保育園行きたくない、と泣かれた朝
おはようございます。
保育園/幼稚園に通うくらいのお子さんがいらっしゃる方には、きっと同じようなほろ苦い思い出がいくつもあるのではないでしょうか。(思い出になってしまえば可愛い・でもそのときは切ない・辛い、これ、なんて形容詞がぴったりくるだろう。)
我が家の長男は1歳の時から保育園にお世話になっています。
通い始めこそ人並みに涙のお見送りがありましたが、彼自身の愛嬌のあるひょうきんさと保育園のお友だちや先生方のおかげでこの三年間、保育園に行きたくないと涙したことはほとんどありませんでした。
コロナ禍による三ヶ月間の登園自粛を経て、今週月曜日から久々の登園。いきなり年中さんの新しいクラス。ママは次男くんとお留守番。
(わたしが住む自治体では、第二子育休中でも年中さんの長男は日中保育園で預かってもらえます)
月曜日、さすがに泣くかなぁと思いましたが、元気いっぱい胸躍るとは言えないまでも普通に登園。お迎え時にはニコニコしていました。
それが昨夜。予兆はあったのです。
「今日ね、ママが帰ったあと保育園でさみしくなってちょっと泣いたの」
あぁ。そうだよね。3ヶ月間もおうちでママと弟くんと3人で1日中おうちで遊んでたもんね。ママもさみしかったよ。(でも保育園再開して弟くんのお世話だけになった分、ママの自由度はあがったんだよなぁ)
「でも、そのあとはずっとたのしかったよ」
今思うと、自分に言い聞かせるようにして言ってたのかな。
今朝、さぁ車に乗ってチャイルドシートロックして、のタイミングで、きた。
「ママ、きょう行きたくない」
そっか。なんでいきたくないのかな?
「保育園よりも、家でママと弟くんといたい」
そうだよね、ずっと一緒だったもんね。保育園楽しくても家にいたくなっちゃったんだね。わかるわかる。
でも、今日1日がんばれば月曜日から金曜日までパーフェクトになるね!
今日お迎えのあとちょっとおいしいもの食べよっか。
…こうやって、論点をずらしご褒美でつり、ずるさ満載でなんやかんや到着しました保育園。
結局、チャイルドシートから教室まで一度も彼の足が地につくことはなく、搬送されました。
普段、大声で泣いたりひっくり返ってバタバタしたりするような自己主張をあまりしない彼が、一生懸命伝えようとしている。
我慢せず言えてよかったなぁとこれもまた本心で思いながら、泣き叫ぶ声を背中に聞きながら帰ってきました。
おともだちと何かいやなことがあった、とか、保育園の何かがどうしても耐えられない、という理由だったら、休ませてたかも。まだ仕事に復帰していないし、こうして振り返って文章書いている間に家で抱きしめてあげればよかったのかな。
でも、彼は保育園のことはいやじゃなくて、おともだちのことも好きで、でも家でママと弟くんと自由に遊ぶのがしたい、といったことを一生懸命話してくれた。
今頃楽しく工作してる時間かな。
お給食、今日は彼にとってそそられるメニューじゃなかったみたいだけど、いつもどおりぜんぶたべておかわりするんだろうな。
月曜日から木曜日までがんばってたんだね。
今日は気持ち早めにお迎えにいこう。
どんな1日だったか、最後まできこう。
何が正解かわからないけれど、いま彼が保育園に行き弟くんがわたしの膝の上でお昼寝しているこの時間に、わたしはひとりの時間を楽しめている。
このひとりの時間でパワーチャージした分、
ニコニコ笑ってお迎えにいこう。
ということを考えながら、いつものnoteのお供のアイスは長男にとっておくことにして、この文章を書いています。(次男が乗っていて動けないというのもアイスを我慢している理由だけれど)
ここまで読んでくれたあなたにちょっといいことありますように♪
むー
(photo by trunk chiyoさん。今日の気分にぴったり。こんな絵が描きたい)