『イナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロード』の前にハクスラの流れを知っておく
はじめに
今回は『イナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロード』(以下『イナズマV』と略する)の育成の仕様について予想します。今作はハクスラ要素があるという事で、イナズマイレブンと同じレベルファイブの作品である『メガトン級ムサシX』の情報も参考にします。ハクスラ要素がよく分からないという方の為にも、その仕様を分かりやすく説明します。それではいきましょう、レベファイッ!
ハクスラの流れについて
そもそもハクスラとは、ハック(hack)&スラッシュ(slash)の略語です。敵を倒してアイテムを手に入れ、それを元に強化してより強い敵と戦う、という戦闘重視のゲームになっています。ハクスラゲームには強化するまでの流れがあり、今からそれを順番に説明します。
ちなみに、『メガトン級ムサシX』はハクスラ要素があるロボットゲームです。レベルファイブの現行最新作品なので、『イナズマV』の予行演習として遊んでみるのもいいかもしれません。『メガトン級ムサシX』はNintendo Switch、PS4、PS5で基本プレイ無料です。
①選手・ビルド構成の方向性を決める
ハクスラゲームはアイテムを集めて強化しますが、具体的にどのように強くなるのかを予め決めなければなりません。属性を重視するのか、それとも必殺技を重視するか、その方向性を決めておく必要があります。それに加え、『イナズマV』では4500人以上という豊富な選手キャラクターが居るので、この選手が使いたいというのを絞り込んでおきましょう。
②選手の解放
①で決めた選手を解放します。ストーリーモードのキャラはストーリー進行で、クロニクルモードでは対戦後のキズナスターで解放し、キズナックスの条件を満たして仲間にするという流れだそうです。強い選手や人気の選手は恐らくですがその条件が厳しくなります。自分の実力で取れそうな選手から解放し、作りたいチームを作っていきましょう。
③周回
②で解放したキャラを入手、育成する為にミッションを繰り返します。周回するミッションはなるべく目的にあったものにしましょう。『イナズマV』ではミッションの難易度が四段階に分かれ、難しい程報酬は良くなります。しかし、苦戦するうちは簡単なミッションを繰り返し行う方が効率は良いです。選手を育成・強化し、より難しいミッションを効率よく周回出来るようにしましょう。
④選手の生成・厳選
TGS(東京ゲームショウ)2023で発表された情報によると、『イナズマV』の選手はスピリットというアイテムを使って生成するそうです。『メガトン級ムサシX』ではマテリアルというアイテムからパーツや武器を開発することが出来たので、それに似ていますね。
『メガトン級ムサシX』のパーツ・武器開発ではマテリアルとは別にコストとしてクレジット(ゲーム内通貨)が必要でした。『イナズマV』でも簡単にスピリットを選手化出来ないように何らかのコストが必要になると思われます。『メガトン級ムサシX』のパーツ・武器開発ではレアリティが上がる程、要求されるマテリアルとコストが上がるので、『イナズマV』でも高レアの選手は簡単に量産出来ないかもしれません。その為、とりあえず選手がたくさん欲しいという場合は、低レアの選手を量産するのがオススメです。
それに加え、パッシブスキル(そのキャラが居るだけで反映されるスキル)の厳選も行います。必殺技特化ならテンションゲージや必殺技の威力に関わるスキル、属性重視なら属性に関わるスキルがあるキャラを集めていきます。『メガトン級ムサシX』も『イナズマV』も同じ選手やアイテムでもスキルに個体差があるので、なるべく自分の望みに近いスキルのものを集めましょう。
また、選手の厳選を続けるとコストやスピリットが足りなくなります。その場合、再び周回を繰り返して集め直さなければなりません。
⑤選手の育成・強化・ビルド調整
④で厳選を終えた選手を育成、強化します。育成は試合や特訓を繰り返してレベル上げして行きます。それは今までのイナイレシリーズでもあった概念ですが、今回はそれとは別に強化という概念があります。スピリットを使う事によってゲージが溜まり、レアリティが上がるという事ですが、これにもコストが必要な可能性があります。
