元気ハツラツな美少女キャラが懐かしい
昔の美少女キャラは元気があってよかったと感じる。現実界の強気な女とは全然違う、一緒にいれたらさぞかし楽しいだろうなって感じの女性キャラが90年代は沢山いた気がする。ギリギリ、リーマンショックまでは元気な女性キャラって結構いたかな?忘れた。涼宮ハルヒだとそろそろ「アイツはガサツな暴力ヒロイン!」って嫌われだしそうだ。それって俺の印象論だけどな。作画は表情豊かで喜怒哀楽フルビットで備えており、我があり、男にも恋する。現実の女だったらかえって恋愛しないと思う。現実だと婚活とかパパ活とか活動じゃないですか。恋愛自体が現実の女達にとっては就職活動みたいなもんで、ロマンなり興奮なりが入り込む余地は無い。感情を排したお商売の世界だ。
直近の美少女キャラは昔より支配欲が掻き立てられて魅力的だけど、元気ハツラツとはしてない気がする。それはアニメのクリエーター側の劣化ということではなく、クリエーター側で意図的に喜怒哀楽の怒哀をごっそり削ぎ落してるのだと思う。格闘美少女とか今の子らに全く受けてないんじゃないだろうか、男性のみならず女性にも。そもそも汗水垂らして格闘したくなーい、みたいな。
世紀を跨ぐ辺りからリーマンショックの辺りで、性別を問わず理想への失望があったと思う。フェミニズム他理想主義の実態が段々分かってきて”男女平等”の理想が無くなってくると、暴力ヒロインなんてもってのほか、おしとやかで保守的な女が2次元幻想の世界でもモテる。女性キャラは男のスケベ心に晒されることはなく、身だしなみもきちんとしていて保守的だ。八宝斎みたいなキャラのヤラしい視点が無いと水着回、温泉回でも特にヤラしいと見なさなくなってくる。
今更元気ハツラツな女性キャラ出しても駄目だろうな。理想が潰えたんだから。俺も小中学生のころ夢見てたよ、エロティックで、支配の無い男女平等な世界。
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