LETO

正直、最近観た映画で一番面白かったです。

主人公はロシアのロックグループの「キノ」のメンバー、ヴィクトル。

彼がマイクと音楽を創っていくシーンが数々出てくるんですが、そこが良い!

この作品は音楽が好きなら、更にロックが好きだというのなら観て欲しい作品ですね。ほとんど白黒映画でありながら、ミュージカルとしての良さが全面に出てるんです。自分は列車での移動中のおっさんに喧嘩をふっかけられたときに流れる、トーキングヘッズの『サイコ・キラー』がすごく好きでした。ロックの力と言いますか、興奮剤を詰め込まれたようなワクワク感が堪らなかったです。

そしてナターシャとの恋愛も観ていて面白かった。マイクの妻なのに、そっちとくっつきそうな感じですよ。ロックって自由なんだな。なんてちょっと思ってしまいました。

こういう史実に基づいて再構成されてる映画を観ると、元の作品を好きになれるんで良いですね。『ボヘミアン・ラプソディー』なんかもその例です。クイーンの曲とかサブスクでいっぱい落としました。大好きサブスク(宣伝)実際にiTunes musicにもこの作品のサントラ入ってるんですよ。すごく良い。

音楽とともに、恋模様をモヤモヤしながら観れる。すごい良い作品でした。出来ればもう一回観に行きたいですね。一緒に騒ぎたい。


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