【観劇_0006】8/23_第21回 東京03 単独公演『人間味風』
キタローさんと東京03!!!
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第21回 東京03 単独公演『人間味風』
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面白かった。
予習で観た19回公演の『自己泥酔』と同じく、タイトルに反省すべき思い当たるフシがあって、幕が上がるまではちょっとしたウツ状態でした。
だって、「人間味・風」ですよ。
「人間味」なんて、ちょっと強く言えないヤツとか、失敗したヤツとかに、「人間味あるから」って、慰め的にその人の優しさとか温かさを気遣う言葉かと思うのに、それに「風」ですよ。
人間的な優しさや温かさすらフリでしかない、それはもう井の中の蛙というか、周りの見えてない鈍感なヤツというか、ウソの好意なわけです。
で、始まったら、まーとんでもなく面白い。
まずはきっちり設定を作って、角田さんが泳いで泳いで、自分はこんなに器の大きなヤツなんですって演じて、で、飯塚さんが「お前って「風」だよな」って角田さんの自信をへし折る、みたいな基本構成。
角田さんの取り繕いをお客さんが大爆笑する。
これに豊本さんがバリエーションを豊かにして、もうホント、全てのコントどれも見劣りすることなく、東京03ワールド全開、笑いっぱなしでした。
幕間の映像もどれも傑作で、休む暇なく楽しめました。
バナナマンのときもそうだったのですが、ラストのネタは、感動系の長尺ネタに、きっちり笑いを詰め込んでくるもので、これが東京のコントライブの王道なのかなと思いました。
面白そう→笑う、より、泣ける→笑う、の方が、感情の揺れが大きいから、ラスネタとしていいんでしょうね。
とにかく3人が楽しそうで、そこがかっこよくて、羨ましくて、泣けるほど笑いました。
追加公演あるみたいなので、それもまた観にいきたいなぁ。