パラマウント・ピクチャーズ
映画の配給会社ハリウッドにはビッグ5と呼ばれるメジャー配給会社があります。ユニバーサル、パラマウント、ワーナーブラザース、ソニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー、の5社が今世界中に映画を配給しているわけですが、私の記憶に残っている配給会社はソニーに買収される前のコロンビアピクチャーズや20世紀FOX社なんてのもあります。
■映画のオープニングに出る配給会社
映画が始まる前の他の映画の予告とか、最近はNo More 映画泥棒のムービーとか、これから映画を見るぞというスイッチを入れるルーティーン的に絶対必要になってます。そして、劇場のライトがゆっくりと落ちて、映画の配給会社のロゴマークがドーンと出る数秒、シンボルマーク・ムービーというらしいんですけど、あれが出るといよいよ映画が始まります、という感じがたまらなく好きですね。
やっぱり子供の頃から映画が特別なイベントだった世代だっていうこともあるのでしょうが、子供の頃だと東映まんが祭りの海の岩にぶつかる波飛沫に「東映」と三角のマークが出たり、ゴジラを観に行ったら東宝の丸い円を中心に放射線状にオーロラのような光がきらめく画面だったり、ガンダムを観に行ったら画面いっぱいの富士山をバックに松竹映画の文字だったり、
洋画だったら、地球にUNIVERSALの文字だったり、自由の女神のCOLUMBIAだったり、ファンファーレとともにサーチライトが20Century FOXを照らしたり、映画好きな方ならきっとわかってくださると思います。
■最初に見た洋画のシンボルマーク・ムービー
初めて映画館で観た洋画を覚えていますか?私の場合は1976年小学校2年生の時でした。それまで、映画といえば東映まんが祭りとかゴジラだったんですがキングコングのリメイク版がどうしても観たくて、母親にお願いして弟と三人で観に連れて行ってもらったのです。字幕で読めない漢字なんかが出てくると母に小声で教えてもらって観たキングコングに大興奮した覚えがあります。
そしてそのキングコングを配給していたのがパラマウント・ピクチャーでした。
なので、キングコングの始まりはパラマウントの山に星が円を作って囲むあのマークだったんだと思います。
だからってわけなのかもしれませんが、なんとなくこのパラマウントのロゴが好きなんです。
■パラマウントの映画
小学校2年の後、80年代になって親に連れて行ってもらわなくても、自分で映画を観に行けるようになってからも、数々このシンボルマーク・ムービーを観ていたようです。インディ・ジョーンズ、ビバリーヒルズコップ、フラッシュダンス、前々回にお話ししたトップ・ガンもパラマウント・ピクチャーズ配給の映画でした。
あと80年代からちょっと遡ればゴッド・ファーザーやこのチャンネルのメンバーも大好きなスタートレックシリーズもパラマウント・ピクチャーズの配給です。
■パラマウント・ピクチャーズのロゴTシャツ
ということで、パラマウント・ピクチャーズのロゴTシャツですが、一つはパラマウントの90周年記念の時に限定配布されたグッズ缶の中のものです。この缶が昔のフイルム時代の映画のリール缶を模しているようでなかなか味のある感じで気に入っています。Tシャツだけでなく、パラマウントのロゴ入りマウスパッドやハンドタオルなんかもあってなかなか珍しいものかと思います。
パラマウントのロゴTシャツ自体は映画の広告用に作られたり、企業ロゴもののTシャツとして販売されていたこともあるので、割とよくあるものだと思いますが、こちらのはかなり古いもので、私の持っている古着の中でも最も古いものの一つなんですけど、コピーライトが1978年になっています。ただ、こちらバック・プリントが入っていて"The Winds Of War"と入っていて90年代に購入した時はこのパラマウントのロゴがカッコよくて購入したので、バックのプリントは何かの映画でその販促グッズなんだろうと思っていたのですが、ちょっと調べても"The Winds Of War"というタイトルの映画ってなかったんですね。で、何かなぁと思っていたんですけどあらためてWikiを見てみたらパラマウントが1983年に制作したテレビ・ドラマのシリーズのようで太平洋戦争を舞台にしたものだったようです。題材が日本との戦争だったので、日本でも『戦争の嵐』として放送されたようです。
なのでコピーライトは1978年ですが1983年頃作られたTシャツだと思われます。
多分、レアなものになるかと思いますが、このドラマのTシャツだから欲しいという人はいないだろうなぁと思っています。
■おまけ
あれ、動画のサムネ、もの凄くよくできてるじゃん?!
と思ってくれたた方、それ、私と同じ感想です(笑)
実はこの辺り、チームの編集担当、take-sun にお任せしているので、出来上がってきたサムネイルを確認した時に感心したのですが、これ、iMovieに備わっている機能みたいで、自分で撮影した動画を映画風に見せるもののようです。
やっぱり誰にとってもシンボルマークムービーは始まりの合図なんですね。
因みに、エンディングのスタッフロールもいつもとは違ったもになっていますが、これもiMovieに入っているエンディング用のもののようです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?