Episode 2. 【人生超絶迷子】だったわたしが、 しあわせの贈りもの屋さんになるまで 〜休学生活1年目〜
(Episode 1. は、こちらをクリック)
1年目の休学生活。
いま思えば、
たくさんたのしむことで、
心のエネルギーを
充電する期間でした。
まずはやりたいことリストを
たくさん書いてみて、
それに沿ってやりたいことを
バイトの合間に
ひたすらやってみる日々。
その間に、
人生初のオリジナルソングが生まれたり、
それまでは苦手意識があった
読書にハマって
本をたくさん読んだり、
映画やドラマを観たり、
YouTube を見ながら
朝ヨガをしたり、
自然の中に行って
リラックスしたりと、
充実した毎日を過ごしました。
中でも、wwoof という制度を使って、
北海道の有機農家さんのもとで
2週間のファームステイをしたことは、
その年のハイライト
といってもいいほどで、
わたしの農や食、
地球環境に対する考え方、
自分の生き方や価値観を
大きく変えました。
(ファームステイのことを書いた
当時の記事はこちら)
北海道でのファームステイを通して、
多くの氣づきを経たわたしは、
その後 Netflix で食に関する
ドキュメンタリー映画を観たり、
本を読んだりして
たくさんの学びを吸収しました。
食を通して、
有機野菜や人間の健康に関わることから、
植物や動物などの生き物、
地球環境についてのことまで、
それまでよりも幅広い視野で
世界が見えるようになり、
毎日の暮らしの中の
小さな選択が変わりました。
野菜はなるべく
有機農家さんを応援したい!
という氣持ちで
オーガニックなものを
買うようにしたり、
自分で作れるものは
自分で作ってみよう!と、
自家製あんこや塩麹などの発酵調味料、
沖縄そばなどを一から作ってみたり、
かぼちゃとひたすら向き合って
かぼちゃのたねを取り出す、
なんていう地道な作業をしてみたり(笑)
風邪をひいた時は薬に頼らずに
自然療法を試してみたり、
紙ナプキンを布ナプキンに代えてみたり、
日々、暮らしの中でできることを
たのしむ新鮮な毎日でした。
また、ひょんなことから、
地元の小さな会場でオリジナルの音楽を
演奏させてもらえる機会もいただき、
自分の歌声には苦手意識があったので、
少しだけボイトレもしてもらいました。
この時が人生で初めて、
自分のオリジナルを
人前で演奏する機会で、
「その場の雰囲気や流れで話す」
のが苦手だったわたしは
(大学でのプレゼンなども、
話す内容を一言一句考えて準備して、
それでさえなお、
毎回ド緊張でブルブル
震えていたくらいです)
MCなども一言一句あらかじめ考えて、
なんとか出番を終えて
ホッとしたのを覚えています。
休学の1年で、
自分がやりたいと思うことを
日々やっているうちに、
自分は何かに没頭して
作ることが好きなんだ、
という氣付きとともに、
自分の中で
できるようになったことも
たくさん増えて、
もっと美味しいものを
自分で作れるようになりたい!
という想いや、
もっとオリジナルソングを作りたい!
という想いは
強くなっていました。
同時に、いろいろな経験を経て、
学校では学べない社会の裏事情
のようなものが
見えてきたがゆえに、
社会に対する不満が増大し、
休学1年目が終わる頃には、
「社会起業家になってお金持ちになる!」と
気合を入れて意気込んでいました。
(今振り返ると、
そんな時期もあったな、
と懐かしいです(笑))
そんなこんなで
あっという間に休学1年目が過ぎ、
迷うことなく
休学2年目に突入したのですが、
この休学2年目に起こる
様々な出来事や経験によって、
わたしの人生が、
思いも寄らない方向に
導かれていくことになるとは、
この時のわたしは
まだ何も知らないのでした…!
Episode. 3 に続く…
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