FSHが高いのは卵巣機能低下です

こんにちは。毎日暑いです。
警察に呼ばれて、1時間で終わるっていう話が1時間半くらいかかり、軽くキレてしまい、、「警察でも嘘つくんですねー。」ってつい言ってしまったら、ちょっとキレさせてしまいました。自制心というのを身につけたい今日この頃です。
・・・だって、タイムイズマネーですもん。

さて、今日は【FSHの話】

FSHが高くてどうすればいいの?っていう方結構いますよね。

最近は妊娠を望む方が高齢になってきた影響もあり、FSHが高くて採卵まで辿り着かない。薬で無理やり下げて、そのあと卵胞刺激をして、また上がって、次の周期はまた下げるの繰り返し。

FSHが高くなる理由

FSHいわゆる卵胞刺激ホルモンは、脳の下垂体から出ているホルモンで、このホルモンの刺激で卵巣が刺激されて、卵胞が大きくなります。

しかしながら、卵巣の反応が悪いと、このFSHをいつもより多く出さないと卵巣が反応してくれなくて卵胞が育たないので、卵巣の機能低下に比例して数値が高くなります。

すなわち、卵巣が老化しているというサインでもあり、質の良い卵胞が育たなくなってしまいます。

AMHは卵胞自体のおおよその数で卵巣年齢を調べるというものでしたが、FSHはAMHと違って毎回数値が変わってきます。

生理の周期によっても数値は変わってきますが、基本的に生理3日目くらいの数値で10mlU/mL以下であれば良いですが、それ以上であれば数値が高いと無月経・不妊症・多嚢胞性卵巣症候群・下垂体腺腫などが疑われます。

FSHを下げる方法

ここでは、一般的に病院で行われる薬や注射を使った方法以外を紹介します。

①食事療法

基本的に『高たんぱく質・低糖質』がベストです。

あるアメリカの研究で、たんぱく質に由来する熱量が25%以上・糖質に由来する熱量が40%以下の食事をとっている女性は、たんぱく質に由来する熱量が25%以下・糖質に由来する熱量が40%以上の女性に比べて、体外受精における妊娠率が4倍に増加したとのことです。

つまり、糖質を制限して、たんぱく質を多く摂るだけで、妊娠率が上がるということです。

②サプリメント

前回紹介したDHEAがFSH数値を下げるのに効果的です。

詳しくはこちらを読んでください。


ただ、補足することがあるとすれば、基本的なバランスの良い食事・睡眠・ストレスを溜めないということをするだけで、体は大分変わります。

逆にいうと、それが損なわれるだけで、体はいかようにも悪くなるということです。

自分の体を変えれるのは他でもない自分だけです。

妊娠を望むのなら、まずその命が宿る器となる自分自身の体をケアしなければ、その器は赤ちゃんを受け入れれる器にはなりませんということを、ちゃんと自覚することから妊活を始めていくと良いでしょうね。


それでは。


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