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辛かった孤立介護を乗り越えて 第5話

はいさい、ちゅーうがなびら。(ご機嫌いかがでしょうか?)

読谷村でマスオさん生活(4世代一緒)を楽しみ、

一日48分を自分の為に使う”ムコレボ・アドバイザーの平良”です。


第4話お読み頂きありがとうございます。

第5話をご覧いただきありがとうございます。
全6話に分けての記事になっております。

BOOK登録しておりますので、初めての方は第一話からご覧くださいませ。


皆さんも経験済みかもしれなませんが、介護サービスでの不安や不満はなかったでしょうか?

第5話で、渡辺さんが経験したことを少し話されています。

・介護サービスが、本人の不快を生んではないだろうか?

・いい環境であるのだろうか?

家族を託しているので、意見を伝えると我儘だと思われないだろうか色々悩むはずです。

また、渡辺さんのように在宅で看ることは、ハードルはかなり高いと感じるはずです。

あなたの環境にあったベターな状況をつくるには、やはり情報や学びが必要になると思うのです。

体力的や住宅環境などで、ホームにという御家族(私の祖母はそうでした。)。

大事な家族は、ゆるされる時間は在宅介護で、出来ないときは介護サービスにお願いするというケース。

渡辺さんは、自身の為に”レスパイト入院”を取り入れる選択しました。

レスパイト入院とは?参考にこちらを


参考にこんなサイトもありました。

在宅介護の不安などの調査内容は

有料老人ホーム検索 https://www.sagasix.jp/column/care/post-6/


そういったことをイメージしながら、第5話をお読みくださいませ。

【 第5話 充実した学びの日々 】
          世話人 渡辺 久江


胃ろう造設し、退院後2ヵ月、外に出ることなく過ごす。

入院前に利用していたデイサービスやショートステイには行けなくなったが、療養通所、特のデイサービスは胃ろうでも受け入れ可能でショートスティの利用もできるようになった。


く新たに利用することになったデイでの出来事>

ズボンの腰部分を掴んで上体を引き上げて移乗したのだろうと思う。

車椅子に座っているが、ズボンが食い込み不快そうである。

ウエスト部分が上がった状態で帰宅した時、思わず涙が出た。

職員に注意しようか迷ったが、ここで言わなければ同じことを繰り返すと思い、自宅での連絡帳に移乗介助の仕方を記載し改善を求めた。

~ 以下が担当責任者の返事 ~

「コメントありがとうございます。移乗のことで利用者側の意見を、なかなか耳にすることがなく、私も不快ではないかと思っていましたが、ご家族から何も言ってこないので、気にしすぎなのかなと思っ
ていました。家族の意見が聞けて嬉しく思いました。」


車椅子からベッドに移乗する際、ズボンのウエスト部分を持って行うのは、介護者にとっては楽かもしれないが、本人にとっては屈辱にしかならないと思う。

ズボンが伸びたり破けたり、食い込みで痛かったり、鼠径部の擦傷でパットに血が付着していることもある(デイサービスから帰って来た時だけ)。

私は改善してもらったが、他の家族はどう対応しているのでしょうか?

気が付かないのだろうか?

職員に言えずにいるのだろうか?

く大切な命、貴重な存在、少しでも長生きしてほしい!>

平成30年3月、療養通所よりチェーンストークス呼吸がみられると帰宅。

主治医、訪問看護にも連絡が入り、駆け付けてくれた。

肺炎、心不全で入院。

肺に水が溜まり、呼吸困難、このまま家に帰れなくなってしまうのではないかと思った。

酸素、点滴、尿カテーテル、高熱が何度かあったが、60日間の治療で尿カテーテルがとれ、2週間のリハビリを経て退院することができた。

が、デイやショートに行かれなくなり、本格的な自宅療養になった。

寝たきりになったが、2人で静かに穏やかに暮らすことはできる。

話は出来ないが、声をかけると、うなずいたり、「ハイ」という時もあり、にっこりと優しい笑顔になる時は、私の喜びである。

随分と楽な介護になったと実感し、出来る限り自宅で介護を続けたいと思う。

く訪問診療・訪問看護そしてレスパイト入院>

在宅で終末期介護をする家族のために、レスパイト入院に取り組んでいる医療機関があり、自分のために何度か利用させてもらいました。

3月の入院から旅立ちの準備が始まり、11月3日の文化の日、穏やかな顔であっさりと逝ってしまいました。


旅立ちまでの助走期間も、ケアマネジャーをはじめ、主治医、看護師、その他、多くの皆さんに大変、世話になりました。

私も覚悟が出来、大きなショックを受けることなくその時を迎えられました。

この10年間、右往左往しながら、ドタバタの生活でしたが、何の迷いもなく夫の介護を優先した生活は、私の人生の中で一番、充実し、学び、安定した日々であったかもしれません。

10年間の介護は、これで良かったんだと自分に言い聞かせながら、予定を作り、今までの生活の延長のように日常を送ろうと思っています。


第6話(最終話)へつづく

第5話をお読み頂きありがとうございます。

渡辺さんは、こういった経験を全国で必要な方にお話しして回っております。

そして、認知症カフェなどの活動などのヒントの、お話もしております。


≪ 渡辺さんへ講演依頼や問合せは ≫

N・Fの会”桂台カフェ” 
お世話人 渡辺 久江(わたなべ ひさえ)
携帯 090-3414-3731
mail yumesango@softbank.ne.jp


WEBサイト ”なんくるないさぁ ”認知症の人と家族”への贈り物 ”

https://peraichi.com/landing_pages/view/yumesango


今日も、長い文章をお読み頂きまして、ありがとうございます。 

この記事を代筆している私も、未来の為に記事を書いています。

運気を上げる為の行為は、日々の生活の潤いになると思ってます。今すぐ実践できるヒントを別のブログの中で書いています。
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(平良 裕紀)

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