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今年の経営目標(上半期)
今年一年かけて、今までの放漫な経営を見直し、ちょっと利益とキャッシュを残していける経営に代えていきたいと思います。
ただ新しいことをすることはやめられませんので、足元固めてからジャンプするような気分で進めていきたいと思います。暫定ですが、月別に見ていきます。
2025年月別経営目標(上半期詳細、下半期概要)
1月:現状把握とキャッシュリッチ経営のための今年の方向性を模索
1月ももう終わりますが、前年までの経営体質を分析していったり、先輩経営者にお話を伺っていったところ、まあちょっと勢いが先行していて、冷静さが欠けているように十分反省しましたので、地固めをまずはしていこうと思います。
数字については、強い方ではないのですが、できるだけ、きっちり、リアルタイムに数字を見れる形に今年は変えていこうと思います。
昨年まで苦しんだ点は、なんといってもキャッシュフローの貧弱さです。
本当に手持ち全財産が10万を切るとかはザラで、余裕のなさが行動にも伝わってしまっていたと反省しています。
今年はまずは、年商の10%、あるいは固定費(家賃、月人件費)の二倍をまずは確保できるように動いていきたいと思います。
全体の売上の積み上げと固定費などの経費の無駄についても、大方ポイントは抑えられました。実際に動いていこうと思います。
2月:経費削減と財務管理の仕組みを導入、タイガース企画推進、商社への菓子提案
経費削減の案として、まずは不要な固定費の削減を行います。川西の方で借りていた商業施設を解約進めて、月20万を浮かせます。
続いて、主力商品のドリップバッグの資材調達を一気に見直して、実際に2月から切り替えていきます。資材代、原料費は、現状の見積もりで、10%程度安くなりそうです。ただ、価格高騰はこれからも続くので、値上げも同時に行っていきます。
資材代、原料費と併せて、作業工程の見直し、各工程での人件費充当額の再計算も進めます。万博案件など、コンプラの声が大きい案件もあるため、検査工程は取りこぼせませんが、全体として、機械化や無駄な工程を飛ばすことで、人件費削減や、製造の簡易化を目指します。特に万博案件は最終上代が、万博終了時まで変えられないという、きびしい条件付きなので、コスト削減は必達となっています。
昨年から準備していたタイガースライセンスアウト商品も今年から企画開発、販路開拓を行っていきます。おそらく最初は珈琲関係の商品間と思いますが、菓子や他のサービスなど、割と広い範囲でライセンス利用が可能と伺っていますので、収益化できそうなものはどんどんやってみようと思います。オープンチャットな企画室はこちら、2月から動いていきます。
また、垂水や玉津向けに製造しているスイーツやカレーなども別の販路に乗せていこうと思います。馴染みの商社さんに依頼していこうと思います。
3月:万博案件および交通系案件の品質・製造力面での拡大対応と万博以降の案件獲得の方向性を決定、借り換えとキャッシュフロー良化
万博の会場内の製造が進んでいきます。品質面での担保を作りながら、製造力も上げないといけない、ちょっと難しい局面です。万博全体では、会場内の動きは後半に向かって来場者数が増えるという予測ですので、ひとまずこの時期に熟練工を増やしていくことが大事になってきます。
合わせて、万博案件は10月に製造終了となる見込みですので、それ以降の案件獲得をしていこうと思います。今のところ、目途はたっていませんが、ドリップバッグ珈琲については、並行してスーパーやお土産物屋さんの案件を拡張していこうと思います。また、タイガースをきっかけに、他のライセンス商品も扱うことも考えています。
以前あったマグジン(冊子の入ったドリップバッグ)のような、雑貨屋さん向けの商品も復刻していこうと思います。
並行して、財務状況の改善の為に、案件が動き出す3月のタイミングで、各種融資の借り換えなどの対策を行っていこうと思います。新たに融資も受け、3月からは、キャッシュを残しながらの体制にしていきます。
ここからの新規事業の種は、資金調達から行う形に変えていきます。そのためにはみさご珈琲のやることなすことが多くの方に知られていた方が都合が良いので、こういうブログやSNS系の活用を進めていきます。
4月:焙煎機・カフェインレス機・脱煙機の年内目標を設定および資金調達開始、学園都市店の構築
焙煎機は、TOMOI R&Dさん、北山厨房ガスメンテナンスさんのおかげで形になりました。量産を進めていきますが、合わせてカフェインレス機と脱煙機の開発も進めます。
これらの機械系の年内目標を立てながら、カフェインレス機については実証実験が終わればかなりの販売額が見込めるため、資金調達も行っていきます。
また、神戸市さんより昨年より打診いただいていました、学園都市の物件についても、条件揃えば出店してみようかなと思いますが、3月4月で再検討の上、決定しようと思います。
5月:コーヒー栽培プロジェクトの本格始動、実証実験の開始、既存店の小売見直し、製造見直し
淡路島でのコーヒー栽培プロジェクトの実証実験を行います。5か年計画になる予定です。今年は、接ぎ木を実際に行い、鉢植えと環境を整えた路地、ハウスの3種の状態で、実験を行っていきます。
既存店や製造は5月をピークに、夏モードに入ると失速しがちなので、商品準備や全体の見直しを行う予定です。
アイスコーヒーとそのアレンジで、とんでもなく美味しいのを出してみるのもありかなと思っています。果樹園珈琲のアイスは絶品ですので。
6月:上野店・能勢店の準備クラファン実施、各部門のLPとサイトを個別化、広告開始、台湾向けECサイト構築
みさご珈琲直営の東京進出として、上野店を視野に入れています。また、一昨年から46期の皆さんで進めていただいていた大阪能勢の古民家もシェアロースターを前提に、店舗化、あるいはイベント会場化する形で進めます。
今回は、それなりに価値がある出店かと思いますので、クラファン、プレスなどの告知も使わせていただきます。
合わせて、各部門や商品を適切に小分けして、LPとサイトを作りこんでいきます。これにより広報の効率化や、実績把握がしやすくなるはずです。
また、台湾向けのECサイトを構築、広報していきます。近い将来、海外進出の際は、台湾が初手になることを見込んでの対応です。
7月:経営管理部の設置、秋に向けたEC販売の強化、FCオーナー対面会議実施、缶入りダンクコーヒー販売開始
8月:カフェインレス機の販売開始、プレスなど広報開始
9月:上野店の構築、能勢方面の広報開始、上野店・焙煎機・果樹園珈琲のプレスリリース依頼、展示会出展
10月:上野店、能勢店実働開始、関東以北方面FC募集開始
11月:タイガース次年度商品開発と販路拡張
12月:法人化の準備と私募債の募集、法人化後のロードマップ公開
7月以降はまだ解像度は低いため、大まかな概要だけになりますが、ロードマップ上で示されるような形になります。来年の法人化に向けて、大きく準備を進めていきます。
株式会社化に向けた、個人間融資も復活しましたので、ご案内だけさせていただきます。