マキアス&マキシム

最近はLGBTの作品が増えたな。多分、『窮鼠はチーズの夢を見る』の感想でも同じような事を書いた気がしますね。

窮鼠は男性同士の愛だな。って感じがありましたけど、今回の作品は友愛って感じがありました。友達の延長線上の愛なのかな。って思います。

ふたりは小さな頃からの親友であった。マティアスは仕事も成功し、順調な人生を送っていた。マキシムも母親との確執もありながらもうすぐオーストラリア行きが決まっていたある日、映画でふたりはディープキスをすることになる。

そこからふたりはギクシャクした関係になっていく。

親しい関係が必ずしも恋愛関係だけではないんですよね。友達も大事な親しい関係なんです。ずっと親友だった関係は愛と呼ぶにふさわしいのではないか。観ているとそう思いますね。

マティアスは実際にキスをする前から薄々気付いていたはずですよ。ただ真正面から気付かされたのがキスなだけで。

恋愛映画ではなく、友愛映画として男でも楽しんで観られる作品になっています。

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