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家宝の聖火
仙台の秋保温泉に行った時のことです。
『佐勘』
という旅館に宿泊しました。
旅館内に
囲炉裏がある部屋がありました。
文禄2年(1593年)12月に
大火に見まわれた祖先が
再度の火難を恐れ、高野山に祈願したそうです。
その際、
貧女の一灯と言われる灯明の火を
48日間絶やすことなく持ち帰ったそうです。
それ以後、
『家宝の聖火』
として、
一日も絶えることなく燃え続け、
今日に至っているそうです。
祖先から受け継いだものを
しっかりと後世へと引き継いでいくことは
大切だと思います。
大切な人が
大切にしていることを
大切にします。