私の就職体験記 食品からITへ(#理系院卒,#方向転換, #遠距離恋愛)
2023年卒女性です。
私は何をやりたいのか、何が向いているのか、どんな人生を送りたいのか…
悩みに悩んだ就職活動の一部始終をせきららに書いていきます!
まずは私がどんな人か書いていきたいと思います!
・東京都出身 高校までずっと東京
・大学・大学院は地方国立大学、生物系
・社会人 IT企業に就職、実家に戻る
もともと興味があった業界や職種
大学院1年生の夏から就職活動を始めました。
私が興味があったのは「食品メーカー」でした。
なぜかというと私は食べることが好きだから。そして、栄養学が絡むような研究をしていたこともあり、私こそが食品業界に就職する人だ!と勝手に思っていました。
メーカーの勤務地問題
食品に関わらずメーカーにつきものなこと、
それが「首都圏に住める保証がない」「転勤」「地方に飛ばされること」、、
勤務地問題です。
私はずっと東京で育ってきたこともあり、
・家族がいる(私が大学生で一人暮らしをしているときに父が単身赴任を始めた→母を安心させたい)
・東京が大好き(何でもある、交通網が発達している)
・友達がたくさんいる
・東京でひと足先に就職した彼氏がいる(そのとき遠距離恋愛中でした)
以上のような理由から、
東京に戻りたいな、すぐ戻れないとしても数年後には戻ってそれからはずっと東京にいたいな
そう思っていました。
でも、そのときの私の就活の軸は
「食を通じて人々の豊かな生活を実現する!」
だったので
「やりたいこと」 と 「勤務地」
の板挟みでもうどうしたら良いかわからない状況でした。
彼氏にもそのことを相談しました。
そのときに言われたのが
「俺がいるから、っていう軸で就職先を選ばないでほしい。自分の行きたいところに行ってほしい」
でした。
ありがたい言葉なのに
「東京に来てほしい、そう言ってくれたら私は心を決められたのにな」
と思う自分がいました。
そんなこんなで就活を続けていき、
大学院2年の春。ついに大手の、行きたいなと思っている食品メーカーから内定をいただくことができました!
就活やり直そうと思った
私は遠距離恋愛中の彼氏と毎週電話しては
就活どうしたら良いかわからず、ずっと泣いていました。
そして、大手の食品メーカーから内定をいただいたあとに、彼氏と電話したときに言われたのが、
「〇〇(私の名前)なら××銀行とか、
△△会社とかいけると思うんだけどな」
ふとつぶやかれた言葉で私はハッとしました。 「食品業界じゃない選択肢もあるんだな、私ならいけるかとしれないんだな」
生物系の研究をしている大学院生だからと言ってそこにこだわる必要はないんだな。
私が勤務地でこんなに悩んでいるということは、
私にとって大切なのは
やりたいことよりもむしろ働く環境なのだと気づきました。
内定という安心材料がある中で、私は就活をやり直す決断をしました。
IT業界を見始めた
再就活で私は今まで目向きもしなかったIT業界を見てみました。
大卒でIT企業に就職した、小中学校以来の親友から「〇〇(私の名前)はパソコン苦手だもんね〜」ってずっと言われていたのでまさか自分がIT業界を見るとは思ってもいませんでした!
でも、調べてみるとIT業界って東京に住めそうだし、リモートワークもできそうだし、
めちゃくちゃ働きやすいなと感動したんです。
そしてIT✖️〇〇
っていうふうにいろんな業界に携われるところも面白いなって思いました。
そして無事にIT企業から内定をいただくことができました。
食品メーカーとIT企業、
私は迷いなく後者を選び、無事に就活を終えました。
親族には「ITって今までやってきたことと関係あるの??」ってめっちゃ聞かれました。
「内容は全く関係ないよ!でも大学院で培ってきた力は必ず生きるから!」私はどう言われても自分の選択に納得していました。
就職してどうだったか?
今私は東京に住んでいて、
家族にも小中高の友達にもすぐに会えます。
彼氏との遠距離恋愛も終わらせることができました。
仕事も面白いです。
毎日とても充実した日々を送れています。
私の中で大切なもの、譲れないものは何か
それが分かったことが本当に良かったと思っています。
私自身悩んで毎日泣いていたところから、
納得するファーストキャリアをスタートできた、
その過程を書いてきました。
この記事が、就活で悩んでいる人にとって少しでも希望の光になれたら嬉しいです。
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