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攻めと守りの合わせ技 赤白バクテラス

はじめに

皆さん、こんにちは。
現在CSでの成績が絶賛低迷中、ムジナ豆腐です。

ここ1か月一切予選上がりがありません。
おまけに3-2してもオポネントで上がれません、辛いです。

新井が悪い

そんな中、しばらく自分の都合もありCSに出ず、いつの間にか3週間過ぎてました、時がたつのは早いですね。

しかしデュエマの環境は一生停滞しています。


なんも変わらねぇ


お前さんもか

いつこの環境が終わるのか。そんなことを皆さん思っているところでしょう。しかしここで悲報です。
この環境、しばらく続く可能性があるとみています。
理由は二つ。

一つは殿堂発表が冬になる可能性があるから。

昨年度は絶望神サガが原因で夏に殿堂発表がありましたが、今回はサガほど環境が荒れていません。おまけに新弾には殿堂候補の謀遠テレスコ=テレスの再録が決定しています。

エンダーマンと同じくらい嫌い、ほんと大っ嫌い

それに前シーズンのアビスレボリューションからもう一年たちますからそこら辺からの再録もかなりありそうです。

そのため殿堂発表の時期が調整されそうなんです。
個人的には冬が本命、次点で秋でしょう。

そしてもう一つ、赤青マジックが殿堂の対象外になる可能性があるからです。

皆さんさすがに赤青マジックは知ってると思うんで解説はしませんが、現在赤青マジックで殿堂候補のカードがどれもキーパーツなのでリメイクすらできない可能性があります。

候補に挙がるのが瞬閃と疾駆と双撃の決断、氷柱と炎弧の決断、単騎マグナム、マジックの革命チェンジ系列になるのですが、革命チェンジのカードや瞬閃と疾駆と双撃の決断は殿堂したら赤青マジックというデッキが消えます。リペアすらできません。

逆に氷柱と炎弧の決断や単騎マグナム程度だとダメージが少なすぎて環境に残りそうなんですね。

発売時期的に殿堂しない可能性も…

で、公式からしたら前シーズンとはいえ全面的に売り出したデザイナーズコンボを抹殺したいかって言ったらしたくないはずなんですよ。

なので後者の殿堂パターンがとられそうなんですよね。

ちなみに黒緑アビスは謀遠テレスコ=テレス、邪幽ジャガイストらへんが殿堂候補です。さすがにアビスはtear2くらいまで落ちそうです。

これらの理由から、最低でも秋までこの環境が続くうえ、赤青マジックはなんか環境に残るみたいなのが起きそうなんです。

そんなクソみたいな状況でもデュエマが好きな皆さんが生き残れるように、今回は環境でそこそこ戦えて、長く使える、おまけに扱いやすいデッキ、赤白バクテラスをご紹介します。



赤白バクテラスの概要

デッキ概要

まずは赤白バクテラスがどんなデッキか見ていきましょう。

ボルシャックカイザー?なにそれおいしいの?

このデッキは

ドラゴンズサインやボルシャックサインで7コストの多色ボルシャックを場に着地させ革命チェンジで竜皇神ボルシャックバクテラスを早期着地させるデッキです。

赤緑でもおなじみ

で、皆さん疑問に思ったことがあるでしょう。

なぜオリジナル版なのか

答えは簡単、アドバンス版の赤白バクテラスがあるからです。それがこちら。

こっちをだすつもりだったんですよ…

この赤白バクテラス、実をいうとアドバンスのほうがつよいんです。
なぜアドバンスのほうが良いのか。

それはボルシャックサインが関係しています。

デメリットが…デメリットが大きすぎる…

この呪文、5コストで7コストのアーマードが着地するとかなり強いことが書いてありますがその下にゴミみたいに弱い効果が書いてあります。

自分のエレメントを1つ破壊する。

盤面に何かいる時ならまだしもいなければ出したクリーチャーを破壊するという、いったい何がしたいのかよくわからないカード。

轟炎の竜皇ボルシャックカイザーの自壊効果と合わせようとしている人たちがいましたがあまりにも非現実的なコンボです。

面白いんだけどね

とくに今の環境はハンデス環境。キーパーツ抜かれておしまいの環境にこんなコンボをやってる余裕がありません。

おまけにデッキに轟炎の竜皇ボルシャックカイザーなんて入れる余裕もありません。

ではどうするか。
最初から場にいてかつ場を離れないものにエレメント破壊効果を擦り付ければよいんです。

そんな都合に良いカードなんて…

なぜか選べてしまう

いた。

ちなみに選べる理由は封印してもエレメントだからです。
無視されても場にいるのでエレメントです。原理は知りません。
裁定変更とかで変わったらすみません。

まあそんなわけでデメリットを消すために禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムXを採用するためにアドバンスになりました。

