『休み』という予定を入れる
ああ、疲れた。今日は寒かった。一度暖かくなったからなのか、気温の変化に身体がついていかない。さらに花粉がつらい。
ポケモンを20年ぶりにやった感想を書こうと思ったけれど、一刻も早く休みたい。この疲れもポケモンセンターですぐ回復できればいいのに。てんてんてててーん。
疲れたら休む。これがなかなか難しい。今はコロナ禍ということもあり、予定がないことは当たり前になった。だが数年前までの私は、予定を入れないと気が済まないタイプの人間だった。
スケジュール帳に何か埋まっていないと落ち着かない。仕事以外の時間には「○○と飲み」、「ライブに行く」、「ラーメンを食べる」など、なんでもいいから入れていたかった。予定がないことをもったいないと思っていたし、漠然とみんなに置いて行かれるような気がしていた。休むのがもったいない気がして、毎日フル稼働。案の定、慢性的な不調と、年に何回か体調を崩すというサイクルが出来上がっていた。
ある日、それを見兼ねた旦那が言った。
「そんなに予定埋めたいんだったら『休み』っていう予定入れれば?」
ハッとした。今までの私は『予定がない日(時間)』=『休み』と考えていたからだ。ちょっとしたことなのに、まったく気が付かなかった。
早速スケジュール帳に『休み』を入れた。睡眠時間をたっぷりとる。だらだらする。ぼーっとする。予定に入れることで、休息に時間を費やすことができるようになり、体調を崩すことはほとんどなくなった。そして徐々に予定を埋めることに執着しなくなった。
今思うと、どうしてそんなに予定を入れたがっていたのか。おそらく休むことを『なまけること』だと思っていたんだろう。
疲れたら休む。明日の自分のために休もう。
今日も一日お疲れ様。おやすみなさい。