悪魔召喚!:初心に戻って、GenAI"Midjourney"で生成する画像のクオリティアップを試みる
"Midjourney"で生成する「悪魔召喚」シーンのクオリティはどこまでアップできたのか?
そろそろこの回、終わらせないとな!というわけで、なんとか4記事目でいったんの終焉を目指して進みます。
この記事には前日譚があり、その詳細は以下でございます。まあ、大したこと書いてないけど、興味のある人は読んでみてね。
最終工程、魔法陣炸裂からの悪魔召喚!
簡単に今やっていることをおさらいします。
日々、惰性で使用するようになってしまったGenAI"Midjourney"で、初心に戻って生成クオリティのアップ、つまりはプロンプトエンジニアリングの精査を、試みようじゃないかと。そしてそのお題は「悪魔召喚」シーンにしようと、そういうことです。
で、いつもはあまりやらない細かな工程を経て、最終的な生成物のアウトプットのクオリティを、通常よりも「アホみたいに」アップさせるべく時間を費やした結果が、今回でひとまずの終わりを見せるはず。
必ずしも、努力がみのるとは限らないのが、世の常ですが・・・。
第五段階:1回目 - 魔術書を持った女性が魔法陣の前で呪文を詠唱すると、魔法陣がグレイトに炸裂する。
第四段3回目で、クオリティアップのためのプロンプトで迷宮に陥り、あらぬ方向にダッシュしはじめてしまった感があったので、ちょっとティーブレイクを入れて頭を冷やして、少し前のプロンプトに遡って微調整を入れつつ、
アグレッシブに前に進みました。
ちょっとプロンプトをよく見直して、
「おれはいったいなにを表現したいのか?」と、
そこを考え直した結果として、根本的な最初のイメージ、「魔法陣が描かれているのはかならず床だ!」とか、「場所はコンクリート打ちっぱなしの荒廃感ある薄汚れた廃墟じゃなきゃだめだ!」とか、そればかり突っつき回していたけれど、
いやいや、そこじゃないだろと。
そこも大切なんだけれど、それにこだわってたら目的地にたどり着かないことに気が付く。「廃墟の床に描かれた魔法陣の上で本を読んでいる女性」までしか、到達しない。
リアルで自然な女性のクオリティは、まあ最初のテーマだから最低限必要だけれど、やはり結果としてのシネマティックな「悪魔召喚」シーンにしなきゃ。
だから余計なものを、いっかいぜんぶ取っ払ってみたのである。
その結果として、現段階でのぼくの検証結果は、非現実的なシチュエーション(悪魔召喚とかね)での女性のディテール表現において、女性単体のポートレイトでのディテールを維持して表現することは、いまのバージョンのMidjourneyでは、むずかしそう・・・、ということ。
よくても顔がCGあるいは、GenAIになっちゃうんだよなあ・・・。
ちなみに今は、「プロンプトの調整のみ」でなんとかしようとしている。
だから、例えばリファレンスとかで工夫すれば、できるのかもしれない、あるいは、プロンプトだけでも、ぼくの力不足なだけ、かも知れない。でも今回はやれるだけのことをやったので、これを目的地としようじゃないか、諸君。
立っている姿より座っていた方が、求める方向のヴィジュアルが生成できる。座っていれば全身を表現しても女性のディテールの低下が立っている時ほど激しくはない。まあかなりなディテールの低下は否めないんだけれど、立っている全身だと、最悪顔が「時空の歪み」ばりに崩壊しちゃう。
上記のヴィジュアルにしても、このままだとハルシネーションの嵐なのだけれど・・・、雰囲気は求めるものに近付いている。
うん、完全に納得できたわけではないが、まあこのクオリティで進もう、では最終ステップへ!
ついにここまでどりついた、出よ悪魔!
はい、当初は第四段階が最終目的地でしたが、ここまできたらやるしかありません。
悪魔を召喚しました。
もう説明はいらないでしょう。クオリティ維持にずいぶん頭を使ったので、いまのぼくの最高値がここだということです。いろいろと疑問は残る・・・、段階を踏む必要はあったのか???とかね・・・。
まだまだあかんな・・・、さらに精進せねば。
最終段階:悪魔召喚
魔術書「Goetia」にアングルとクオリティが左右されると考えて、その要素を削除したバージョン。結果として、やはりCG感あるいはGenAI感は否めない。もっとリアリティが欲しい。が、これをベースに別記事で新たな方向性に進めよう。
・山羊系(Goat type)
山羊憑依系(Goat possession type)
・蛸系(Octopus type)
・蛸憑依系(Octopus possession type)
・人型系(Humanoid type)
悪魔に設定したファッションが女性に影響してランニングなファッション・・・。
・堕天使憑依系(Fallen angel possession type)
はい、というわけで、努力の甲斐も虚しく、限られた時間内に当初考えていたクオリティに持っていくことはできなかったけれど、いろいろ気付きがあったので、ここからさらに、ブラッシュアップは続けますよ。
最後に、少し足掻く。"Goetia"と床の魔法陣の要素を追加して微調整してみる。やはり、女性のクオリティが破綻&崩壊する。でも「堕天使バージョン」は、手足のハルシネーションは炸裂しつつも、あれ、意外といいかも・・・。
今回は、ここまで。
#note #GenAI #生成AI #Midjourney #Demon #悪魔 #悪魔召喚
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