ちなみに13番目の計画/サファイアミスティが採用されているのはどうしてもめくるデッキという都合、禁断の採用によってライブラリーアウトの可能性が出ているからです。










と、紹介する予定だったのですがここで事件が起きます。

構想し書き始めた直後に最も有利だった黒緑アビスに死海竜ガロウズ・デビルドラゴンが採用され、勝てなくなりました。

どうしてだよぉおおお

さらにそれを機にアドバンスで相性関係等を考察した結果、なんとびっくり赤黒バイクとファイナルストップを打つ前の赤青マジックにしか勝てないことが発覚。
こんなんじゃ記事になんないよ、となり1から書き始めたためオリジナル版という名がついたわけです。無念。

ただまあオリジナルもアドバンスも結局はやることは変わりません。ボルシャックサインが少し使いづらくなったくらいです。なので、構築はこのままでいきます。異論は認めます。


デッキの強み

さあ。うじうじしていても仕方ないのでさっさと解説していきます。

このデッキの強みは何といっても受けの堅さにあります。
ドラゴンズサインに光鎧龍ホーリーグレイス、爆殺!!覇悪怒楽苦。
枚数は多すぎるというわけではないですが、どれも逆転するのに十分な火力を備えています。

とくに爆殺!!覇悪怒楽苦はこのデッキの逆転力の強さを象徴しています。

ちょっと値上がりした

通常時に使っても、SSTとして使っても強いです。

除去する上にうまく使えたら相手ターン中に竜皇神ボルシャックバクテラスを踏み倒せる。さらにそこから最大4体のアーマードが飛んでくる。使ってる体感としては相手ターンとは思えません。

さらには上振れではあるものの最速4ターン目に動けるのは強みとも言えます。

それらを実現させるためのリソースもしっかりありますしデッキとしてはかなり完成されています。

ボルシャックサインも回収可能なのが強い

またプレイヤー視点からも良い点があります。

まずカードが全体的に安いです。これは非常に大事です。

さらにはやることがかなり単純なためかなり簡単な部類のデッキです。
だって多色ボルシャック出してチェンジするだけ。簡単でしょ。

そのため初心者でも安心して握ることができます。

さらにこのデッキは受けデッキかつ速度がそこそこあるデッキということである程度の環境なら使い続けられます。さすがにサガ環境みたいなのは無理だけどね。

デッキの弱み

なんかすごいまつり上げるように紹介しましたがもちろん弱点も存在します。

まず受けデッキに強いデッキには負ける可能性を孕んでいる点です。

とくに単騎マグナムを採用するデッキや呪文メタを搭載したデッキには勝ちづらいですし、ループデッキ対面には自力で動かなければなりません。

エロい

さらにこのデッキは何らかのメタカードを搭載していません。
せめてボルシャックヴォルジャアクの破壊時効果くらい。

なので相手が受けデッキの場合逆転されるみたいなこともあります。
直に殴るデッキなので仕方ないとはいえ、今のデュエマでこれができないのは少々厳しいです。

おまけにメタ除去カードも積んでないのもかなり痛いです。

そこら辺を解決できたアドバンス版は本当に強いんですけどね。
だれだよ死海竜ガロウズ・デビルドラゴン持ってきたやつ。


各カード解説

さてここからはカード解説。

各カード解説①初動札

・堅き革命ボルシュゴス / ボルシュゴススラッシャー!!
・ボルシャックドラゴン/決闘者チャージャー
・セルリアンアックスドラゴン/ダブルアックスチャージャー


バディファイトみたい

堅き革命ボルシュゴス / ボルシュゴススラッシャー!!は序盤、中盤、終盤、隙がないカードです。

下面では初動では次のターン使うチャージャー系統のカードやフィニッシュに足りないカードを持ってきたりします。特にチャージャー系統が手札にないと動きが1ターン遅れることになるためめちゃくちゃ使います。

