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Episode 1. 【人生超絶迷子】だったわたしが、 しあわせの贈りもの屋さんになるまで

約2年半前、
大学3年生が終わろうとしていました。

周りの学生はインターンなどに
参加したりしながら、
着々と就活に向けて準備を進める中、

わたしは就職活動というものに
違和感を感じ、全くもって
足を踏み込めずにいました。

「時間にも場所にも囚われずに
自由に生きたい」

「自分にしかできないことをして
誰かを幸せにする仕事をしたい」

そう思っていたわたしは、

「周りの多くの学生が進む方向に
わたしの望む未来があるのか」

と思う氣持ちと、

「でも、それ以外の方法や生き方は
果たしてあるのか、見つかるのか」

と、先のわからない未来を
不安に思う氣持ちがありました。

また、そもそも、推薦入試で
憧れの某有名私立大学に
入学できたものの、

大学生活では、
入学前に期待していた
「ブッ飛んでいるすごい人」に
なかなか巡り会うことができず、
(今思えば、周りへ期待し過ぎていましたね…)

ガッカリした氣持ちとともに、
何か新しい刺激を求めていました。
(学ぶことは好きなので、
学問自体は面白かったのですが…)

高校までのわたしも、
大学に入ってからのわたしも、

教員家系で育ったこともあってか、
勉強できる成績の良い人が一番偉い!
という思い込みがあり、

周りが楽しそうに
青春の思い出を作る間も、

「自分は人一倍、いや二倍以上
頑張らないとできないんだから!」
と自分を鼓舞して、

周りの学生が遊んだり、
うまく手を抜いて
やりくりするのを横目に、

「勉強!勉強!」と言い聞かせて、
一匹狼になりながら頑張っていました。

大学では奨学金をいただいていたこともあり、
「成績優秀者でいないといけない」
という不安な氣持ちから、

普段の講義も、試験勉強も、
ものすごく真面目に取り組んでいました。
(90分の講義をじっと座って
真面目に聞けていたのがすごいなあと、
当時の自分に感心します(笑))

そのおかげで常に
成績優秀者の中に入っていた
「いい子ちゃん」だったわたし、
なわけですが、

そんないい子ちゃんのわたしからは、
ずっと聞こえ続けていた
心の声がありました。

「本当はもっと面白いことをしたい」

「自分が心からたのしめることをしたい」

「真面目な自分じゃなく、
ハメを外して思いっきり遊んでみたい」

中学校、高校、大学と、
心のどこかでずっと
聞こえ続けていた声ですが、

「そんなことして何になるの?」
「勉強してなきゃダメでしょ」
と、ずっと蓋をして
見ないようにしていました。

就職活動を目前に、
今後の人生について考える中で、ふと、

「そういえば、
人生の中で一番楽しかったのは、
保育園の頃だったな〜!」

と思い出すことが増えました。

わたしが通っていた保育園は、
年中島ぞうりの半袖半ズボン。

自然や動植物と関わりながら、
自分で縄跳びや竹馬を作ったり、
リズム遊びや歌を歌う時間があったりと、

毎日が本当に楽しくてあっという間で、
のびのびと、自分の可能性を信じ切って
全力で今を生きていました。

「あのワクワク溢れる毎日と、
何でもできる!という
自信に溢れていた
あの時の感覚を取り戻したい!」

そんなふうに、あれやこれや
色々と考えていた時に、
大好きな大学の先生から、

「今、あなたが自分の氣持ちや
感覚に向き合っていることは、
とても丁寧なことですよ。」

と、優しい言葉をもらい、
その言葉に優しく背中を押され、
わたしの休学生活が
スタートしました。
(先生との話を詳しく書いた記事はこちら

Episode. 2 に続く…




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