『メガトン級ムサシX』にはアップグレードとオーバーリミットという強化方法があります。アップグレードはランク上げですが、オーバーリミットはランクとは別に強化値というものが付与されます。アップグレードはコストが高い分必ず成功しますが、オーバーリミットは確率で失敗するという仕様になっています。『イナズマV』の強化も似たような仕様になるのでしょうか。
また、イナズマイレブンはサッカーゲームなので、他の選手との組み合わせも重要になります。各選手のパッシブスキルから必要なものと不要なものを振り分け、時には秘伝書を使い、自分の理想のチームに近づけていきます。
⑥完成
こうして手塩を掛けて育てた選手がヒーローになりました。しかし、それで終わりではありません。先程も言いましたがイナズマイレブンはチーム戦、つまりチーム全体の強化をしなければならないのです。一人の選手がヒーローになればまた次の選手、それが終わればまた次の選手と続けなければなりません。
また、最強チームは一つではなく、相手ごとを何個も作らなければならないので、莫大な時間が掛かります。その為、一番時間の掛かる周回をいかに効率良くするかが鍵になります。
注意点
『イナズマV』では4500人以上の選手に加え8段階のレアリティ、ランダムに付与されるパッシブスキルがある為、実質無数に選手が存在します。その中から目当てのキャラを引き当てるのは非常に困難を極め、とてつもない時間が掛かります。ある程度やり込めばレジェンダリーの選手の入手自体は簡単になるかもしれませんが、それ以上にパッシブスキルの厳選は難しいです。
その為、ある程度の妥協は必要かもしれません。どこまでを妥協するかは各々の戦力やゲームに割ける時間に掛かってきます。
また、『メガトン級ムサシX』では一度入手したアイテムのレアリティを上げることは出来ませんでしたが、『イナズマV』では教科によって選手のレアリティを上げられます。しかし、そう簡単にレアリティを上げられないのではないかと予想してます。レジェンダリープレイヤーをヒーローにするには相当のコスト、つまりポイントやスピリットを沢山集めなければならないかもしれません。厳選にも時間は掛かりますが、それ以上に各選手の強化にも時間は掛かるかもしれません。
それと、選手を4500人保存出来ると知って多いと思った方が居るかもしれません。しかし、私はこれでは少ないと感じました。こちらのスクリーンショットは実際に私がプレイしている『メガトン級ムサシX』の画像です。
課金分も含みますが、『メガトン級ムサシX』はアイテムを合計5000個以上保存できます。しかし、アイテムごとの保存分は各500個となっています。これだけ見ると多いかもしれませんが、『メガトン級ムサシX』ではアイテムのレアリティ、パッシブスキルが異なっていようが同等であろうが各1個と換算されます。厳選する場合、同じアイテムを複数個集めなければならない為、こちらのインベントリもすぐに埋まります。
イナズマイレブンファンは各選手を一枠と換算して多いと感じているかもしれませんが、実際には一人の選手を複数体集めて厳選しなければならないので、やり込み勢は4500という枠もすぐ埋まるのではないか、と予想しています。しかも課金もないそうなので、『メガトン級ムサシX』のように追加分を買う事も出来ません。課金がなくて安心したファンも居るかもしれませんが、個人的にはライト勢とやり込み勢を住み分けるためにも課金は必要ではないかと思いました。
あとがき
長くなりましたが今回は『イナズマV』のハクスラ要素についての説明でした。実際のゲームでは仕様が変わるかもしれませんが、前情報では『メガトン級ムサシX』の仕様とよく似ている為、似たような流れになると思います。私はハクスラって何?という状態から『メガトン級ムサシX』をプレイし始めました。プレイ時間はもうすぐ600時間になりますが、まだまだ集めていないアイテムは沢山あります。
イナズマイレブンシリーズはファンが多いので、少しでもハクスラに対する疑問を払拭出来るようにとこちらの記事を書きました。長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました。私は普段『メガトン級ムサシ』の考察をしていますが、『イナズマイレブン』についても予想や考察記事を出していきます。それでは、また次の記事で会いましょう!