中盤終盤でもボルシャックヴォルジャアクのファイナルエンドをしたターン、盾から回収できなかったカードを持ってきたり、SAを持っているので上面を打点追加で出すこともあります。

さらにはボルシャックヴォルジャアクや輝く革命ボルシャックフレアとも革命チェンジができるのも強いです。

さらにメガラストバースト持ちなのでチェンジで場を離れてそのまま別のチェンジなカードを持ってくる、なんて芸当もできてしまいます。

そりゃ公式もこんなサムネ作りたくなるよ。

実際強かったよ、公式さん

次はボルシャックドラゴン/決闘者チャージャー。

定番

ボルシャック系列でデッキ作る場合は必ず入る初動札。

しかもこのカード、回収がカード対象なんでボルシャックサインが回収可能です。そりゃ強い。

あと竜皇神ボルシャックバクテラスがいればSAなります。
それにあわせボルシャックドラゴンのパンプアップは結構ありがたかったりします。

このデッキにおいて、というより竜皇神ボルシャックバクテラスを手に入れたボルシャック系列のデッキにおいて、ボルシャックドラゴン/決闘者チャージャーは無駄のない優秀なカードになりました。


後手なら使える

セルリアンアックスドラゴン/ダブルアックスチャージャーはボルシャックドラゴン/決闘者チャージャーの5枚目以降として採用しています。

このカードが登場したときはとあるYoutuberから

風邪をひいたとき、デドダムに見える

と高い評価(皮肉込み)でいわれていました。

とはいえ皮肉込みとはいえどある程度の評価を受けているし、実際使い勝手はなかなか良いので十分なカードといえるでしょう。

なんならボルシャックやアーマード以外のカードを回収したい場合は使いますしね。

各カード解説②中継地点

・ボルシャックサイン
・ドラゴンズサイン
・輝く革命ボルシャックフレア
・ボルシャックヴォルジャアク

ここからはフィニッシュまでの手順で使う中継ぎの解説です。

まずは5コストの踏み倒し呪文たちから。

デメリットがなければね…

ボルシャックサインは先ほど述べたアーマード踏み倒し呪文です。

このデメリットを消すには禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムXか轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザーを使う以外ないです。

まあデメリットを帳消しできるならば本当に強いです。
なんでアドバンスで使えなくなるんだよ畜生が。

さてこのカードと同じ役割を背負うのがドラゴンズサインになります。

昔は500円でデッキが買えたってさ…え、今でも買えるって?

このデッキでは7コストの多色ボルシャックを用意しないとフィニッシュまでいけないわけですが、なぜかそいつらみんな光文明を持っているので採用しました。

そのうえ受け札になるし、ボルシャックヴォルジャアクの終極宣言が発動しやすくなるし、おまけに終極宣言時に使えるし、というかこのデッキに採用されている多色ボルシャックみんなSA持ってるし…

これ正直1枚で良い気がしてきました。

ボルシャックサインの気持ち

まあ回収のしやすさはさすがにボルシャックサインのほうが上ですし、5枚以上あったほうが確実に手札に来ますから一概には言えませんけどね。

そしてここまでで解説したカードから出てくるのが今から解説する多色のボルシャック達。

誤植注意(こっちが正しい)

ボルシャックヴォルジャアクは竜皇神ボルシャックバクテラスに革命チェンジできる上に、フィニッシャーにもなれる優秀なカードです。

盾追加効果は相手ターン中にも有効なため、場にいるだけで時間をかなり稼いでくれます。

また破壊されたときに別の7コスト以下のボルシャックを出せるためある程度の受け札はケアできます(マナ送りやバウンスはきついけどね)。
またこの効果を使うことで手札次第でボルシャックサインのデメリットを消せます。

そして何より終極宣言を出せればほぼゲームに勝てるといっても過言ではありません。

自身の盾をブレイクするというデメリットの代わりに、トリガーからの盤面展開、さらには次のターンまで自分は負けないとかいう小学生が考えたような一文が記載されています。実質的なフィニッシャーです。


