我が家流⭐︎緩和ケア#39「甥っ子のプレッシャー」
2011年7月
末期がんで余命3カ月と宣告されたお舅さんを自宅で看取りました。
当時のBlog記事をシリーズで転載します。
どなたかの参考になれば幸いです。
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2011年7月6日
中3の甥っ子は、K中学校バスケ部のキャプテン。
じいちゃん(お義父さん)は、甥っ子が大好きでバスケの試合の応援も病気になるまでは毎回行っていた。
思えば3人息子の誰も『体育会系』じゃないのだ。
家で『体育会系』といえば、お義父さんと甥っ子と私だけ。
(ちなみに、お義父さんは我が母校でもある高校の野球部でショートやセカンドを守っていたのだ)
だから、甥っ子がスポーツ頑張っているのが嬉しいようだ。
先週の『天国と地獄の1週間』の間にも、今月中旬に始まる中体連の試合の組合せの心配をしていたぐらい。
甥っ子にとっては中学最後の大会。万年“3位”を返上したいという気持ちも強かったのだろう。
(わかる。アタシも中学のとき、万年“3位”、しかも3位決定戦なしの3位だったから)
お義父さんが生死をさ迷っているとき、私たちに「Y(甥っ子)優勝するわな!!」とけしかけられ、思わず…
「じいちゃん!絶対優勝するから!!」
…と泣きながら宣言してしまった甥っ子。
もらい泣きする家族一同。
復活後、じいちゃんに「ホンマかいな」と言われ、甥っ子のプレッシャーや如何に(笑)
頑張れ甥っ子!!
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