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ラムサホワイトブック「愛という贈り物」から抜粋

ラムサ ホワイトブック【改訂版】
第11章 愛という贈り物 p195~より抜粋

あなたの神聖なる意志とは別のものとして、「神の意志」なるものがあるわけではない。
もし神が、生きると言うことを、たったひとつの表現方法しかないような退屈なものにしたかったならば、あなたを存在させることはけっしてなかっただろう。まして、あなたが意図的に独自性を表現できるように、あなたに意志を与えることもなかっただろう。
「神の意志」と呼ばれているものは、人間が自分の兄弟たちを統治し、支配することができるように、人間によって創造されたものである。
しかし、あなたがその教えを信じて、神の意志を自分の意志とは別のものとして考えるならば、あなたはつねに「彼の意志」対「自分の意志」という葛藤の中に身を置くことになる。
なぜなら、あなたが何かをしたいと思い、それをしなくてはと感じているのに、「神の意志」はそれをしてはいけないと言うからだ。
神はあなたと切り離されているわけではない。あなたと神はひとつであり、おなじものなのである。
あなたの意志は神の意志なのだ。あなたがしたいと思うことが何であれ、それはまさに「神の摂理」、「神の意志」とあなた方が呼ぶものなのである。
それゆえ、あなたはけっして「運命」と対立することはない。というのも、運命はあらかじめきまっているわけではないからだ。
それは、まったくもって、あなた自身が決定するものである。
あなたが考えるあらゆることは、あなたの未来の瞬間を創造する。
あなたの「今」というまさにこの瞬間は、ほんの少し前のあなたのさまざまな思考の産物にすぎないのだ。
それが神の科学である。
あなたのために「父」が願うただひとつのこととは、自分の魂にあるさまざまなフィーリングにしたがって、生命のすべてを体験するということだけなのだ。
なぜか?
あなたが喜びとは何かを理解し、あなたやすべての生命に対して神が持っている無条件の愛を理解できるようになるためだ。

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