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私が公務員を辞めて海外に飛んだわけ


どうして留学しようと思ったんですか!

留学に興味をもった大学生の春休み

大学3年生になる前の春休み。アメリカのユタ州ソルトレイクシティーのボランティアとして現地の小学校に二週間働いた。それが私にとって、初めての海外でだった。そこでは、頭が破裂するのではないか、というくらいたくさんの衝撃を受けた。
2リットルのジュースを飲む小学校の先生に、休み時間や登下校中にお菓子を食べる子どもたち。バレンタインデーにはお菓子をもってきてもOKで、パジャマデーというみんなでパジャマで登校する日もある。
当時、小学校の先生を目指していた私は、日本の教育のあり方について考えさせられた。どうして、日本の小学生はバレンタインデーにお菓子をもってきてはいけないのか、どうして髪の毛を染めたりピアスを開けるのはダメなのか、トイレに行くときには必ず許可が必要で、机も前向きに均等に設置するのが普通。
今まで当たり前だと感じていたことを深く深く、考えた。

新しい世界に飛び込むことは、新しいことを学んだり感じるだけでなく、自分の固定概念を覆すきっかけを与えてくれることを知った。自分のもっている世界観の狭さにも気づくことができた。
「もっともっと、自分の知らない人、自分の知らない世界を見てみたい。」そんな思いから、私は大学を休学して、一年間世界中の教育現場を旅するプログラムに参加する事を決心した。

そんな矢先のコロナウイルス。世界に飛び立つどころか、家から出ることも難しかった。大学3年生、4年生、そして、卒業した直後も海外に出るにはまだ不安定な世の中で、海外はまだまだ考えられない状況だった。卒業してからは、東京都の小学校で有期雇用として働いた。海外に行きたい夢を諦めきれず、教員採用試
験は受験しなかったのだ。

夢の小学校の先生と海外への思い

小学生からの夢見ていた学校の先生。
自分が学級をもって、学級の子どもたちがどんどん成長していく姿を毎日見ることができる職業。
帰宅後、Yogiboの大きなソファーに座りながらハーゲンダッツをみてアイスを食べるのがこれまた至福。そして、学校では元気な子どもたちとお腹が痛くなるほど笑う毎日。自分にとって教師という職業は天職だった。

10月の運動会を迎える一週間前。最高のクラスになってきたと感じた。管理職や周りの先生からも次年度もこの学校で働かないか、と声をかけていただいた。
「このまま先生の仕事を続けたい。来年も子どもたちの成長を見守りたい。」
という思いがどんどん強くなった。
そこで決心した。
「このまま働き続けていたら、海外には行かなくなる、これではダメだ。」
そう思ったその週末に留学を申し込みにいった。

場所はカナダ。ワーキングホリデーの行き先として、大人気のバンクーバーを選んだ。バンクーバーは、インクルーシブ教育が有名で、教育のことを専門的に学べると思った。また、バンクーバーはいろんな国籍の人が住んでいるため、いろんな国籍の人とコミュニケーションをとることができると確信。そして何より、バンクーバーは自然と都会の調和が素晴らしい。これらの理由からカナダ、バンクーバーを選んだ。
ちなみに、どうしてJICA海外協力隊や日本人学校の選択をしなかったのか、という理由は簡単。
教育に関することが頭の片隅にあると、自分の選択肢の幅を狭めてしまったり、楽しそう、面白そう、思ったことに思い切って飛び込めたくなると考えたからだ。だから、自分の直感を大切にして行動できる、真っ白な状態で飛び込めるワーキングホリデーを選んだ。

新しい挑戦

カナダで過ごして1年経った今

実は、バンクーバーに滞在してからもう1年3ヶ月経つ。今現在の私は、日本にいた時には、決して想像できなかった状態である。
現在、インド人のパートナーとカナダで入籍、永住権を取得するための準備中。
カナダの永住権は取得する予定だが、私は世界一周もしたい。
カナダに来て、たくさんの場所に行って、いろいろな人に会うことは、自分の世界をカラフルにしてくれることだと感じたからだ。
もっといろんな国に行ってみたい。

でも、それにはお金が必要。
時差関係なしに、場所、関係なしに収入を得られるようになりたい。
そんなきっかけから、SNSマーケティングに目をつけた。

インスタグラム始めました

いろいろ調べていると、いつまで経っても言い訳してばかりで始められないと思い、自分でインスタグラムのアカウントをつくった。
内容は、先生アカウント。学校に関するアカウントを初めてみたが、収益化のイメージがつかない。
そこで、留学アカウントも作ってみた。
とりあえず、どちらのアカウントも毎日1投稿はするようにした。デザインも毎日試行錯誤。収益化が想像つかない。

しかし、ある日、一通のDMがきた。
「将来的にPRのお仕事を受けることを条件として、フォロワーが1万人に達し影響力がつくまでにプロマーケターが徹底的に無料でサポートします」
という内容だった。
SNSスクール講座はとにかく高い。
デザインに関する授業で30万、6ヶ月で100万、50日で14万、、、といろいろなスクールのお話がある世の中で、無料でしかもフォロワー数が1万人に達するまでプロマーケターがついてくれるなんて、ありがたすぎるお話だった。
すぐに面談をして、面談中に即決。
このブログが私の新しい挑戦の一歩である。

最後に

正直、SNSの収益化だなんて、自分には想像がつかなくて不安な気持ちでいっぱいです。
でも、この私の行動が皆さんの参考になれば嬉しいです。
「カナダに在住しながらSNSで収入を得るムーラン」の応援をよろしくお願いします🔥



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