アルモモもどき

輝く革命ボルシャックフレアはあの有名デュエチューバーに「地上戦最強」といわせた強カードです。

役割は五枚目以降のボルシャックヴォルジャアクですがこのカード自体を単体で使うこともあります。

相手が出した一体目のクリーチャーはタップされ、さらに自分のクリーチャーは1回目なら必ずバトルに勝つというなんかすごいことが書かれています。おまけに自分のターンの終わりにアンタップするので、大きな壁としてかなり時間を稼いでくれています。

この多色ボルシャック達は竜皇神ボルシャックバクテラスを着地させた後もゲームの勝敗に関わってくるのでそこらへんはプレイングのところで説明します。

各カード解説③受け札

・爆殺!!覇悪怒楽苦
・光鎧龍ホーリーグレイス

ここからは受け札の解説。

種族の無理やり感、好き

光鎧龍ホーリーグレイスはホーリースパーク内蔵クリーチャーです。
かなり強力な受け札なのですがこのカードはそれだけではありません。

このクリーチャーが自身の破壊効果が不発になり生き残った場合、このクリーチャーは7コストの革命チェンジ獣と革命チェンジが可能になります。

さらに相手にブロッカーを並べられた場合や盤面処理をしたい場合、このクリーチャーを出せば相手クリーチャーをすべてタップすることができ、ブロッカーの無力化や相手クリーチャーを全滅させることも可能になります。

そして手札にいる場合や6マナが貯まっていない場合でもドラゴンズサインで踏み倒すことも可能です。

結構色々使える万能なカードです。

次は爆殺!!覇悪怒楽苦。

このころのネーミングセンスあんま好きじゃないんだよなぁ

通常時では純粋な除去札、SST発動時では踏み倒し+バトル効果と頭からしっぽまでのないカードです。

特にこのデッキでは竜皇神ボルシャックバクテラスを踏み倒すことがメインになります。
また竜皇神ボルシャックバクテラス以外でも輝く革命ボルシャックフレアを出して実質確定除去をするのも良いですし、ボルシャックヴォルジャアクを出し次ターン確定で終極宣言するのもありです。

また優秀な点は通常の除去が先に来ているため単騎マグナムを除去してから踏み倒せるのも優秀です。

先程の述べたようにこのデッキの逆転力を象徴するようなカードでしょう。

各カード紹介④フィニッシャー

・竜皇神ボルシャックバクテラス


すしざんまい

さてお待ちかねのフィニッシャー、竜皇神ボルシャックバクテラスの紹介のお時間です。

10コストという重いコストとそれに見合う強力な効果を持っています。
自分を除く全体にブロッカー、SAを付与、さらに各ターンアンタップというなんか強そうな効果全部乗せしたカードです。

でもこういうカードには大体余計なことが書いてあるんです某ミサイル野郎のごとく。

残当

で、竜皇神ボルシャックバクテラスの少し上らへんの効果を見てみましょう。

  • 革命チェンジ:コスト7以上の名前に《ボルシャック》とある多色クリーチャー

なんだろう…凄く丁度良い…。

てなわけでこのカード、出すのにはかなり苦労します。
実際、竜皇神ボルシャックバクテラスが強い!というよりは取り巻きが強い感じなんですね。
ただこのカードが着地すれば確実に勝てます。そりゃあ一気にジャスキル+複数打点を作れますし、ブロッカーを貫通することもできてしまうんですから。またフィニッシュしきれなくても、ブロッカー付与+アンタップ効果で生存率を上げれます。

また爆殺!!覇悪怒楽苦から出てきて一気に返せるのもこのカードの強みでしょう。これに関しては爆殺!!覇悪怒楽苦が強いだけな気がしますが…。

てなわけでこのカードはぶっ壊れってほどじゃないけれど出せば勝てるよって感じのカードです。

各カード解説⑤入れ替え候補

ここからは入れ替え候補の解説なのですが、正直オリジナルだと枠がかつかつすぎる、かつ入れ替えるとデッキの質がかなり落ちるという状態です。

例えばメタを除去するカードでボルシャックバリスタドラゴンがあげられますがカードパワーが低いうえ、入れ替えるとしたら光鎧龍ホーリーグレイスの枠くらい。そのうえ光鎧龍ホーリーグレイスはこのデッキでも重要な役を請け負っている以上採用できないんです。

