放射線科専門医試験(一次試験)2005
私はこの年が一番難易度が高いと感じました。2005年なので17年前の試験です。最短なら今卒後19年目の医師が解いていたことになります。エビデンスあるんですかとツッコミもしたくなりますが、これがわざわざ掲載されているということは何らかの意図を感じますしいい問題なのでしょうきっと。放射線治療やIVRなんかは圧倒的に変わりましが、放射線画像診断というか解剖学は変わらないのでそこに関しては価値が高い教材だと思います。
5:正当化、最適化の問題なのか
8:放射線の生物学的作用
9:温熱療法
薬が2剤出てきて混乱しました。後でまとめる(やらない)
10:数Gyの低LETで照射した時の状況について
これは知らん
13:1Gyは1kgに1J
15:SPECTとPETの感度について
ガンマカメラの感度について
16:計画的PTVについて影響を及ぼすもの
治療医ではないので知らない
18:放射線治療と化学療法のタイミングについて
20:上顎がんの放射線治療
上咽頭癌ではなく上顎がんなのが渋い
22:サイバーの治療
流石に2005年から治療は変わっているはず
24:肺がんの放射線肺臓炎について
25:食道がんの放射線治療の副作用
29:骨転移の投与量
33:小児のトルコ鞍の腫瘍
頭蓋咽頭腫:WHO gradeⅠ。小児の脳腫瘍で9%。原発性でも3%。
すぐわかる小児の画像診断より
35:小児の後頭蓋窩の頻度
これは昔聞いたことがある。成人だと転移なんですが。
38:粘表皮癌について
耳下腺の悪性腫瘍として最多。多形腺腫は最も頻度が高い。
酒井先生の著書より
40:閉経後骨粗鬆症に関して
頻度
42:骨粗鬆症の原因
43:疲労骨折
44:骨吸収の原因となるもの
問題がざっくりしてる気がします。昔の医師国家試験みたいです。
45:骨折の名前の部位について
モンテジアは尺骨。国試の整形外科レベル。他の科目の専門医試験見たことないですが整形とかで出るのかなんて思いを馳せました。
46:upper triangle sign
48:胸部X線について
脊椎傍線の左右左
54:COPなど
56:遅延造影に関して
57:血栓閉鎖型大動脈解離のサイン
58:新生児に発生する心血管奇形
59:肺血管陰影の再分布像
60:大動脈弁逆流について
62:乳腺のエコー
後方エコーが減弱するもの:硬癌
67:腎動脈狭窄に対するPTAの適応。
何回か症例経験あるけど適応を意識してなかったです。
69:T2WI2WIで低信号な腫瘤
子宮内膜症性嚢胞
卵巣甲状腺腫
粘液性腫瘍(black mutinous)
ブレンナー腫瘍
繊維種(fibroma)
Krukenberg腫瘍
婦人科MRIアトラス:P338くらいより
70:副腎腺腫
毎年出てる訳ではないけど頻出
71:自己免疫膵炎のMRI所見
74:精巣捻転について
これも選択肢が絶妙で、新生児と思春期の二相性なんですが、
75:慢性腎不全
豆知識問題
腎萎縮のない腎不全では何を疑うか問題
79:肝ヘモクロマトーシス、ヘモジデローシスについて
81:膵管非癒合の合併症
82:SCNとかIPMNとかの問題
83:STIRは脂肪と出血の
85:門脈系IVR
TIPSとBRTOの合併症
86:閉鎖性脳血管障害
89:心筋バイアビリティの判定法
91:急性期再灌流療法後の評価
最近は本当にやっているのか疑問である。2005年だし
93:甲状腺シンチグラフィの前処置
95:99m-Tc MAG3について
DTPAとの違いと分泌について問われています。
97:骨シンチの骨外集積について
最近はあんまり見てないかもです。
99:FDGとインスリン。肝臓の集積が低い理由。