【毎日映画_0040/1000】8/9_『橋の上の娘』
『髪結いの亭主』パトリス・ルコント監督の作品。さちこのオススメ。
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『橋の上の娘』(1999)
監督:パトリス・ルコント
脚本:セルジュ・フリードマン
主演:ダニエル・オートゥイユ
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〈ストーリー〉
男に捨てられ、橋の上から身投げしようとしていたアデル。そこに通りがかったナイフ投げの中年・ガボールに「俺の的にならないか」と誘われる。
ガボールとアデルは行く先々で喝采をあびる。カジノでも大勝ちし、運が巡ってくる2人。
しかしある日、アデルが一目惚れした男と駆け落ちをしてしまう。新しい的となる女性を見つけパフォーマンスをするも、うまくいかないガボール。アデルもすぐに愛がさめてしまい後悔する。2人はお互いの存在の大切さを知るも時すでに遅し。2人はまた幸運を手に入れることができるのか、という話。
〈感想〉
『髪結いの亭主』の中年は、少年の頃から考えが変わらず、え?という結末を迎える、まさにこじらせ男のビックリ映画だったけど、
『橋の上の娘』は、いると幸せ、いないと不幸、両方経験してようやくわかる、みたいな王道のわかりやすいストーリーだった。
こんな王道のストーリーで、いくつも映像化されているであろうパターンなのに、なんで自分に置き換えると、できないものなんでしょう。
「いないと不幸」を体験しなくてもいいように、「いると幸せ」に一生懸命になりたいと思います。