いい効果してるんだけどね…

またほかのカードも同様です。
本来なら採用候補になるボルシャックスーパーヒーロー/超英雄タイムやアドバンス版で採用されているボルシャックガラワルドも枠がありませんから入れられません。

轟炎の竜皇ボルシャックカイザーも同様です。
まあこのカードくらいならドラゴンズサインとの入れ替えで何とかなりそうですが、そもそものカードパワーの低さからあまり評価できません。

だってドラサイチェンジのほうが強いし…

アドバンスだとメタ除去カードを採用するくらいの余裕があるんですけどね…。そもそも土俵に立てないような状態なので何とも言えないです。

実戦において

ここからは実戦での赤白バクテラスを解説します。

環境において

さあ、まずは皆さんが気になる環境での立ち位置。

今度の規制はどうすんだか

はい、遂に赤青マジックが入賞率3割行きました。
この感じだとCSでたら100%赤青マジックに当たる感じですね。以前赤青マジックが入賞率2割弱くらいの頃、東京のCSに出ましたがかなりの数赤青マジックがいました。今だと田舎のCSでもよく当たりますから、どうなってるんでしょうね、東京のCS。多分地獄です。

ほぼ昨年のサガマスターズ状態ですがそりゃあそうです。
速攻系統にはボン・キゴマイム / ♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにありをメタやブロッカーを並べてきたら歌舞音愛 ヒメカット / ♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひてで除去してから殴る。おまけに受けデッキには単騎マグナム+ファイナルストップを。対応力が明らかに速攻デッキのそれじゃありません。さらにそれ等の行動を要求値を貫通して実現させるリソースの豊富さ。

再録待ってるよ

マジックというデッキに勝つにはいっそ逆アポロのような受け札ガチガチ構築や赤青覇道具のようなマジックに勝つためだけのデッキで戦うしかありません。(なお勝てるとは言っていない)

さて話を赤白バクテラスに戻しましょう。

このデッキの有利対面は黒緑アビスや赤黒バイク、不利対面は天門、ゴスペル、complex、ループ系のデッキ、五分対面は赤青マジックという感じでしょうか。

まず有利対面から。


ほぼ勝てる

黒緑アビスはオリジナルだとトリガーケアする札がありません。ゆえにトリガーを踏んでくれれば勝ちます。また最速でも4ターン目に動けるため相手の動きが少しでも遅れれば先に動いて勝つことも可能です。ブロッカーも光鎧龍ホーリーグレイスで貫通できますしね。


アーテルは高いね

赤黒バイクも同様です。
こっちは赤青マジックと違い呪文の封殺が不可能かつ単騎マグナムを安定して出せないのでこちらも強気に出れます。ただこっちに関しては赤い稲妻テスタロッサや異端流しオニカマスなどを採用しているため自分から動けなくなる恐れがあります。そのため完全な有利とはいえません。


圧倒的teir1

赤青マジックはファイナルストップを唱えられると厳しいですが単騎マグナムだけならば対処できる可能性があるので時と場合によりそうです。赤青マジックは最速キルすることは割と少ないですし、速度的に問題ない場合もあります。なので五分といったところでしょう。

一方不利対面。


エモハに目をつむれば初心者向け

まず天門ですが受け札をケアができません。この時点で厳しいです。またゲンムエンペラーが先に着地された場合、動けなくなりますから不利対面といっても過言ではないでしょう。


最初はネタカードだと思っていたよ

ゴスペルも同様です。同速なうえでフィニッシャーが着地されたらゲームセットのデッキには先手とる以外に勝つ方法がないです。そのうえで受け札が堅いしこっちもケアできないので不利でしょう。


最近はアナカラーが強いんだっけ、種類多すぎ

complexのデッキはメタカードが多すぎるます。先に述べたように除去カードが受け札にしかないので貼られた事態で相手依存になります。そのうえでDARK MATERIAL COMPLEXは受け札かGSしか効かないのでこのデッキに投入されている受け札は無力です。勝つためには相手が事故を起こすくらいしかないでしょう。

