グレース・オブ・ゴッド 告発の時
本日も映画三昧です。
1本目はこちらでした。
こちらは神父によって、性的虐待を受けていた男性たちが神父の離職を求めるお話です。
何もしてくれない教会への怒りなんかを描いてるのですが、それだけではおさまりませんね。
性的虐待によって、人生が大きく変わったと被害者の会の人たちが言うのですが、弁護士や公平な視点の会員が居なかったとしたらどんな状態になってしまったんだろうか。そう思うことが多かったです。過去の性的なことでペニスが歪んだ、そう医師に診断を出すように言う。
実際の被害者という立場が、彼らを大きくしているように見えます。
挙句には空にペニスを描いて、隠蔽する体制に提議しようとしています。
人が集まることによる、他人同士だからこそ、結論が過激になる。それを表している気がしますね。
更に信仰は何なのか。それを最後に提議してきます。
カトリックにいる必要があるのか。嫌な思い出があるものを信仰できるのか。色々なことに考えさせられますね。