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アダルト小説っぽいものを書いてみた(1)。

マサキとはまあまあうまくいっていた。彼の弟(ユウシ)とその彼女(ミユ)と一緒に食事をした。飲んで食べてマサキの家のリビングで四人くつろいでいた。後片付けはわたしとユウシがほとんどやった。マサキ、ユウシがシャワーを浴びミユとわたしも浴室を使った。ユウシとミユが仲良さそうに笑って話をしていた。マサキの寝息が聞こえてきてわたしもお酒の余韻でうとうとしていた。
大腿を触られる感覚で跳ね起きた。と思ったがユウシがわたしの背に手を回し左肩を押さえていた。わたしの脚は広げられユウシの右手が大腿を撫でていた。
なにを!?
わたしは脚を閉じユウシの手を取って自分の体から引き離そうとしたがユウシは逆にわたしの両脚の奥に手を突っ込んだ。ショーツ越しに脚の間が乱暴に握られた。
わたしは逃れようと暴れた。けれどユウシは体をわたしの体に重ねた。それからわたしの顔を押さえて強引にキスをしてきた。わたしは顔を振って抵抗したけれどユウシの唇はしつこかった。ようやくユウシの唇を逃れた。ユウシはショーツの脇から指を入れてわたしを弄んだ。
やめてっ!
わたしは無声音で叫んだ。
するとユウシは大腿から手を離しわたしのカットソーの中に手をもぐり込ませた。左胸が乱暴に揉まれた。
ミユがスマホをわたしたちに向けているのに気づいた。
ミユ、助けて!
ユウシはまたわたしにキスをした。
ミユが顔を近づけてわたしの耳もとでささやいた。
マサキはぐっすり寝ている。目が覚めたときにこの動画を見せられたくなかったらユウシの好きにされて。
耳を疑った。
自分の彼氏でしょ! やめさせて!
ユウシはわたしのカットソーとブラをまくりあげ胸を頬張りはじめた。
嫌っ!
ミユは意地の悪い笑みを浮かべていた。
マサキにはまださせてないんでしょ? 見ものだね。
涙が溢れた。力の限り抵抗したけれどミユもユウシに加担した。わたしは体の自由を奪われた。
この女ねっとりしてていいぞ。
ユウシは息を切らしながら腰を動かした。
妊娠すればいいのに。
ミユはそう言いながらわたしの頬を平手で打った。

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