子供が入院した時

うちのこどもたち、今は元気に中学校、小学校に通って部活にも熱心に参加しているのですが幼稚園在園のころに入院したことがありました。そのことをまとめたのが椋箚記に書いた「溶連菌感染後急性糸球体腎炎での入院録」というエントリーです。同じようにお子さんが入院されることとなった親御さんからのコメントが今まで多く入りました。

上記は現在のURLで、元のはてなダイアリーに書いていた「溶連菌感染後急性糸球体腎炎での入院録」の方に今日久しぶりにコメントをいただきました。要約するとこんな内容でした。

・6歳のお子様が顔に出た浮腫から溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断
・入院して13日経過
・ご主人は仕事が朝早くから夜遅くまであって付き添いは奥様のみ
・上と下に子供がいるので奥様が連れて入院付き添いしているが負担が大きい
・医師に相談しているがまだ退院許可がおりないので非常に不満

返信のコメントを書いたのですが、まず医師の判断はおかしくないようです。溶連菌感染後急性糸球体腎炎は血尿や浮腫などの症状がありますがそれ以外の自覚症状はあまりなく安静しているのが退屈になってくるようなところがあるのです。実際は血清補体価という検査値が正常値に近くなるまでは安静に、というのが基本的な診断であると認識していて、コメントいただいた方のお子様の担当医師が慎重過ぎるというようなことはないはずです。

しかし片親しか入院付き添いができない状態では負担が大き過ぎるのもわかります。経験したものとしては強烈な共感を覚えますし家族としては医師にそこまで配慮してほしいと思うことも充分理解できます。しかし医師にそこまで求めるのは筋が違いようであくまでも医学上正しい判断をするのが役割なのでしょう。このあたりの家族の状況については看護師さんが医学上も現実も両方含んで医師に働きかけて下さったりするのですが。

私の場合はサラリーマンなので、年休を取らせてもらいます! と宣言して休むことはできました。しかし会社や店舗の経営をされているとかそういう訳にはいかない方もおられるでしょうし、父親か母親しかおられない家庭もあるでしょう。そういう状態でなおかつ親族の助力も得られないというようなことも現在の日本ではあり得るかもしれない。我が家の場合は私の親と義姉が地元から来てくれて数日ですが付き添いを代わってくれるといったこともありました。

そう考えた時、補助してくれるサービスがないと結局付き添いする親が疲弊してしまうと改めて考えました。フローレンスのサイトを改めてみてみたら親が入院した時の保育サービスがラインナップにありました。このような場合にも適用できるのでしょうか。


料金 | お子さまの安心安全を第一に考える病児保育のフローレンス│東京・神奈川・千葉・埼玉の病児ベビーシッター

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椋 康雄(むくのきやすお)
『関東子連れ狛犬の系譜』シリーズは少しづつ、今書いているものがどこかに響けばと願いつつ書いています。