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"Old Man Voll" - フォル爺
Hi, Guys.
さっき、物思いに耽っていて、ふと思い出したことの話をしよう。
『葬送のフリーレン』にフォル爺という高齢のドワーフの戦士が出てくる。彼が、フリーレンとの別れの際に、
「人生の最期にお前に会えて良かった。」と、言う。
ぼくは、とある老人に、ほぼ全く同じ言葉を言われたことがある。
それは、母方の祖母で、その時90歳だった。
しばらくぶりに実家を訪れると、異常なほど元気だった祖母が床に伏せっていて、ほとんど眠っているような状態だった。食事もほとんど食べていないとのことだった。もう、話しかけても反応がないと、家族は言っていた。
ぼくが、祖母のところにゆくと、そんな祖母が突然目を開けて、ぼくの方を見つめた。
「最期に、お前に会えて良かった。」
「いやいや、まださあ、」
ぼくがその言葉に返事をしている途中で、祖母は、また目を瞑ってしまった。
ぼくはその日に、実家を後にしたのだが、次の日、祖母は死んだ。
そんなことを、思い出した。なぜか、フォル爺の言葉から、あの時のことが鮮明に目の前に現れた。
あの時、ぼくは、祖母になんて言おうとしたんだっけ?
フリーレンは、
「それ80年前も同じこと言っていたよ。」って言ってた。
そんな粋な言葉は言えなかった。たしか、「まださあ、まだまだ。」って言おうとして、でも祖母が再び眠りについたので、言葉はそのまま、どこかにいってしまったと、記憶している。
ふとしたことで、何かを思い出す。
そこには、なにか意味があるのかもしれないから、今こうやって、言葉にしてみた。
きょうは、ここまで。
ciao.
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