見出し画像

愛して欲しい


あなたの居ない事を前提に日々を送る

いつもの街路 端に目線をやれば

白いツツジの咲く植込みがとても綺麗だった

手を繋いで歩く恋人や夫婦とすれ違う

ほっそりした御老人も誰かに背を見守られていて

しっとりと自分は1人の生活を送った

いつか同じ屋根の下で、という希望には行く宛がなかった



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?