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超短編映画『MT:MÔTU』制作記録 / 生成映像のブラッシュアップ

超短編映画『MT:MÔTU』宇宙貨物船シーンのブラッシュアップ

備忘録という意味でも、現在進めている超短編映画『MT:MÔTU』(モット)の作業記録みたいなものを書き記してゆくことにする。あくまでも"How to"ではないので・・・、あまり読む価値はないと思うけれどね。


動画生成AI"MiniMax"(ミニマックス)など、を使用しての映像生成

中国企業"MiniMax"による"HailuoAI"(海螺视频、ハイルオ エーアイ)モデル搭載の動画生成AI"MiniMax"、やっとわかったんだけれど、名称は企業名と同じ"MiniMax"なんだね、たぶん。

現在進めている超短編映画は実験的段階なので、いろいろな動画生成AIでの映像素材制作を試みている。そのため、"MiniMax"だけを使っているわけではないから、工程についてはかなりマルチタスクとなっていて、故に、あまり"How to"として記事を書く意味がないのである。個別に書けばいいんだけれどね・・・。

生成AIにおけるプロンプトの重要性

まあ今更だし、そんな大層なプロンプトエンジニアリングをぼくが操っているわけではないから、こちらも特出して書くような内容も「ないよ〜」とだけ言っておこう。

ただ、生成AIによって、プロンプトのブラッシュアップがあまり意味をなさない場合と、プロンプトのブラッシュアップによってアウトプットのクオリティが圧倒的に変わってくる場合があるので、もう一度、今更ながらプロンプトが「肝」である。

ただやはり、「このプロンプトが正解だ!」という絶対値的なものは、ないので・・・、それはすべてのことに言えるのだが、ぼくのスタイルとしては、ほぼ自分で考えて考え抜いて、プロンプトをブラッシュアップしてゆく。もちろん、生成型人工知能チャットボットにも部分的にヘルプをお願いするが、そこに依存しずぎると迷宮に足を踏み入れて脱出できなくなるので、アナログまっしぐらにはなるのだが、最終的な判断というか作業として、自分でプロンプトを改変して、ブラッシュアップを進めることにしている。

ちなみに、自分でやっていても、迷宮にどっぷり迷い込むけれどな・・・。

シーンのブラッシュアップにおけるトライアンドエラー

まっ、そういうことである。
トライとエラーなくして、ひとは先には進めない。

いま制作しているのは、宇宙貨物船のブリッジにいるキャプテンのシーンなんだけれど(『MT:MÔTU』はSF映画です)、このたったワンシーン、ワンカットのブラッシュアップ、もう一週間くらいやってる・・・、おれ、アホちゃう。

だから全体の制作自体がまったく進んでいない。

これが迷宮である。

ただいちばん最初のクオリティに比べたらかなりシーンのブラッシュアップはされているので、これがトライとエラーで、先に進んでいるということなのか、知らんけど。

いちばん最初の結果から見せないと、その進んでいる感は客観的にはまったく分からないと思う・・・、たぶん自分しかわからないんだけれど、"How to"じゃないから。

でも現段階のものは、せっかくなので掲載してゆこう。

Scene 001: 宇宙貨物船ブリッジ

・カラー調整前

・カラー調整後

生成は、"MiniMax"のText to Videoを使用。現時点でImage to Videoに対応していないため、同一人物(ファッションなどを含める)のリファレンスが厳密にはまったく出来ないのだが、公式から「なんちゃってリファレンス」的なアナウンスはされていて、なんちゃってだったら、同一人物での別シーン、別カット、別アングルなどの生成が、なんとなく可能・・・、なんとなくな。

でも、あくまでも、なんちゃって。不可能と言った方が、正しい。

人物だけではなく、もしかしたらファッションもいけそうだけれど、まだ試していない。この段階でそこに時間を費やす無意味感だな。でもぼくは、そういうことをやりがちなので、それをやり出したらたぶん、それだけやっていて1日2日くらい簡単に潰す自信がある。

で、結局、「できね〜な・・・」で、終わる。それが人生だよ、諸君。

いや、こだわりの問題でさ、いま、複雑なデザインTシャツを着させようとしているから、リファレンスは完全に無理なだけで、「無地の白いTシャツ」だったら、絶対に出来る。でも、

「無地の白いTシャツなんか着てるキャプテン、映像としてクールなの?」

っていう話だろ。

もっと話の続きが書きたいけど、別の動画生成AIの話に移りたいので、そちらに続く。

一旦、ここまでっちゃ。

ciao.

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