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「そりゃ悪手だろ、蟻んコ」: ハイルオ・エーアイ・ビデオ・エクスペリメント(Hailuo AI Video Experiment海螺视频实验): Handshake Case

第2回: Hailuo AI Video Generator(ハイルオ・エーアイ・ビデオ・ジェネレーター)を使用して、映像生成の実験をやってみよう!

はい、表題の通りです、こんにちは。

少しでも様々な生成AIに関する知識を深めようと、日々、短い頭の触覚を動かして様々なものに触ってはいるのだが、さまざまなAIの進化のスピードが速すぎるのと、多岐多様に及んでいるので、すべてに触覚を向けるのはなかなか難儀ではある。

ただ、「すべてのものを手に入れてやるぞ!という傲慢が、思考や物事を圧倒的に狂わせてゆくので、

ぼくは、ぼくの出来ることをやって、ぼくにしか出来ないものを創造してゆけばいいのである。多くの誰かの欲を追いかけても意味がない。ぼくの、ぼく自身の欲を、ほんとうに欲している物だけを追いかけてゆくことで、そこに自分だけのものが見え、生み出されてゆくのだ。

はい、というわけで、好き勝手な記事に戻ろう。

生成AIを駆使して短編映画を制作する上で、一度初心に戻って細かいことをこねくり回している、この頃。

繰り返しになるが、最近、ぼくがいちばん使っている動画生成AIは、中国は上海に拠点を構える企業"MiniMax"が開発している"Hailuo AI Video Generator"(ハイルオ・エーアイ・ビデオ・ジェネレーター)である。

この動画生成AIを使用して、今の前線の動画生成AIには、どんな映像表現の可能性があるのかの実験的な動きを、継続的に短い記事に書いてゆこうと思うので、気になる方がいたら、お付き合いいただきたい。まあ読む価値などさほどない駄文だと言ってしまえばそれまでだが。


ハンドシェイクの映像を生成してみよう

さて、きょう実験するのは、「握手」(Handshake)である。

日本人は、文化として、あまり握手をしない気がする。

ぼくは、けっこうするよ。初めて出会った人とか、誰かとの別れの時とか、他にもいろいろなシチュエーションで、比較的、握手という行為をする方である。

動画生成AIで生成した映像をみていても、握手のシーンってみたことあるから、今回はけっこうすんなりと生成できるケースなのではと思うので、さっそくベーシックな握手のプロンプトを制作して、進めてみよう。

もし時間に余裕があれば、少し高度な握手のシーンなんかを制作できたら、よいなあと思う。

Handshake Type 000

プロンプトには人物の特徴、ロケーション、カメラの動きなど、詳細は、ほぼ記述していないベースとなる映像。シチュエーションは少し指定しているが、ある程度AIにおまかせのバージョン。

Handshake Type 001

握手する人物のディテールを少しだけ記述してみる。ロケーションとカメラの動きに関しては、特に細かい指定はしていない。シチュエーションはベースの映像を踏襲。

Handshake Type 002

"Handshake Type 001"にカメラの指定を加える。

ここで、ブレイクタイム、ハルシネーションのことを言い出すと話がまったく進まないので、それは当然のこととして進めよう。動画生成AIのみならず、画像生成AIに関してもだが、まだまだ、人間の細かな部分、手とかは、ハルシネーションの嵐。

ただ、つい最近リリースされた画像生成AI"Mystic V2"は、その壁を突破しているようである。まだ使っていないので、ここで使用感は話せないが、早い段階で使ってみたい。

話を戻すと、"Hailuo AI Video"の生成映像のクオリティは、ある意味では、なかなかすごいと思う。

では、少しロケーションやシチュエーションなどの要素を具体的に付加してゆこう。

Handshake Type 003 - 1

ロケーションとシチュエーションに、詳細を付加する。

Handshake Type 004 

さらに、ストーリー的な細部を付加する。

うん、複雑すぎる要素を入れない限り、安定してシーンを生成することが可能だと思う。ここでは試していないけれど、カメラアングル対応も付いてきてくれるような気がする。

では、今日も夜が更けてきたので、眠い。
ちょっとだけ遊んで、「握手」実験は終わりにしよう。

きょうは、ここまで。

ciao.

#note #GenAI #生成AI #動画生成AI #MiniMax #HailuoAIVideo #Handshake #握手 #悪手


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