インド ヤートラー 2022 夏 北インド(リシケーシ)編
8月16日
Swami Dayanda jiの生誕祭の翌朝、グルクラムを後にして、リシケーシのアシュラムへと向かいました。
コインバトールの空港は小さいながらもサリー屋さんやスイーツ屋さんが入っていて、空港から盛り上がっていました。
が、ここでもドタバタが!
コインバトール→デリー→デラドゥーンと乗り継ぐのですが、みおさんとかずえさんのチケットが、コインバトール→デリー、デリー→デラドゥーンと別々だったので、デリーで一度荷物を受け取り、再度チェックインしなくてはいけないことになりました。。。それも、乗り継ぎ時間1時間!!!
間に合うのか~
間に合いました〜。カウンターで、「もう乗り継げないよ、無理」と言われたのに、かずえさんのイングリッシュ&コミュニケーション力で、Please!と粘り、何とか乗り継げたそうです。荷物もチェックインせず、担いで走ってきました。。。先にバスに乗っていた私はハラハラでした。
乗り継ぎの際はチケットを一緒に取って、余裕をもってしましょう。
ちなみにIndigoではExpress Check inというサービスがあり、チェックインとトランスファーの荷物をエクスプレスでしてくれます。なので、私の荷物はDehradune空港で一番に出てきました。機内でサンドイッチも出ました。
リシケーシのアシュラム
リシケーシのアシュラムも勉強をする場所です。2年のコースが進行中なので、飛び入り参加はできませんが、Swami Sakshatkrtananda jiにお願いをして、ウパニシャッドとギーターのクラスに参加できるように許可を頂きました。ウパニシャッドはTaittirīya Upanishadのマハーヴァーキャの部分でした。
Pujya Swamijiのもとで長年勉強をされたSwami Sakshatkrtananda jiのクラスが受けられる のは最高です。
ガンガースナーナム(ガンジス川での沐浴)
雨期の8月はかなりの濁流なので、気を付けないといけません。濁流でなくても、流されてしまう人の話を聞くので、沐浴をする際は常に気を付けます。もう少し上流に行くと、沐浴の際につかまる鎖があるガート(沐浴やプージャ専用の場所)もあります。
スナーナムのポイントは、
安全面:
必ず明るい昼間に、足場や捕まるところを確認。
独りで入らない。一緒に入る人、または、見ていてくれる人と一緒にする。
お水はかなり冷たいです。入る時はゆっくりと、敬意を払って。
沐浴で頭まで浸かる際も、捕まるところから手を離さないで。目を閉じるので、方向感覚がなくなり、流れに巻き込まれる場合があります。
作法面:
ガンガーは神聖な女神さまです。靴やサンダルでは絶対に入らない。
入る前には足を洗います。
女性は洋服のまま入ります。濡れても透けない色つきの服がお勧めです。
沐浴後、アシュラムを通り抜ける際は体の線が隠せるように、タオルやデュパタでカバーする。
アンナダーナン
アシュラム、特にティールタと呼ばれる聖地では、アンナダーナン(食事の提供)をするのが良いとされます。プンニャが沢山得られるのはもちろん、自分が食べるだけではなく、他のおなかを空かせている人に食事を提供してあげられる存在(貢献者)であることを知るのは、とても大事なことです。
ちっぽけで、事あるごとに自分の利益を得ようとする、消費者のマインドでは、限りのない大きさであるbrahmaを知ることは不可能です。
単純に、お腹いっぱいで満ちている人たちを見るのも心が満ちます。
インドに来たら是非アンナダーナンを経験してみて下さい。日本でも出来ますよ~
ガンガーアーラティー
リシケーシと言えば、ガンガーアーラティー。女神ガンガーさまを奉るアーラティーが毎晩行われます。
夕方7時半ぐらいの時間に行われます。この時間は暑さも収まり、ガンガーの涼しい風が感じられる時間です。ガンガーストートラムも盛り上がります。
祈りのある生活がどれだけ人を豊かにし、精神的負担を緩和してくれるのか、ということが実感できるます。
祈りによってスペースのできたマインドには他の人たちの幸せを祈る余裕が出てきて、その余裕のあるマインドでヴェーダーンタの勉強ができます。
ドヴァイタ(二元論)になりがちな祈るという行為を、きちんとアドヴァイタであるヴェーダーンタの教えに結びつけて教えて下さったSwami Dayananda jiに感謝です。
नमःपार्वतीपतये हरहरमहादेव