SNS 少女達の10日間
少しずつ観た映画の感想が書けてきています。
この作品は久々に映画館で観た映画でしたね。
アマプラで映画は色々観れても、実際に大画面で観るのはやっぱり違うものです。
この作品は少女に扮した大人の女性達が未成年のフリをして、マッチングアプリに登録したらどうなるのか。それを検証した映画となっています。
男性としてこの作品は、想像よりも過酷に思えました。
未成年を力で押さえようとしてくる大人の男性達がこんなにも多いのか。そしてそれに屈してしまう女性。屈した末にそこに居場所を求めてしまい、過激な写真を送るようになっていく可能性もある。
自分もマッチングアプリをしていて、そんなにも真面目な人が居るんだ。なんて言われた覚えがありますが、そんなことをいった彼女たちもそんな目に遭っていたりしたのかなと思いましたね。
この作品でマッチングした人たちはほとんどが目出し帽を被ったかのようにモザイクがかけられています。
しかし、一女性として、人間として認めてくれるような男性もアプリをしていて出会ったシーンが一番印象的でしょうか。今までのモヤモヤとして感情がモザイクと一緒に外れた瞬間は映像としての巧さを感じました。
そして作品のクライマックスはこの検証で行ったビデオによって、警察が動いたと言う所でしょうか。
それはクライマックスなのか始まりか。
どちらにせよ、大きく感情や考えを揺さぶられる作品には間違えなかったです。