性を持つ超エネ加速要員。
なんなら黒馬は加速先にタイプ縛りがあったので、こっちのほうが上位互換の特性である(それを非ルールが持っているという驚き……)。
加速先にタイプ縛りがないということで、超タイプのアタッカーはもちろん、無色エネで動くカビゴンなどを準備させても面白そうである。
⑥ エヴォリューション
ここからはトレーナーズ編。まずは前回の開催時にはなかった「ワザマシン」。
このカードの存在で、前回と比べて進化デッキが活躍しやすくなりそうだな~と感じています。
ただし環境にはサイドを1枚しか取れない非ルールポケモンしかいないため、エヴォリューションに1ターン使ってしまうと、その後どこかでサイドを逆転する手段を用意しないと追いつけなくなります。
ご利用は計画的に。
ところでゲームだと「わざマシン」表記のはずなんだけど、なんでカードでは違うんだろ……?
⑦ セイジ
出したばかりのポケモンでも進化可能とするサポート。
後攻1ターン目から動かすことで価値が最大限に発揮できる1進化ポケモンを採用しているなら検討したい。
ただし当然ネオラントVはルール上デッキに入れられないので、確実にこのカードを初手に握っていられるかどうかは別の話。
ちなみに4積みのカードが初手7枚にある確率はおおよそ40%です。
⑧ サバイブギプス
新弾クリムゾンヘイズにて登場したACE SPEC。新弾はシールド戦パックだし、非ルール限定戦の環境そんな変わらんかな~と思ってた矢先にこのカードが発表されてひっくり返ってしまいました。
HP低めの非ルール戦は基本的に取って取られての繰り返しになる"はず"なのですが、その前提を覆すことのできる1枚です。
このカードの存在もあって今回はロストスイーパー採用のデッキが増えるのではないか? と予想しています。
4.終わりに
以上、非ルール限定戦の紹介と、個人的注目カードのピックアップでした。
なお実際の環境がどうなるのかは当日になるまでわかりません。
それこそ前回のホエルオー優勝は完全に意識外の出来事であったため、参加者の皆さんの発想力には毎回唸らされます。
当日は皆さんが思い思いのデッキを持ち込み、それぞれのカードが大活躍している……そんなシーンを見られることを楽しみにしています。
なお繰り返しになりますが、非ルール限定戦はまだまだトナメルにてエントリー受付中です!
もし気になる方がいましたら参加エントリーいただけると幸いです!
(※定員を超えた分はキャンセル待ちでのご対応となります)
サムネのビーダルとビッパかわいいな……。と思った人、トナメルを覗くだけ覗いていってください。
また予定が合わないけど気になるって人はGA団の公式アカウントをフォローいただけると、今後の大会情報も掴みやすいかと思います。
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それではここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
またお会いしましょう!