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市販の風邪薬の選び方 | 3つのポイント

「風邪なのに仕事や学校で病院に行けない」「わざわざ病院に行くのが面倒」という場合は、市販の風邪薬を服用しようとする方も多いと思います。
しかし、いざドラッグストアに行ってみると、薬の種類が多く迷ってしまうことも。
そこでこの記事では、風邪薬の選び方の3つのポイントと、各症状でのおすすめの風邪薬を紹介します。

当記事における一般医薬品に関する情報は、読者の方々に適切な商品選択をしていただくことを目的としております。特定の商品の宣伝ではなく、含まれる成分に重点を置いています。
また、一般医薬品の各種ECサイト等へのリンクにつきましても、読者の方々への購入の利便性を目的に設置しております。特定商品の誘引を企図したものではありません。なお、各種ECサイト等へのリンクにつきましては、景品表示法上の観点で「PR」等、広告である旨の表記がされることがありますが、薬機法上の広告に該当するものではありません。

そもそも風邪薬とは何か 

風邪とは、主にウイルスを原因とした、鼻から喉頭(のど)までの上気道の急性炎症のことです。 
風邪を治すには、原因となるウイルスを体内から除去する必要があります。しかし風邪薬にはこのような効果はありません。
風邪薬は、あくまでも、熱・咳・くしゃみ・鼻水などのつらい症状を和らげるものです。
風邪を治すには、十分な栄養と休養が一番だと覚えておきましょう。

風邪薬の選び方

症状に合う成分を選ぶ

風邪の症状には、熱、くしゃみや鼻水、喉の痛みや咳などがあります。
風邪薬を選ぶ際は、最も気になる症状を緩和するための成分が入っているものを選ぶと良いでしょう。

熱や頭痛の症状がつらいときには、ロキソプロフェン、イブプロフェン、アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛剤を主成分として含んでいる風邪薬がおすすめです。(PR)
解熱鎮痛剤の中には、成分にアスピリンを含んでいる風邪薬もあります。アスピリン喘息の既往がある方は、よく確認してから購入するようにしましょう。
不安な場合は、必ず薬剤師に相談してください。


ロキソニンS 12錠
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イブA錠 60錠
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くしゃみや鼻水がつらいときには、下記の抗ヒスタミン剤や抗コリン薬を主成分として含んでいる風邪薬がおすすめです。
・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩
・クレマスチンフマル酸塩
・ベラドンナ総アルカロイド
抗ヒスタミン薬は、花粉などのアレルギー症状で処方される成分です。
抗コリン薬は、副作用として眠気や口渇があります。
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新ルルAゴールドDXα 60錠
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喉の痛みがつらいときには、痛みを和らげる解熱鎮痛剤生薬成分、また、喉の炎症を抑える効果が期待できる成分を含んでいる風邪薬がおすすめです。
・解熱鎮痛剤:アセトアミノフェンなど
・生薬成分:甘草
・炎症を抑える:トラネキサム酸、アズレンスルホン酸ナトリウム

咳の症状もみられる場合は、鎮咳去痰成分(コデインリン酸塩など)が含まれる風邪薬を選ぶと良いでしょう。
喉の痛みがひどい方は、喉の炎症を抑えるスプレータイプの市販薬やトローチを、飲み薬に加えて使うこともできます。
飲み薬と併用する際は、念のため登録販売者や薬剤師に確認しましょう。
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ペラックT錠 36錠
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パブロンメディカルT 18錠
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ここまでは症状別に風邪薬を紹介してきました。
発熱や鼻水・鼻づまり、喉の痛み、咳などの幅広い症状が出た場合に備えておくと便利なのが、総合風邪薬です。
備蓄薬として自宅に1種類でもあると、安心感が増すと思います。
粉タイプや錠剤タイプがあるので、自分が飲みやすい剤型を選びましょう。(PR)


パブロンゴールドA微粒 44包
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運転する場合は眠くなりにくい成分を選ぶ

風邪薬の主な副作用の一つに眠気があります。
風邪薬には抗ヒスタミン成分、咳止め成分、鎮静成分などが含まれており、これらの成分が眠気を引き起こします。
以下でご紹介する風邪薬は、眠気が出る成分が配合されていないか配合されていても微量であるため、眠くならない薬が欲しい方にはおすすめです。
とはいえ、眠くなりにくい成分でも、体調不良時に車を運転する際は眠くなる可能性もあるため、十分に気を付けましょう。
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パブロン50  48錠
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子どもは使用可能年齢に注意する

子どもが市販の風邪薬を服用する際は、安易に大人と同じものを選んではいけません。
子どもでの有効性や安全性が確立していないことから、含まれている成分や量によって、年齢制限が設けられています。
子どもの風邪薬を選ぶ際は、何歳から服用可能か、パッケージを見て必ず確認してください。
子どもの風邪薬として選択されることが多いのが、アセトアミノフェン配合の薬。
解熱鎮痛成分の中でもイブプロフェンやロキソニンなどの成分は、子どもへの安全性が確立していません。
「1歳から服用可能」「5歳から服用可能」などのように年齢が細かく分かれているので、必ず表示を確認しましょう。(PR)


パブロンS錠 135錠
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病院受診の目安

風邪薬を数日服用しても症状がいつまでも治まらない場合や悪化していく場合は、別の疾患の可能性も考えられます。医療機関の受診も検討するようにしてください。
なかなか治らないからといって、自己判断で複数の薬を併用するのは危険です。
なお、医療機関受診の際は、服用している市販の風邪薬の名称を伝えてください。
感染症の流行により、発熱している場合は予約なしでの受診ができない医療機関も多いです。
事前にホームページ等で確認してから診察に行くようにしましょう。

まとめ

市販の風邪薬を選ぶ際のポイントは、以下の3点です。

・症状に合う成分を選ぶ
・運転する場合は眠くなりにくい成分を選ぶ
・子どもは使用可能年齢に注意する

市販の風邪薬には、多くの種類があり複雑です。
選ぶ際は本記事で解説したポイントを参考にし、必要に応じて専門家に相談するようにしてください。
薬は効果がある反面、服用の仕方によっては副作用が現れることもあります。
正しい使い方をして、健康な生活を送る一助として活用しましょう。
 

ドラッグストアでは登録販売者や薬剤師の方が相談に乗ってくれます。
オンラインショッピングでも、市販の風邪薬を購入する際には、薬剤師に質問がないか必ず聞かれる仕組みになっています。
不安がある場合は専門家に質問してから購入するようにしてください。 


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