手から生み出すということ
『ただの物が、人の手を通して"もの”になる。』
your schoolでハンドメイドというジャンルでオンラインクラスの企画構成をさせていただいた、小さなものづくり作家、すまいる*工房ぴんさんと手芸家ネルコネコさん。
ぴんさんのyour schoolで学べる作品↑
ネルコネコさん、your school撮影時のvlog↑
お二方とも、ものづくりに対する愛情のかけ方が何か似ているなと思い、
『一緒にお話しされてみませんか?』とお二方にお声がけさせていただいた。
同じ、ハンドメイド作家同士だからこその『わかる〜』というお話しや、your school での体験についてお二人が話に花を咲かせている中で出てきた言葉。
『ただの物が、人の手を通して"もの"になる。この工程が好きなんです。』
この言葉に刺された。
例えば、ただのねんどがすまいる工房*ぴんさんの手を通せばミニチュアフードになる、同じねんどがネルコネコさんの手を通せばかわいい作品になる。
そうか、だからハンドメイド。
かなり当たり前のような話ではあったのだが、私には鳥肌ものだった。
思わず、お話会が終わった後、キーボードの上にある自分の指、手のひらを見て、『手』が作り出す。
この世のほとんど全てのことがそうじゃないか。人の手が、これが生み出してるのかと考えてしまった。
ネルコさん撮影時に見せていただた数多くの作品の中で、可愛さと繊細さに心打たれたブローチ↑
『完成させるまでのその工程が好き』
『作っている間のその工程が好きなんですよ〜』
『わたしもです!』
二人が口を揃えて、そうおっしゃっていた。
完成品はその工程を通った結果なだけであって、それは作品として積み上げていくだけ。
それよりも新しいものを作っているこの工程、この挑戦、また誰かのために作っているここが楽しいんです。
なんて楽しそうに、話すんだとちょっと羨ましくなってしまった。
本当に好きなものを可愛いと自分が思うものをお二方は手から生み出しているんだ。
↑ぴんさん撮影裏側写真。ミニチュアの世界観にスタッフ一同釘付けでした。
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わくわくを伝えるということ
完成するまでの工程が好きというのは、私も同じ。オンラインクラスを企画担当としてパートナーの皆様とお話しし、クラス企画をたびたびのmtgを通して作り上げていく。
この工程がわくわくするんだ。
もちろんゴールは完成させること。けれどもゴールを達成することはもう必ず起きる、いや起こすことであって、そこまでの道のりをどのように辿るか、いかにワクワクとともになるべく多くの挑戦、新しいこととともに進むのか。
そこを楽しめるというのは、似てるな、同じだと感じさせられた。
それとともに私も誰かにyour schoolについて、自分が取り組んでいることについて話す時、こんなにワクワクと楽しそうに話せているのかと考えてしまった。
ぴんさん、ネルコさん。
お二人の素敵な世界をyour schoolとともに作り出せることとても嬉しく思います。さらにお二人からスキルを、ストーリーを学び、多くの方がワクワクしていただけるようなものを作り、お届けしていきます。
本当に本当にいつもありがとうございます!
お二人の担当ができることに感謝です。
2021/04/25
your schoolコンテンツエディター Ciel Ishiguro
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