【色んな異論】大学のレポートに生成AIを使うルール案
ChatGPTの登場にともない、大学のレポートでChatGPTなどの生成AIを使ってよいのかどうかが議論されています。
これについて、禁止するのではなく、活用を促しながらも考える力を身に着けさせるルールを考えてみましたのでシェアします。
レポート、試験における生成AIの利用について
ChatGPTなど生成AIをレポートや試験に利用する場合、出典を明らかにしてください。
AI(人工知能)を使って文章を作成した場合、「説明のうまい知ったかぶり」になる問題があります。それは、AIが学習した情報ソースの正確性が欠けていることが原因で、また、AIがなぜそのアウトプットをしたのかの根拠がブラックボックスであることが関係します。
具体的には、OpenAIが提供しているChatGPTサービスだと、出典が明示されないので真偽の判断するのが困難です。
他方、EdgeのBingや、Chromeの拡張機能WebChatGPTなど、ChatGPTのAPIを用いたサービスでは、参照したサイトのURLを明示するサービスがありますので、もとにした情報が正しいものか、またAIのまとめが適切かの確認ができます。
レポートや試験の解答は、参考とした情報が正しいものか、またそれを正しく理解して参照しているかも採点の対象となります。通常のレポートや試験の解答と同様、AIを使用した場合も出典を明記し、その利用に対して責任を持ってください。
※情報収集段階にググる代わりに使用したり、文章を整えたり、要約するのには多いに活用していただいて結構です。
いいなと思ったら応援しよう!
ここのアイデアは無料で読めますが、「投げ銭」歓迎です~