辛かった孤立介護を乗り越えて 第2話
はいさい、ちゅーうがなびら。(ご機嫌いかがでしょうか?)
第一話をお読み頂けましたでしょうか?
第2話ご覧いただきありがとうございます。
皆さんこんな言葉を聞いてことはありますでしょうか?
”介護を楽にしましょう。”
そんな言葉を(イラっとしますよね。)
けっして楽なことな無いのですよね。
施設に預けると、肉体的には楽になったように思えますが、心は後ろめたい気持ちがどこかに。
自宅で介護をすると、24時間縛られているような気持ちに。
いろんな、情報を手に入れると、中間を見つけることが出来るかもしれないのです。
お世話人の”渡辺久江”さんは、家族にあったことを見つけるヒントになって欲しいと活動されているのです。
渡辺さんにお会いすると、この文章で書いていることが本当に有ったのかと疑問に思うくらいに元気なんです。
苦しいことを手探りで、見つけていったからこそ視点を変えてこれるのです。
第一話の最初で、介護の現状の数字を載せておりますが事実の一つなんですよね。
いいお医者さん、いい看護師・介護士を増やすのは、もしかしたら苦しんでいる方々かもしれないのです。
渡辺さんのお話で良く出てきます。
勉強はしてきたかもしれないが、患者が心地いいサービスは細部まで感じ取らないと提供できないと。
だから、言葉の発せない患者の代わりに、家族が丁寧にお伝えする必要があるのかもしれませんね。
現場のお医者様、看護師、介護士も大変なお仕事ですよね。頭がさがります。
高齢社会の先進国らしく、ベターな選択か知っていきましょう。
前置きが長くなりましたが、第2話をお読みくださいませ。
【第2話 何度もあった、泣きながらの会話】
世話人 渡辺 久江
発症から3年、夫は66歳、 穏やかな日、
「自分の病気は治らないのか?どこに居て、何をしているのか目の前の事が全く分からない。せめて、後5年は普通の人でいたかった」
「何もできなくなったら助けてくれるか?」と言われました。
「いつでもどこでも一緒にいるし、必ずそばにいて助けるから」と安心させました。
そうした2人での泣きながらの会話も何回もありました。
発症からわずか3年で人生のコントロールが出来なくなり、「生きているのが怖い、死なせてくれ」が口癖になっていました。
<介護は体力忍耐·ストレスとの闘い!>
落ち着きのない日「家に電話して迎えに来てもらうから、もう少しここに居ていいですか?」と私に聞く。
「うちのやつ、まだ、 帰っていない。何処へ行ったんだろう。電話に出ない」と心配そうに言う。
「うちのやつはここに居るよ」と自分を指さして私が言うと、怪説そうな顔で首をかしげる。
「私は誰?」と聞くと、不思議そうに見つめる。
暫くして現実に戻り、泣きながら「ごめんネ」って…
夫の記憶の中からゆっくりゆっくり、私の事もなくなっていくのかなと思うと悲しい。
これまで俳御を繰り返し、トイレ、入浴、着替え等の介助をしながらも介護の知識が浅い中、いろいろな周辺症状に明け暮れ、対応しながらの介護は体力、忍耐、ストレスとの闘いでした。外に出ることはなくなっても、室内排御は相変わらずで落ちつきなくウロウロし、夜間はトイレに何回も起きます。
日々の生活も、介護も頑張っているつもりが、時々逃げたくなる時もあります。
く包括支援センターの職員から”ぽーれぽーれ”が>
追い詰められて先の見えない生活で孤立介護に疲れていました。
そんな時、包括支援センターの職員に声を掛けられ、いろいろなことを教えてもらい助かりました。
すぐにケアマネジャーを紹介してもらい、はじめて介護認定を受けた時、すでに要介護4でした。
介護支援や介護サービスの事が分かるようになりました。
介護認定に調査員が来た時、戸惑いながら、ちぐはぐな受け答えをする彼、プライドは残っています。
本人の前で話せないので、日頃の状況をメモして渡しました。
私以外の人への介護拒否が強く、デイサービスの体験も「俺の来る所ではない」とほとんど駄目でした。
その後、声を掛けてくれた職員が神奈川支部家族の会の会報「ぽーれぽーれ」 を持ってきて「家族の会」の事を知りました。
すぐに会員になり、外に目が向き、「つどい」 にも本人と参加しましたが、1時間も居られず途中で帰ることが多かったです。
参加者が多く驚きました。
孤立介護の中で、神奈川県支部から送られてきた「認知症の理解と介護」の冊子や会報に心が救われました。
くなんくるないさ~(なんとかなるさ~) >
「俺はどこにいるの?俺はどこに行っていたのかな一」現実の世界に戻って来る瞬間です。
時々こういう現象が起きます。
ゴメン、アリガトウ…この言葉で私の気持ちがリセットされ頑張れます。
すべては私次第だ!「なんくるないさ~」
※なんくるないさ~は、沖縄の方言で、正しいこと、やるべきことをやっていれば、”なんとかなるさぁ”という意味なんです。
第3話へ続きます。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
最後に
渡辺さんへ講演依頼や問合せは
N・Fの会”桂台カフェ”
お世話人 渡辺 久江(わたなべ ひさえ)
携帯 090-3414-3731
mail yumesango@softbank.ne.jp
WEBサイト ”なんくるないさぁ ”認知症の人と家族”への贈り物 ”
https://peraichi.com/landing_pages/view/yumesango
今日も、長い文章をお読み頂きまして、ありがとうございます。
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