見出し画像

生前

数年前、実家の家族と我が子を連れて、祖父に会いに行きました。

祖父は私たちが来たことをとっても喜んでくれて

限られた滞在期間でしたが、行けてよかったと心から思えました。


その時祖父は老人ホームに住んでいて、私の母に自宅や山の別荘の荷物を整理してほしいと頼んでいました。

その時に、祖父が調べた南部の昔話が綴じられた、祖父自作の冊子を見つけた私。

中を見てみると、懐かしい昔話がたくさん!


「おじいさん、この冊子もらってもいい?」

と聞くと、いいよ。持って帰りなさい。とおじいさん。


図々しい私は「おじいさん、いつかこのお話を、インターネットで広めてもいい?」と聞きました。

昔々の昔話。

普通に売っている昔話にはない、私には宝物のような東北の昔話。

ずっと残したい。私の子供にも、その先の子供達にも…

おじいさんは

「いいよ。お前にやるから好きにすればいい」

と言ってくれました。

そうして、持って帰ってきた昔話。


あれから何年か経ってしまったけれど…

残したい。

だから、ここに残そうって思いました。 

記事を読んで可能性を感じていただけましたら、ぜひサポートいただけると励みになります☆目にとめてくださりありがとうございます^^