ゲーム版『メガトン級ムサシX』シェルタークエスト考察
注意書き
この記事にはゲーム版『メガトン級ムサシX』中のネタバレが含まれます!未プレイの方はまずプレイしてからご覧下さい!
シェルター『エデイシア』
アニメ版で既に明かされていたシェルター。シェルタークエストでは何故エディシアが崩壊してしまったのか、その経緯が明らかになりました。シェルタークエストでは心が痛む話が多いですが、このクエストが個人的には見てて辛かったです。
エディシアではシェルター外に出る為に、外気で生きる昆虫の遺伝子を研究していました。その時にワームが突然変異種として誕生してしまい、それが研究所に出た結果、滅びてしまったそうです。
ワームは巨大な生物(現存する世界最大の生物のシロナガスクジラよりも大きい)で、メガトン級ローグでないと対処出来ない生物になってます。シェルターが壊滅したのも無理ないですね…。
現実世界では、遺伝子組み換えの研究をするには国の認可が必要です。遺伝子組み換えする技術があったとしても、普通の実験室でやってはいけないという訳です。
なぜそうしてるかと言うと、ワームの例から分かる通り、もし遺伝子組み換えされた生物が外に出たら、生態系に影響を及ぼす恐れがあるからです。その為、遺伝子組み換えされた生物が外に出ないように細心の注意を払わなければなりません。
私は遺伝子の勉強の他に、動物倫理についても色々な話を聞いたことがあるので、研究室の人間と実験動物を見てて辛かったですね。
そうだといって、動物実験自体をを否定するわけではありません。私達が享受している医療や科学技術は動物実験の繰り返しによって成り立っているからです。動物実験を行っている研究機関には慰霊碑が建っていました。私達も、動物実験に使われた動物達に敬意と感謝の心を持ちたいですね。
ちなみにヴィクトによるとワームは栄養価が高く、薬になる他に良い出汁が出るそうです。どんなものか食べてみたいような…。
シェルター『ザクソン』
ザクソンで明かされたのはアンドロイド研究と『黒いローグ』の存在です。
ザクソンで生きる人々の心は沈んでおり、芥川康太と同じ型番のアンドロイドが活動していました。その中の一つ『コーディ』を復元し、中に残っている情報を読み解きます。
康太やコーディの様子から分かる通り、この時代のアンドロイドには感情が宿る程進化が進んでいたのですね。シンギュラリティ『技術的特異点』に達してる可能性があります。
それともう一つ気になったのが『黒いローグ』ですね。シドルの技術によって無人型になったローグですが、何故圧倒的な軍事力を誇るシドルが回りくどいやり方をするかは疑問です。マーガレットは裏切った地球人が居ると考えてますが、どうでしょうか。
『メガトン級ムサシX』キービジュアルの配置から外山小次郎は最初敵サイドで登場すると睨んでるんですが、もしかすると彼がそうだったりするのでしょうか?それか、名前が明かされてない謎のおじさんでしょうか?
シェルター『エルダクレイ』
エルダクレイで明かされたのは、ローグの工場。そして何者かによってローグをザクソンを襲わせた経緯です。個人的には、20m以上あるロボットを大量生産出来る技術と資源の確保に驚きましたね。
司令官であるランサム・ベントレイのランサムには身代金という意味があります。実際シェルターを人質にされましたね。
ローグ軍団は今後のアニメに出てきそうです。そして、先程も考察した通り、何者かがシドル側に寝返った可能性があります。今後の展開に期待です。
シェルター『ライシャール』
ライシャールで明かされたのは、宇宙に浮かぶコンピュータ『スペースライブラリ』です。『スペースライブラリ』に情報を取りに行く展開は今後ありそうですね。
ライシャールではシェルターの大気浄化装置が損傷してしまい、『スペースライブラリ』の情報を使って修理しようとしますが、その隙を突かれてシドルに攻められてしまいました。
そこで手に入る『オメガブースター』は宇宙空間でも使えるブースターで、宇宙空間でスカイビルドする『ムサシX』にも使われる可能性があります。今後が楽しみですね。
シェルター『ボルクスタ』
ボルクスタで明かされたのは、イクシアの最終地点『サンクチュアリ』の存在。ここから考えると、『サンクチュアリ』にも地球人の生き残りが居る(もしくは居た)可能性があります。
ボルクスタもイクシアのように浮上しようとしていました。そこで『サンクチュアリ』から送られたデータを元に反重力エンジンを作りましたが、あまりにも突貫工事だった為に失敗してしまいました。
それと、侵略によって火山活動が活発になったのいうのも気になります。そもそも『メガトン級ムサシ』中の地球には穴が空いてるので、もっと大きな影響があってもおかしくはないんですよね。他にはどんな影響があったのかは気になります。
今回はここまでです。アニメの他にゲームの方の考察もしていきますのでお楽しみに。
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