学生も社会人も必見!商用フォントで文書をアップグレード
文章の出来栄えを上げたい。そう誰もが思ったことがあるだろう。実は、商用フォントを利用すると文章の質もぐっとアップする。今回は、その商用フォントを安くで利用できる、LETSという定額制のフォントサービスを紹介する。
LETSとは
LETSはFontworks社が提供している定額制のフォントサービス。
特徴は以下のことが挙げられる。(LETS公式をサイト参考)
年間定額制で新書体も使い放題
使用許諾をわかりやすく公開
フォントがすぐ見つかる
フォントのインストール・削除も簡単
と言われてもいまいちピンとこないだろう。(筆者も同じ)
なので順を追って以下にLETSのサービスが優れているかを紹介したい。
年間定額制の良さ
例えば、LETSには複数のプランがあるが、有名な商用フォントを販売しているモトヤ社のフォントが使えるプランであれば年間49500円(税込)で契約できる。(学生の神優遇措置あり)
こののプランを契約すると538もの書体を利用できる。(2024.2時点)これは一つのフォントでも太字体、細字などもカウントされているため少し多くなっているがそれでも、商用フォントが一つ2万円程度で提供されていることを考えるといかに安いかがわかる。また、新しいフォントが提供され始めると自動的にフォントが増えていくところも便利だ。
使用許諾を詳細に公開している良さ
いまフォントを購入するとなったら様々な使用用途が考えられる。印刷物に利用もできるし、動画やネットで公開する文章にも使用できるだろう。しかし、一つ一つ使用方法はOKなのか運営に問い合わせるのも手間だし、きっとそんなめんどくさいならフォントも使用しなくなるだろう。その点LETSは使用許諾を超詳細に公開している。そのため、何がOKなのか一目で判断できる。意外と約に立つことが多い。
フォント管理が楽
フォント管理の楽さも優れている。契約をしたら以下のようなサイトをWebサイト上で開き、フォントを管理することになる。
例えば、一番上のモトヤ明朝を使うためには、アクティベートをクリックするだけで良い。非常に簡単だ。特に便利なのが左の欄にある印象語という機能だ。
例えば、かっこいいをクリックすると
このような形でかっこよさげなフォントが表示される。ここから、モトヤ刀筆が便利そうだと感じたら、またクリック一つでインストールできる。ここが使いこなすにあたって非常に便利だ。
LETSの契約
ここまでLETSについて語ってきた。おそらく一部の読者は契約に興味を持ってくれたのではないだろうかここからは料金など具体的な内容について説明する。(以下のサイトも参考に)
料金プランは基本はフォント会社ごとに用意されている。
ここの読者が契約しそうなものを上げると、
フォントワークスLETS:851書体 49500円(税込)/1年間
イワタLETS:238書体 49500円(税込)/1年間
モトヤLETS:538書体 49500円(税込)/1年間
が上がる。
どれを選べばよいのかという声が聞こえてきそうなので簡単に主観で特徴を述べると、
フォントワークス:無難、日本語以外のフォントも多い
イワタ:多分日本で一番採用されている、フォント数が少ない、シンプル
モトヤ(筆者契約中):フォント数がイワタよりは多い、イワタに比べると派手なもののある
といったところ。個人的には、品質と使いやすさを求めるならイワタ、使える幅で言えばモトヤといったところだろう。
オプションプランとは
実はLETSにはオプションプランという物がある。オプションは一言で言えば、通常以外でのフォントの仕様で必要になる契約だ。ただ、一般用途での使用用途は少ないので以下のサイトを参考にしてほしい。
【学生向け】学生向けプランいいよ
学生の皆さん朗報です。実は、学生ならLETSを年間990円で使えてしまう。公式曰く次世代のデザイナー育成のようだが、もちろん学生なら誰でも使用可能。しかも、小学生から、大学生まで幅広く契約できるため、学生のみなさん、この機会にサイトだけでも覗いてみてはいかがだろうか。
ちなみに学生プランでは商用向けの利用が不可になっているのでご注意を。
終わりに
ここまで説明をして、果たしてどれぐらいの読者が興味を示してくれたのかは謎だが、一人でも興味を持って商用フォントのよさに気づいていただければうれしい。なお今LETSの無料アカウントを作成すると特典フォントが使用できる。この機会に無料でアカウントだけでも作成してみてはいかがだろうか。
【コラム】 フォント名の最後の文字の意味
きっとLETSを契約して最初に感じるのが、
Pr6とか、Proとかどれをインストールすればいいの?
だと思う。正直説明すると長くなるので、ぜひ以下のnote投稿に一度目を通しておくことをおすすめする。(筆者も同じ道を通った。)
はじめての記事投稿のため、読みにくいところもあったかもしれないが、温かい目で見ていただけると幸い。そして、この投稿で一人でも商用フォントの良さに気づいていただけると嬉しい。