スクールアイドルが好き! 蓮ノ空編
最近、スクールアイドルが好きだと実感させられることが立て続けに起きたので、久しぶりにnoteを書きました。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 活動記録は、綴理が大切なものを手に入れる話でした。
何を隠そう、蓮ノ空で最初に気になったメンバーは綴理ちゃんでした。
そんな綴理ちゃんが、ある意味スクールアイドルの終わりとも言えるようなものと向き合う話は、見ていて苦しさもありましたが、最高のものを見せてもらいました。
鎖千切ったあの日から
綴理ちゃんにとって、スクールアイドルは大きく世界を変えたものと言えるでしょう。
周囲に言われるがままに踊り続け、そして自分でもよくわからないうちに持て囃された綴理。
そこに自分の意思はなく、度々この時のことを、AWOKEの歌詞等で、マリオネットに例えられていましたね。
そんな綴理のもとに舞い降りたスクールアイドル。
失敗しても尚人々を沸かせるその不思議な、自分とは正反対のような存在に、綴理はすっかり魅了された。
操り人形の鎖を千切るように、綴理はスクールアイドルの強豪校だという蓮ノ空に入学した。
とは言っても、綴理は最初のうちはスクールアイドルとはなんなのかがよくわかってらおらず、とにかく自分が夢中になったすごいものになりたいといった調子でした。
そんな綴理でしたが、沙知先輩、梢、慈、さやか、花帆、瑠璃乃、小鈴、吟子、姫芽との出会いを経て、スクールアイドル見習いのスからスクールアイドルになることができたことは、言うまでもありませんね。
確信
卒業も近づいてきた11月、綴理は進路調査票を提出できずにいました。
綴理にとっては、今夢だったスクールアイドルをできているということが大きすぎて、その後に自分がやりたいことが見えていないようです。
これまで綴理を見守ってきたみんなの力で、職場体験をしてもらえることに。
できないこともあるけど、綴理は人の気持ちに寄り添うことが上手です。
茜やさんでも、芸術的センスと人に寄り添う姿勢がよく活きました。
そして、近江町市場で見せた成長ぶりは目覚ましいものがありました。
綴理の成長を確信していたと言ったさやかが次に放った一言は、あまりに強烈なものでしたね。
ですが、さやかの件の言葉の真意は、自分のいるいないに関わらず、綴理先輩には幸せになってほしいっていう紛れもない愛でした。
さやかは綴理にお願いしていたんですよね。
件の言葉は叱責や説教なんかじゃなかった。別れの言葉でもなかった。仲違いしたわけでは断じてなかった。
そして、綴理を幸せにするという大任を、さやかが綴理自身にお願いできたのもまた、3年間培った経験を見て、今の綴理になら、綴理を任せられると確信したからなのかなって思います。
いなくなる
少し話を戻して、
綴理が正しくないことをする時って、だいたい人がいなくなることと関係あるんですよね。去年の同じ時期もそうでしたが。
スクールアイドルクラブからいなくなったというだけで沙知先輩への想いが反転するくらい、綴理にとっていなくなることは重大な事態なんですよね。
私は今まで、綴理のそういうところについて、まぁ人がいなくなるって辛いよねって感じで、特に何も思ってなかったんですよね。でも普通に考えたら、この先も出会い別れはあるのに、このままじゃ困るじゃないですか。
無意識下で学生のうちだからっていう前提条件があったのかもしれません。「綴理のことをずっと見てきたぞ。こういうところもあるけどいい子なんだ」って、自分では理解があるつもりでも、綴理の将来から目を背けていたのかも知れません。スクールアイドルのスクールアイドルではない部分にまで関心を持つべきではないって意見もありますが。
ところが、さやかはどうでしょう。
綴理を想っているからこそ、綴理のことを本当の意味で見てきたからこそ、成長した綴理なら乗り越えられると確信してたんじゃないかなって思います。
ボクなんなの
夕霧綴理といえば、初期の好き好きクラブの反応的には、不思議なキャラクター性で人気を集めたような印象があります。
自己紹介動画でアリの話をし始めるあたり、ただ者ではない。
私自身はというと、綴理の話をするのに不思議という言葉を使ったことがなくて、親近感とは少し違うんですが、何故か目が離せない気になるメンバーでした。いつもなら大きい赤ちゃん的なキャラ付けというか扱いがあまり好きじゃなかったんですけど、それを超越して目が離せなかった。
とはいえ、初期の綴理がぼんやりとした感じだったのは事実で、そんな綴理の様子をハラハラしながら見ていた記憶があります。
ところが、綴理はいつの間にか成長していて。
一年の頃より、雲とかアリとか眺めてる時間、減ったでしょ?
その分の時間、いちばん大好きなもの……
スクールアイドルのことを、眺めるようになったってことだよ!
たぶん綴理って、慈が言うように感性が強いから、雲とかアリとか一見なんでもないようなものからも、色々と感じ取っていたんだと思います。
でも、眺めるものが大好きなスクールアイドルに変わっていきました。そのことを綴理の人生に色がついてきたように感じます。
元々やりたいこともなく言われるがままに踊ってきた綴理が、好きなものを見つけて、今その好きなものの先に将来やりたいことまでみつけたんです。
この3年間の綴理の変化は、ただの成長以上に重要なものを綴理に与えたような気がします。
綴理にたくさんのものを与えてくれたスクールアイドルにとても感謝しています。
私自身も、この素晴らしいコンテンツに報いる為に、日々頑張れています。私はスクールアイドルが大好きです。
綴理の行くところに大好きと幸せのあらんことを!
後書き
実は卒業関係で気になるメンバーがもう一人いるんですが、乙宗梢って言うんですけど…
梢はラブライブ!の大会にすべてを懸けているようなので、その大会が終わった後どうなるか、今から震えています。
蓮ノ空についてnoteを書く予定はなかったんですけど、もしかしたらもう一回書くかもしれないです。