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【毎日映画_0020/1000】7/20_『息もできない』

テンさん、シティさんオススメの韓国映画。

すごい勝手なイメージでしたが、やっぱり、めちゃくちゃ人が殴られます。

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『息もできない』(2008)

監督:ヤン・イクチュン
脚本:ヤン・イクチュン
主演:ヤン・イクチュン
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〈ストーリー〉
常に何かにイラついていて、すぐ人に手を上げてしまう主人公・サンフン。友人とはじめた暴力的な取り立て屋として日々を過ごしている。
ある日、女子高生のヨニと出会う。甥の面倒を見てもらうなど、ともに時間を過ごすうちに、友情が芽生える。
ヨニによって秘めていた優しさを引き出されていくサンフン。仕事から足を洗おうと決意するが・・・という話。

〈感想〉
登場人物のほとんど、家族が欠けていて、貧乏で。
こういう環境のせいで卑屈になることって、多々あるかと思うんです。
こんな仕事がしたいのに会社が許してくれないとか、こっちはこんなに好きなのに、むこうは死ぬほど嫌いで関わらないでほしいと思っているとか。w

よくあるのが、どんなに環境が過酷でも、全て自分の頑張り次第でなんとかなる!的なもの。
でも、それこそができないんだよ!ってなることいっぱいあるじゃないですか。

この映画は、やっぱり人だな、って、教えてくれてるんじゃないかと感じました。
例えば、みんな、仕事やらバイトやらでお金を稼ぐんですけど、貧乏で苦しい自分のためには使わなくて、甥にほしいもの買ったり、家賃を払ったり。
自分じゃない誰かのことを一生懸命考えることで、優しくなれるし、そこに幸せを見つけることができる。
(自分がイメージしている韓国映画らしく)でもそんなに人生甘くないぜってなるんですけど、少し優しくなれたな、と。


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