藤岡康太騎手の死去

まずは藤岡康太騎手の御冥福をお祈りいたします。

自分は競馬はギャンブルだと思っています、そして予想データをもとに馬券を買い観戦しているので騎手というファクターはほとんど含まれていません、
そんな自分が藤岡康太騎手の落馬そして5日間の意識不明ということを知ったのは水曜日に兄藤岡佑介騎手がコメントを出した時でした、あまり騎手に関心なかった自分でしたがかなりショッキングでどうか戻ってきてほしいと心から願いました。
翌日藤岡康太騎手が死去されたとニュースで知りそして藤岡佑介騎手のコメントを読み涙を流しました。

自分は競馬でこんなに悲しく苦しい気持ちになったのは初めてで自分でもよくわからない感情が今あります、
名前は知っていても顔は知らない、そんな騎手がいっぱいいます、重賞で勝つレベルの騎手しかわかりません。自分にとって騎手ってあまり関心のない対象だと思っていました。
そして自分と騎手との接点ってやっぱり馬券なんです、それ以外なにもありません、
去年のナミュール、まさにそれが自分と藤岡康太騎手の接点でありあの見ごたえある騎乗で優勝した姿、勝利者インタビューの優しい人柄そして自分が自信をもって本命にしたナミュール、これがなければ自分と藤岡康太との接点はほとんどなかったように思います。
ギャンブルとして見ていた競馬のはずがこんなにも騎手にも依存していた自分に競馬の深さ楽しさを知らされた気持ちです。
他の騎手だったらこんなに悲しい気持ちになったんだろうか、なぜこんなに愛される人が先に逝っちゃうのか神様なんていないとか意味不明なことを色々考えています。
これからも競馬をギャンブルとして楽しんでいくことに違いはありませんが騎手の皆さんには安全かつ大胆な騎乗を願っております、

ただただ残念で悲しくて悔しい
藤岡康太さん  ありがとうね、