[政府]昨今の昨今について
「昨今」という言葉の危機
昨今、昨今という言葉が耳にする機会が減ってきている。
昨今の若者を指すときはZ世代、昨今の世界情勢や気候変動を指すときは「危機的」や「予断を許さぬ」などの表現にすり替わってしまった。昨今はこのまま消えてなくなる運命なのだろうか。
昨今の昨今についてできる限り客観的で冷静な視点で分析し、昨今の生き残り戦略を提言したい。
一昨今では使われてた昨今がなぜ使われなくなったのか
「一昨今」は「おととこん」と読む。昨今よりも少し前の時間を指す単語で、「一昨日(おととい)」からインスピレーションを得て昨今私が作った言葉だ。学校や職場で積極的に使って欲しい。閑話休題。
言葉の変化がテーマになると何かと罪を被せられがちな若者だが、昨今の昨今事情についてはどうやら冤罪のようだ。若者たちは、もとより最近(さいきん)、今風(いまふう)、ナウい、モダニズムなどの表現を使ってやり取りしているため、そもそも昨今の減少現象(げんしょうげんしょう)には影響を与えていない。
一昨今において昨今を使っていたのは当時のお年を召した方達と考えるのが自然だ。(昨今のおじさん差別問題に配慮し、お年を召した方と表現する。)
ではなぜ、お年を召した方達は昨今昨今を使わなくなったのか。
その答えは、「オールドメディアによる昨今狩り」だ。
余白の関係で詳細は省くがオールドメディアは昨今を毛嫌いしていることが統計的に間違いなく明らかである。一連の出来事は一昨今より続く、オールドメディア、日本政府、アメリカ政府による昨今狩りがジワジワと進行している証拠なのだ。
事実、昨今狩りが一昨昨今(※注:さきおととこん)から始まっているアメリカでは昨今を使うアメリカ人はほぼ皆無となっている。
昨今の生き残り戦略
政府による昨今狩りという揺ぎ無い現実を前に絶望に浸っている場合ではない。昨今は昨今が生きるか死ぬかの瀬戸際であり、手段を選んでいる場合ではないことはご理解いただけたと思う。
その解決策を提示するのがこの記事の趣旨だった。しかし、政府による昨今検閲の魔の手は私の想定よりはるかに早く、深く浸透していることが分かった。
計算外(利用規約は事前にちゃんと読もう!)
Twitter(昨今:X)で「昨今は古代エジプトでも使われていた」という捏造画像を拡散する流れにしようと思っていたのだが、政府に先回りされており、フリー素材の利用規約に画像の再配布の禁止との記載があったため、断念することにした。