またループ系のデッキや完全な受けデッキはそもそも殴ってこないうえに受けが堅く、勝つのは厳しいです。

直近だとここらへんかな

要約すれば殴ってこない、受けが堅い、同速で行動不能になるロック仕掛けるデッキには不利対面、純粋に殴るデッキかつ呪文クリーチャーに対するロックが少ないデッキには有利対面がとれる感じです。多少の例外はありますが。

プレイング

このデッキはかなりプレイングが簡単なデッキなのであまりないですがいくつか覚えとくべきことがありますので、解説していきます

まずはフィニッシュについて。

このデッキの基本的なフィニッシュは竜皇神ボルシャックバクテラスの着地になりますが、これに対しての最速の手札の要求値は少々高いです。
5コスト踏み倒し呪文+7コスト多色ボルシャック+竜皇神ボルシャックバクテラスですからそろえるのは少し厳しいです。また回収が容易なボルシャックサインを使う場合は7コスト多色ボルシャックが2枚必要になる上片方がボルシャックヴォルジャアクである必要があります。さらにはドラゴンズサインはセルリアンアックスドラゴン/ダブルアックスチャージャーでないと回収できません。

なので4ターン目に無理に竜皇神ボルシャックバクテラスを着地させる必要はありません。一応受けデッキですからどんと構えましょう。またボルシャックヴォルジャアクの終極宣言でも全然フィニッシュの役割を果たせますし、最悪輝く革命ボルシャックフレアでも十分です。竜皇神ボルシャックバクテラスにこだわる必要はないでしょう。

こっちだけでも十分強い

うまくいくのであれば4ターン目に竜皇神ボルシャックバクテラスを着地させ、手札的に厳しい場合はボルシャックヴォルジャアクか輝く革命ボルシャックフレアの着地を目指しましょう。

次は初動。

まあ、ヒートブレスよりは強いから

初動札は基本的にボルシャックドラゴン/決闘者チャージャーを使いましょう。セルリアンアックスドラゴン/ダブルアックスチャージャーはあまり使いません。

その理由として、手札の消費量と山札下に送るという点にあります。
まずセルリアンアックスドラゴン/ダブルアックスチャージャーは手札の消費量が多いです。最大枚数引きたい場合はこのカード自身+下に送る2枚の合計3枚必要です。そのうえで引ける枚数は2枚と数字的に見れば手札は1枚減っています。この状態で上記のフィニッシュのカードがそろうかというと微妙です。なので基本はボルシャックドラゴン/決闘者チャージャーを優先して使いましょう。

ただ、このカードにも使い道があります。それはボルシャックドラゴン/決闘者チャージャーがないときかボルシャック以外を回収したいときです。なのでこのカードをマナ埋めするかどうかは3ターン目までわかりません。またハンデス等でボルシャックドラゴン/決闘者チャージャーが落とされることもあります。なのでぎりぎりまで手札に抱えておきましょう。

またこのカードに関してもう一つ。

それは0枚引くというテクニックです。
このカードのテキストには

  • 自分の手札を2枚まで、好きな順序で山札の下に置き、その後、同じ枚数のカードを引く。

と書いてあります。そのため山札下に0枚カードを置くということが可能になります。

ボルシャックドラゴン/決闘者チャージャーがなく、また手札にフィニッシュの札がそろっている状態でこのカードを使わなければならない場合は0枚を山札下に送りましょう。このデッキは最低でも4ターン目までに5マナまで伸ばしておきたいのでこの動きは覚えておいてください。

ここで述べたこと以外のプレイングの解説は省きます。なんせこのデッキは上記3点のこととデュエマの基本的なテクニックを知っていれば問題ないくらいかんたんなので。

終わりに

今回の解説はいかがでしたか。

受けデッキということで殴るデッキが主流のいま活躍できそうなデッキすし、このデッキの寿命はかなり長いと思うのでぜひ組んでみてはいかがでしょうか。

また今回は書き直しがあったとはいえ更新が遅れてしまいすみません。本当はいっそじっくりやって時間に見合う内容にしたかったのですが、今週新弾が発売されるので諦めました。次はもうちょっと計画的に書きます。

今後もこう言った解説記事を書いていきたいと思いますのでX(旧Twitter)とnoteのフォロー等をお願いします。質問などはコメントでお待ちしております。

次回は一応赤白アーマードを予定していますのでお楽しみに。
それでは、御精読ありがとうございました。





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