【毎日映画_0013/1000】7/13_『凪待ち』
千葉ちゃんオススメということで観てきました。後味、というか、ずっとぬるーい嫌なことが続くのですが、今の自分にぴったりでした。少し光が差しました。千葉ちゃん、ありがとう。
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『凪待ち』(2019)
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〈ストーリー〉
毎日をふらふらと無為に過ごしている主人公・郁男。ギャンブル依存から足を洗うため、恋人・亜弓の故郷・石巻でやり直すことを決意。恋人の娘・美波は転校に不服だが、郁男には心を開いているのでついていくことに。
ある日、亜弓と美波が喧嘩をして、美波は家を飛び出してしまう。郁男は大丈夫と亜弓を諭すが、夜になっても戻らない美波を心配し、パニックになる亜弓。落ち着かせようとする郁男を激しく非難し、ひとり探し回る。そして痛ましい事件が。
郁男は自暴自棄になり、職場で暴れてクビになる。ギャンブルもやめられずどん底の郁男。郁男は果たして再生できるのか?という話。
〈感想〉
なんて自分はダメ人間なんだって思うことありますよね。でもそれを、「ずっとダメ人間気取ってヘラヘラ逃げて生きていけばいいよ」なんて言われて、もう底がないくらい落ち込みました。郁男もそんな気分なのかなと思い、ずっと鈍く痛かったです。失敗して堕ちる瞬間は誰にでもあると思うんですけど、やっぱり支えてくれるのは、人なんだなと思います。
立ち直るって何かなって考えたとき、この痛みを次に伝えないように、人に優しく、大切にすることなのかなと思いました。
〈こんな人にオススメ?〉
失敗が続いてる人や落ち込んでいる人が観たら、やっぱり落ち込みます。w
でもそこから、じゃあどうしようかなと考えられる作品だと思います。
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