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2021年2月の記事一覧
(注釈その3)広尾天現寺の虎像
包吉が再挑戦をものにしたのではないか……と私が書いた「毘沙門堂に奉納する虎の像」は、現在残っている刻字から読み取る限り包吉の作品として最も古いものである。現在の広尾天現寺橋交差点に面した場所に境内を持つ天現寺のことだ。
虎は七福神の毘沙門天様の遣いをつとめると言われていて、『礫川』で狛犬を彫った石工鈴木保教と同じ名が刻まれた虎像が神楽坂の善國寺にあることに触れているがこれは善國寺も毘沙門天を
(注釈その2)岩本素白『東海道品川宿』
『品川宿』に書いた内容に直接は関係しないが間接にはとても助けになった本に岩本素白さんの随筆集『東海道品川宿』がある。
岩本 素白(いわもと そはく 、1883年(明治16年)8月17日 - 1961年(昭和36年)10月2日)は、国文学者、随筆家。本名は堅一(けんいち)。東京府麻布に生まれる、父竹次郎は旧丸亀藩士で海軍勤務であった。(岩本素白 - Wikipedia より)
出生地は上記の